2005-01-01から1年間の記事一覧

原稿を送ったと思っていたら、書いてなかったのでしたあ。チクショー

昨夜、山本善行と電話で話す。阪急百科店でのイベントについて、京都新聞から原稿頼まれた由。イベントでは持ち込んだ本の半分が売れたという。半分はすごいよ。 今朝、早起きして原稿を書く、つもりが、早起きするも、朝飯食べたら眠くなり寝る。ひどいね。…

いま何時? そうねだいたいね

名古屋から帰る。夕方、新幹線が混んで、すぐに指定は取れず、1時間ほど松坂屋の書店で待機。小林信彦『東京少年』を買う。これを帰りの車内で読もう。行きは黒川創『明るい夜』を読む。京都が舞台。フリーターの女性。築68年の古アパートに住む。彼女、…

『血と薔薇』創刊号、難ありだが1050円

明大アカデミー4日目。日月堂の佐藤さんがゲスト。その前、学習院に引き続き受講してくださったYさん、それにもと同僚というNさんと話す。Yさんが高校の教師であること、初めて知る。Yさんがいるから、同じ話を二度できないんだよ、とぼやきながら、じ…

ただいま風呂上がり

#追加 今年の紅白の司会、みのもんただって。ええっ。NHK視聴率取りのためついにみの軍門に下る。浅智恵じゃのう。紅白は視聴率は20%でいい。白ける応援合戦は廃止せよ。一回、司会は堺正章と井上順でやってくれ。頼む。NHKと民放が2局ぐらいしか…

こ、声が出ない!

日誌、途中2日とんだのは、パソコンが不調になったせい。よくわからないが、インターネットに接続できなくなった。とりあえず、コードを真直ぐ伸したり、マックの上の埃を拭いたり、再起動してみたり、お祈りをしたりしたがダメ。それでぼくはもうお手上げ…

司馬漬けの日々

急に寒くなる。インフルエンザの流行、うがいと手洗いの励行だって。いい子にしてないとダメなんだ。 午後、神保町。巌南堂の西塚定人さんに司馬さんの古書価についてインタビュー。西塚さんは元横浜マリノスのJリーガーで、現在、中村俊輔(って、これでい…

『東京タワー』400ページ目で落涙

悪い夢で明け方目覚める。蒲団を蹴飛ばして、下半身が冷えきっていた。5時。そのまま眠れず、リリー・フランキー『東京タワー』を読みはじめる。自伝的作品で、著者に関して知らないことばかりだった。ときどき挟み込まれた箴言的文章が身に沁みる。母親の…

石坂洋次郎がこんな美しい本を

明大アカデミー3回目。ゲストは田村治芳さん。さすがタムラさん、話が巧い。ぼくも勉強になった。 終って即売会覗く。その前、ひと箱古本市で知り合った金子さんに声をかけられる。彼女は明大アカデミーを受講してくれているのだ。今度、ゆっくり御茶を飲み…

砂だけがあればよかつた

あれこれ思い倦ねるうちに日付けが変わった。すべてこともなし。ただ漂えるがごとし、だ。 もう昨日になるのか、散歩で立寄った一ツ橋「ブ」で、水野英子『ファイア−!』の1、2を見つける。懐かしいなあ。日本初のロックミュージカル漫画ともいうべきで、…

えらいこっちゃ、吉朝死んだ

昼、神保町で時事通信文化部のOさんから取材を受ける。古本のいま、の話。1時間以上喋ると声が出なくなる。何度か聞き直される場面があったのは、舌がもつれたのだと思う。三茶店頭で、高野喜久雄『闇を闇として』思潮社の現代日本詩集18。真鍋博装幀。…

上々堂に補充しました

午前中、週刊ダイヤモンド、文庫コラムを書く。午後、上々堂へ補充に。帰宅するとサンデー毎日から留守電。原稿締めきり、すっかり忘れていた。あわてて、関川夏央『白樺たちの大正』の書評を書く。1時間くらいで書く。週刊読書人から、対談の依頼。お相手…

静ちゃん、煙突のてっぺんでラジオ体操第一!

現在、池谷『東京古書店グラフィティ』伊佐夫さんが編集長を務める、地域雑誌「かんだ」から原稿依頼されたのがずいぶん前で、気がついたら締切を過ぎていたことを知る。本日、午前中に400字約7枚を書く。東京のおかみさんと大阪のおばちゃんの比較。ど…

牧野信一『西部劇通信』

午後から雨。あと終日、降る。夕方、家族でスーパーへ買物に出た以外は家にいる。 昨夜、文鳥舎で鬼涙村の朗読を聞く。正直言って、途中、何度か疲れのため眠ってしまった。切れ切れに牧野の言葉が入ってくる。今日、牧野の作品を数編再読する。池内紀さんが…

文鳥舎さんに行きました

明大アカデミー2回目。ゲストは野村「ミス古書」宏平さん。最初、京都知恩寺で買った古本を紹介し、あと二人で喋る。終って、筑摩の青木さんを交え、野村さんとリバティータワーの学食で昼食。二人と別れ、古書会館へ向うが、どっと疲れが出て、本がまった…

日大に古本屋研究会あり

TBSの朝。朝食会終って、ハイヤーで江古田「日大芸術学部」を目指す。本日、学園祭。同大学の古本屋研究会が古本市を開く。顧問的役割の小柳先生に誘われて、訪ねることに。会のメンバーに挨拶。三カ月に一回程度、あちこちの古本屋巡りをしているそうだ…

昨日はつまらないことを書いてしまった。甘えているのである。今年末の松屋銀座店での古書市に、ポランさんから参加を誘われ、深く考えずに「やります」と言ったが、趣意書を見ると、けっこう手続き等が大変で、いちばん忙しい時期ということもあり、断わり…

なのにあなたは「ささま」で買うの

月は代わって11月1日、夜9時帰宅。これからたぶん朝まで、ごちゃごちゃとあるので手短に。 10月30日夜、支度をして家を出る。荻窪で丸の内線に乗り換えるので、ついでに「ささま」へ寄る。均一に永井龍男が大量に出ている。あれこれほかも含め7冊ほ…

けっきょくミコのカロリーブックかよ

明大アカデミー「古本講座」初日。参加者は32名になっていた。しかし3分の2は、ぼくより年上の方。少しそのこと意識しつつ、しかしやっぱり「ミコのカロリーブック」。もうネタになっとるな。終って、筑摩の青木さんと昼飯がてら打ち合わせ。隣りの、ま…

おに吉 3 できました!

前夜から今日の午前中にかけて、大人のウォ−カーの書評、教養セミナーの古本コラムを書く。前者には、庄野潤三『ガンビア滞在記』みすず書房、高橋徹(高は正字)『月の輪書林それから』晶文社、『ふらんす 80年の回想』白水社を取り上げる。これぐらい好き…

怖い夢で目覚めた朝は

朝5時半という早い時間に目覚める。ひとつは、木曜日は隔週でTBS出演の日だから、その体内時計が働いたのと、怖い夢を見たからだ。妻と古本屋に入っている。別々の棚を見てる。背中越しに、妻が、「じゃあこれと、これと、あとこれも」と、次々と豪勢に…

阪神、わやですがな

豪雨があったと思ったら、いきなり後ろの崖が崩れて、家が土砂で埋まってしまったような感じだ。 なにが? って、阪神ですがな、阪神。今日、アクセスで畠中さんと阪神話をあれこれして、「まあ、今日は一勝」と軽く言ったら、畠中さん、「そうですか? なん…

中河与一『ゴルフ』はうつくしい

月2回の社説をまとめる大仕事を終える。ぐったり。救急車の出動が急増、そのなかには、タクシー代わりに利用する人までいる、とか、西ナイル熱は鳥、蚊、人間と感染するので、全国の公園でカラスの死体を数えているなどという話題をかいつまんで紹介する。…

夜になったけど

もうすでに、古本ブログ村の林、ナンダロウ、向井諸氏が紹介ずみですが、ライバルの私が紹介しないと、邪魔しているようなので、紹介しておきます。山本赤貧善行による、阪急百貨店古本デビューです。彼がいい本をしこたま抱え込んでいることは、もう御承知…

夜は嫌いではない。

阪神、もうあかん。あかんでしょ。甲子園へ戻って3連勝、いやいやそんな気配はない。ロッテの勢いは止まりそうにない。あとは、プレッシャーがかかって、歯車が狂うのを期待するしかない。しかし、ぼくは、リーグ優勝した時点で、もうええやろ、と思ってい…

2日で38冊買ってしまった

22日夜、BSで「寅次郎相合い傘」を見る。いわゆるリリーもの(マドンナ・浅丘ルリ子)の第2弾。このシリーズの最高傑作と言われている。さすがに脚本も出演者もが画面も弛緩のない、素晴らしい出来。鉄火と純情をないまぜにした浅丘ルリ子が素晴らしい…

100円の本を買うだけのリアリティ

TBSおえて、ハイヤーで吉祥寺へ。「森本毅郎スタンバイ」は、来週、ドイツからの放送。森本さん、遠藤さん、スタッフはドイツへ明日から、順に向うという。もちろんぼくには関係ない。行きたいけどドイツ。 今日は、家のローンの三年目の契約切り替え、妻…

澁澤龍彦さんのそっくりさん

朝、早起きして、一本原稿を書く。家を出て中央線に乗り、国分寺まで来たところで電車がストップ。またもや人身事故による。これから向う明大リバティアカデミー事務所に遅れると電話。15分遅れくらいで到着。今月29日から始まる5回の古本講座で、初日…

ハックはツリーハウスに住んでなかった

遅く起きた朝、雨が降っている。エンジンを暖めながら仕事再開。まずは中央公論。『ツリーハウスをつくる』を、西荻「ナワ プラサード」にからめて紹介する。木の上の家、ツリーハウス。そういえば、トム・ソーヤーの冒険のハックが木の上の家に住んでいたな…

バー&本棚「図書館」で飲む

今夜、新幹線で京都から戻る。16日は、中日栄センターで、名古屋「古本極楽道場」第一回。受付に、向井くんの日誌にも出てきたAさんがいて、声をかける。同講座は月1回で全6回の長丁場。9人が参加して、そのうち6人が女性。みなさん、ぼくの本を読ん…

ひょっとして退屈男さん?

朝、学習院の生涯学習センターの講座。ひとり、70代の女性がいて、同センターのヘビーユーザーらしいのだが、とくに古本が好きというのでもないらしい。大変なの、とっちゃったわねえと思われないよう、この女性を意識しながら喋る。うんうん、とうなずい…