2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴールデン街周遊

くもり。午前、神保町「ぶらじる」で北條くんと会う。拙著2冊にサイン。北條くん編集のフリペでプレゼント用にするらしい。ありがたい。 サンデー毎日で仕事。多忙のなか、コラム一本、しかも2日後の締切、を引き受けてしまう。われながらちょっと頭がおか…

銀座「ルパン」で太宰のポーズ

昨日言い忘れたが、「ちくま」第一回は日月堂さんです。日月堂さんは、前にも一度書いたのが文庫に入っているが、ぼくのなかでは、この「女性古書店主列伝」の企画の出発、その精神のコアは日月堂さんにある。編集者の青木さんは、前にも一度書いているので…

清水靖晃「北京の秋」は名盤ですよ

27日(日)4時、ルネ小平で佐渡裕&シエナ・ウインド・オーケストラ公演を家族で聞きにいく。大ホールで席は後ろのほうだったが、舞台は近く、前の客の頭も気にならない。音の響きもよく、これはいいホールだな。シエナ・ウインドは吹奏楽のオーケストラ…

「長いお別れ」

連絡ないといっていた、某テレビ局の制作会社から電話あり。とにかく夕方会って話をすることに。いきなり「買った本は全部読まれるんですか」ときた。そうか、そこから話さないとダメなのか、こりゃたいへんだ。1時間ほど独演会。終わるとふらふらになる。…

無題

終日しごと。ところが、どうも頭に血が回らず、エンストを起こしたまま、もたもたしている感じ。娘の漢字テストは5時30分から始める。96問中87問を正解し(といっても、かなり甘い採点だが)、まあよしとして、家族で焼肉へ行く。某テレビの制作会社…

ビートルズと吉田健一の一日

朝、TBS。服部文祥『サバイバル登山家』みすず書房、を取り上げる。じつは、服部さんの奥さんを知っているのだ。もっと言えば、服部さんの奥さんのお母さんを知っていて、荒川教室で知り合った。その娘さん、つまり服部文祥夫人にインタビューしたことが…

かぐや姫VS拓郎

22日、午前から午後にかけて、インビテーション書評(三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』ポプラ社)、日経の連載で『サラリマン物語』について書く。5時に上野。このブログにコメントをもらった読者、Tさんたちのグループと飲む。南こうせつのコン…

夏の終りの夕暮れに消えそうな空に

部屋にひきこもって、うんうんうなり、そのくせちっとも仕事のはかどらない岡崎でございます。悪戦苦闘のすえ、なんとか「中公文庫ものがたり」を送稿し、まだしばらく続く仕事を前に、ただ呆然とする。 そんななか、「サンデー毎日」グラビアの仕事をうかう…

夕風に秋の気配あり

昨夕、原稿を投げだし、高円寺「コクテイル」の久住兄弟ライブのイベントへ。日中の陽は真夏なみだが、日が落ちはじめると、吹く風に秋の気配あり。虫の音も。 三鷹で途中下車。「上々堂」の売り上げ金をもらいに。ところが、この土日、三鷹の南口商店街で阿…

人生は「朱夏」、心は深い井戸

そこが抜けたような晴天。ガラスの破片のような日光が降り注ぐ。 暦の上では季節は「秋」だが、人生は「朱夏」。深い井戸を覗き込むような日々が続いている。 一昨日買ったカル・ジェイダーとスタン・ゲッツの組んだCDを連日聞いている。ゲッツの軽やかな…

「狐」死す

昼飯を食べるため国立へ。「ブ」「いとう」をひやかして、あれこれ買い込み、国立駅前西友で買物をしていたら、携帯電話に珍しく着信。出ると、電波不良でよく聞こえない。誰が喋ってるのかもわからない。中野翠さんがどうとか、言っている。さっき「ブ」で…

買った本

ひさしぶりに買った古本のことを書いておこう。このところ、さぼりがちだったから。 コミガレ 金田理恵『ぜんまい屋の葉書』、永井龍男『けむりよ煙』、荒俣宏『福助さん』が、三冊500円。100円文庫から堀田善衛『美しきもの見し人は』。 ブカキン 吉…

京都、続報

京都最終日。ほんとうは青春18をつかって福井へ行くつもりだったが、とてもとてもそんな気力はなく、断念。夜7時45分の新幹線の席(グリーン車、しつこいけど)を取ってあったので一日時間がある。まずは下鴨へ。山本がちゃんともう来ていて、あちこち…

京都でのあれこれ

この数日のこと、備忘録として書き留めておく。 10日早朝、京都ゆきの支度をして、TBSへ。ところが大渋滞で、とうとう局へ着けず、途中、高速を降り、公衆電話から電話で放送する。台本もなく、100円玉は途中で切れ、さんざんだったが、こういうスリ…

帰って来ました

夜11時過ぎ、京都から帰ってきました。あんまりいろいろありすぎて、とても書けません。9月のどこか発売の「週刊新潮」モノクログラビアに4回連続で登場します。下鴨古本市、アスタルテ書房、ディラン・セカンド、大銀となる予定。古本屋のことは「彷書…

秋立ちて生れた台風が

TBS用にセレクトした本、却下となり、あわてて小松左京『SF魂』に変更し、昨晩おそくまでかかって原稿を送る。むずかしいもんだな。 台風が関東を通過。朝、起きたら、もう娘はキャンプへ旅立っていた。 角田光代『夜をゆく飛行機』中央公論新社、書評…

つまようじの先の緑色は

雨、降りました。一日仕事でうちにいた。しかしちっともはかどらず、集中すれば3時間ぐらいで終わる仕事に一日かかった。なんでやろなあ。 明日から、娘が3泊4日のテントかついだ合宿にでかける。親はいっさいかかわらず、子どもの自立をうながす企画で、…

グリーン車で京都へ

あかん、暑い! 昼間、娘がキャンプの打ち合わせで某公民館へ行くのを妻と車で送っていったのだが、車を降りたら、背中に、お日ぃさんがカーーッ!(枝雀)。痛いがな、イタいがな。何ぃすんねん。 また娘を迎えに行かねばならぬので、そのあいだ、東村山「…

青春18きっぷで松本へ

昨夜、思いつき、今日、松本まで行ってきた。青春18きっぷを使って一人で。これは『鉄子の旅5』を読んだ影響なり。急に電車に乗ってどこかへ行きたくなったのだ。 早朝、6時35分八王子発、松本行き各駅停車に乗る。途中、人身事故があり、少し遅れたが…

いよいよ「つま恋」、それもいい席

このブログにコメントいただいた、た○ま○さんから「拓郎&かぐや姫つま恋」の詳細な交通手段のシュミレーション資料が送られてくる。ぼくにはとてもできないこと。すぐ電話してお礼を言う。聞くと、何度か某所でぼくとは接触があったようだ。東京出発組のた○…

阪神勝利を東京ドームで!

昨夜、東京ドームにいた。巨人・阪神戦。一昨日、晶文社で阪神ファンの高橋さんから、この日のチケットが一枚余ってるんですけど、岡崎さん、どうですか、と言われ、二つ返事で「行く!」と答えた。じつは球場で野球を観るのは、小学生以来のことだ。このブ…

ああ、吉村昭さん逝去と晶文社探訪

夏本番、蝉がジーコジーコと啼いております。 吉村昭さんが逝去された。吉村さん宅にはかつて取材でうかがったことがある。『夜明けの雷鳴』の著者インタビュー。すると文庫化の際、解説にぼくを指名してくださった。だから文春文庫『夜明けの雷鳴』の解説は…

野呂邦暢の「野呂」とは?

えっ、もう8月。夏休みの小学生なら、まだまだと宿題を先延ばしするところだろうが、じつはずっと先延ばししている仕事があり、あまりに先延ばししすぎて糸が切れたような気分。なんとかまた糸をつないで走り出さねばならない。 「サンデー毎日」コラムに山…