2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

諫早へ

昨日朝、『井上ひさし全選評』書評を「赤旗」に送付。早く仕事が片付いたので、早く出る。神保町経由、竹橋。即売会で円生「中村仲蔵」、長岡輝子が読む宮澤賢治とカセットテープ3本を買う。アイ・パッド発売というときに、カセットテープを買うアナクロが…

5000人のへそ曲がり

「デ」で、サイモン&ガーファンクルの1967年にリンカーン・センターでのライブ盤を買う。写真を見ると、舞台の後ろにまで客席を作っている。ギター1本だけで、「早く家へ帰りたい」「冬の散歩道」「サウンド・オブ・サイレンス」など初期の名曲を歌っ…

ふちがみとふなと よかったなあ

昨日は夕方、早稲田大学正門前の古本市に、初めて行く。思ったより本の量が多く、ビッグボックスより硬めの本が多い印象。砂川幸雄『建築家 吉田五十八』、『大阪の近代建徳と企業文化』、『戦後代表詩選』思潮社、吉田精一『随筆入門』、『斎藤茂吉随筆集』…

上林暁と「ささま」書店

明け方、電話の子機がピーピー鳴り響き目が覚め、しばらく眠れず。あとで聞いたら、夜中停電があって、それが回復したとき、それを知らせるために鳴ったようだ。便利なような迷惑なような。 昨日は雨のなか、杉並区立郷土博物館へ。ここで上林暁展をやってい…

土日画廊からコクテイル

昨日は、時事通信から書評依頼があったが、すでに他所に書くことが決っていた本で、ざんねんながら断る。仕事は一つでも入るとうれしいのだが、うまくいかないものだ。 午後、外出。高円寺「中央」展を攻めて、文庫含め5冊ほど買う。いちばんの買い物は、よ…

古本屋さんたちとの夜

昨日、家内に頼まれ、吉祥寺の銀行へ住宅ローン払い込む。機械の操作がわらかず、近くに立っていた案内の女性に訊ねたら、なぜかひどく動揺したようで、窓口へなどと言い出す。いや、機械でできるはず、と言って、ようやく操作を(入金を探していたら、お預…

読書メモ

うかつであった。喬太郎に「擬宝珠」という噺があり、てっきり喬太郎自作の新作だと思っていたら、ちゃんと古典落語にあるのだ。都筑道夫『哀愁新宿円舞曲』所収の落語家を主人公とした「小説・大喜利」に「大きな質屋の若旦那が、橋の欄干や寺の屋根の擬宝…

いちばん遠い場所

昨晩、酔っぱらってしまい(一人での部屋飲みは、ピッチが早く飲み過ぎるのでいかん)、今朝、TBSの放送原稿を送る。阿部了・阿部直美『おべんとうの時間』木楽舎。木村衣有子さんのブログで知ったのだが、これはほんとうにいい本だった。「おべんとうの…

「読書人」対談

「週刊読書人」(5月14日)巻頭が島田裕巳・香山リカ対談で『1Q84』を読み解いている。さすがだな、と思わせる発言がいくつかあったので紹介しておく。 まず、「3」はそもそも、当初から予定されていたのか。「2」までで、読者が「分からない」と言…

細い三日月に寄り添って金星

昨夜は早く寝たので、早起きして仕事。「ビッグイシュー」は、クレジオ『海を見たことがなかった少年』、「あった、あった。」は昭和29年「少女サロン」正月号ふろく「室内ゆうぎブック」について書く。 「図書」ゲラに赤字を入れてポストに投函。そのまま…

「みちくさ市」終了

「みちくさ市」第6回、無事終了。天気がよかったので何より。千駄木での「一箱」とは、微妙に客層が違う。そのあたりもおもしろい。午後、低調になって、これはだいぶ売り上げ悪いぞ、と思いましたが、3万数千円売りました。まずまず、というところ。事前…

佐藤慶朗読「夢十夜」、映画「ミレニアム」

黒岩比佐子さんの新刊『古書の森 逍遥』は工作舎から六月に出ます。 http://www.kousakusha.co.jp/NEWS/weekly20100511.html ぼくは、神田や五反田での即売会で、しばしば黒岩さんがスタイルのいいパンツ姿で、古い雑誌を抱えている姿を見かけました。ぼくも…

思いがけず芸能人

こんどの日曜日、おなじみ「みちくさ市」です。なんとか天気ももちそうなので、ぜひ遊びにきてください。 http://kmstreet.exblog.jp/ 昨日は、午前中仕事をして、お昼を国立で、「赤旗」のHさんと。西友の下のイタリアン。いつも自転車駐輪場から、この横…

無題

京都市内(荒神口)に、女性によるブック&ギャラリーが開店する、と聞きました。6月11日オープン。 京都へ帰ったとき、時間があったら寄ってみようと思います。 http://www.hedgehog-books.com/notebook同じく六月オープン予定の古本屋が東京・日暮里「…

京都でも「一箱古本市」

6月に、京都でも「一箱古本市」があります。なんと、叡電を使って、左京区のイベントと併せ盛り上げようというもの。これに参加することにしました。 「sumus」のメンバーが、東京からも、ナンダロウくん、魚雷くん、岡崎と駆けつけます。以下は、魚雷くん…

パッとさいでりあ

いま、ようやく「あった、あった。」今週分を入稿。小峰元『アルキメデスは手を汚さない』を取り上げた。73年刊が翌年には文庫に。山口果林が女教師で主演してドラマにもなった。生徒役で沖雅也が出ていた気がしたが、調べたら、高岡健二、中島久之、青木…

まいりました

いやあ、まいりました。野呂邦暢随筆選『夕暮の緑の光』を読んでくれた、知り合いの編集者から指摘を受けて、カーッと顔が赤くなりました。 野呂が早稲田の古本屋街のことを、町名で「戸塚」と書いているのを、「戸山」の間違いではないか、と知ったかぶりで…

仕事一途

昨日今日と、よく仕事をしました。というより、連休、遊びすぎなんだけどね。 頭がいま空っぽで、何をやったかよくわからんのだが、昨日は「サン毎」インタビュー原稿をまとめ、「TBS放送原稿」を送稿し、今朝、TBSを終え、帰宅して今日は仮眠をせず、…

一箱古本市補遺

そうそう「一箱」では、漫画家のわかつきめぐみさんが見えられて、『言の葉遊学・ご近所の博物誌』(白泉社文庫)を手渡された。なぜかというと、この解説が蟲文庫・田中美穂さんで、蟲文庫の存在を知ったのが拙著『女子の古本屋』だったというんです。田中…

一箱古本市だ!

変な時間に目覚め、それからしばらく眠れず、また二度寝。起きたら10時。こんなこと、このごろ続くのは、歳のせいか。頭が中央部からてっぺんにハゲになる夢もたびたび。これは「老い」の恐れならん。 昨日は千駄木ストリート「第10回 一箱古本市」へ家族で…

明日は一箱古本市

5月か。阪神、調子いいなあ、おかげでテレビに釘付けだ。 明日は千駄木ストリートの「一箱古本市」。古書ほうろう前に出ております。 受贈書、土橋とし子さんの可愛い絵本ほか、いろいろあるのだが、ちょっと紹介しきれていません。 週刊ブックレビューから…