2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

吉祥寺の夜

珍しくアマゾンでCD一枚。武満徹ギター作品集を弾いている福田進一の吉松隆ギター作品集「優しき玩具」。夏の午前中とか、聴くといいですよ。DENONの「CREST1000 」というシリーズで、1000円+税。 昨日は、栞会。ただの飲み会ですが。その前に寄った…

セミも夏だと鳴き出した

ギャツビーで顔と腕を拭いて、あー涼し。夜気が顔と腕をはいまわっている。 猫額洞さんは、ほんとうによく、本を読んでいる。古本屋さんでは珍しいのではないか。近日の日誌では安部公房『第四間氷期』を、ていねいに解説している。『箱男』を「ビッグイシュ…

うーん、ギャツビー

先日の「みちくさ市」で、それでなくても爽やかな晩鮭亭さんが、携帯のウェットティッシュを取り出して、気持ちよさそうに顔は首を拭いていたので、糸織ちゃんと一緒に一枚ずつもらった。これがギャツビィのアイスタイプというフェイシャルペーパーで、いわ…

夏はボサノヴァ

先日、夜、塾の帰りの娘を車で迎えに行った帰り、「ちょっと涼しいところ行くか?」と娘に聞くと、「うん、行く」と即答。ちゃんとブックオフだとわかってんだな。文庫2冊と、3枚組の企画ものCD「ボサノヴァ」を買う。アストラット・ジルベルト、スタン…

水分の話

武藤さんが、「みちくさ市」前日の受け入れ準備のことを書いている。ほんと、ご苦労かけています。これを読むと、当日、暑いの、売れないのなど言えた義理かと反省しました。あれだけ水分を摂ったのに、出すものを出さなかったというのは、その通りで、ぼく…

みちくさ市終わる

昨日酷暑の「みちくさ市」を支えてくださったスタッフのみなさん、さんきゅうです。 いやあ、暑かったねえ。2時始まり、ということで、「高円寺」で下車して即売会を覗き、ちょっと仕入れ。新書、文庫がけっこう100円200円で出てた。手もとに売らずに…

新作「古本おみくじ」

明日は「みちくさ市」。新作の「古本おみくじ」(新趣向あり/写真参照)も作りました。こんなことしていていいだろうか。 夏は夕方5時半ぐらいから始めてもいいんじゃいかね。夜店、というのもいい。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2010年7月24日(土)14:00頃…

本の荷物は、もう二度と、電車の網棚には置かないぞ、と言い聞かせておく。

また、やってしまった

年に一度、多いときは二度ぐらいはやるのだが、今日も網棚に買った古本をのせて、そのまま降りてしまった。しばらくして気がついて、あちこち連絡をとってみたが、出てこない。あきらめた。「ささま」店内で買った、井坂洋子『永瀬清子』を、一心同体となっ…

古本屋のある町へ

古ツアさんが病み上がりをおして、栃木の黒磯まで行っている。爆弾三勇士を思い出しますね。教科書に載せたいぐらい。「白線文庫」という民家で始めたいまふうの古本屋を紹介しているんですが、よくぞ見つけたなあと思える物件。グーグルマップでは引っかか…

NEGIシアターの夜

昨日はNEGI邸恒例のビデオを見る会。吉祥寺「無印」バーゲンで白シャツ一枚。「ブ」で2冊。300円のクーポン券をくれた。 最寄りのD駅で待ち合わせ、今回は人数がいつもより少ない。途中、スーパーでビール買う。 この日は、ぼくが所持している「遠…

「書肆紅屋の本」出ました

読書ブログ「書肆紅屋」は出版界の動向をいち早くキャッチし、簡潔に報告することで知られている。 http://d.hatena.ne.jp/beniya/ また、一箱古本市始め、各種イベントに参加し、またトークイベントに出没し、その中身をていねいに記録、報告している。そん…

もんもんもこもこの夏なんです

かーっとお陽さん、もくもくと白い雲。梅雨明けを思わす一日。もんもんもこもこの夏なんです。 神保町経由、サンデー毎日。和洋会では、ごそごぞと、ちょっとだけ買う。「川柳大大阪」がバラで3冊、200円パー。これは「月の輪」。純一の絵はなし。山田み…

鎌倉へ

ジュンク堂京都BAL店で、黒岩比佐子さん『古書の森逍遥』発刊にちなむフェアが7/17(土)から開かれます。 5Fエスカレータ上がってすぐのフェアコーナーに黒岩さん著書、選書した本、sumusの6人の選書と著書が並ぶ。 下鴨神社の古本市にあわせたフェアとして…

雑感

ここ数日、ユーミンのCDをとっかえひっかえ聴いていて、これは先日、松本隆の番組をNHK(再放送)で見て、ユーミンが出てて、彼女が松本と組んで呉田軽穂の名で松田聖子にいくつも曲を提供している、そんなことで、赤いスイートピーほかの曲が流れたか…

森崎書店の日々

昨日、五反田イマジカで日向朝子監督「森崎書店の日々」初号試写を見る。電車のなかでは石原慎太郎『わが人生の時の日々』を読み継ぐ。やっぱりおもしろいわ。小林秀雄、永井龍男、吉川英治など親の世代の文学者と交われたのは、石原が若くデビューしたおか…

活字と自活

昨日、高円寺を経て西荻ブックマークへ。高円寺即売会では、なんだか安い本ばかりごちゃごちゃ買いました。石原慎太郎『わが人生の時の人々』文春文庫は、そんな本が出ていたとは気づかず、買った。文壇、政界、芸能界の交遊、回想記なのだが、こういうのは…

今日は涼しい。選挙をすませ「週刊ブックレビュー」再放送で、堀江敏幸さんが『夕暮れの緑の光』を紹介してくださるのを拝聴する。最初を飛ばしてみたので、一緒に出たほかの二名が誰かわからなかったが、長髪のひげ面は曽我部恵一。えっ、こんな顔だっけ。…

鬼子母神入口に高田書店

昨日は夕方、高円寺。7時に改札で岩波のSさんと待ち合わせ。それまで、都丸均一を見て川本三郎・春日昌昭『オリンピックのころの東京』(岩波フォト絵本)300円ほか、いい本が何冊も買える。いま、いちばんの均一棚かもしれない。 それでもまだ時間があ…

魚雷、発射!

あれれ、もうあさって11日になりました。『活字と自活』発売記念で、魚雷くんと向井くんのトークが西荻ブックマークであります。予約と詳細はこちら。 http://nishiogi-bookmark.org/ 魚雷くんは、ブログもときどき更新しているが、愛読している。町の新し…

梅雨のあいまに晴れだった

梅雨の合間の晴れ。昼、「赤旗」の取材を受けるため、東京堂前で待っていると畠中さんが現れ、手渡したいものがあると言う。大阪・中崎町の古本屋「青空書房」主人、さかもとけんいちさんが書いた文集『浪華の古本屋 ぎっこんばったん』SICで、これはうれ…

蒸すねえ

「サンデー毎日」書評、さいとう・たかを『俺の後ろに立つな』新潮社をなんとか書く。 ミーツより『千葉の本』が送られてきました。「もう二度と、『千葉って何もない』とは言わせません。」と表紙にコピーが掲げてある。あいかわらず、手広く、細かく取材し…

ユースホステルの思い出

毎日「あった、あった。」で、1977年版『ユースホステル ハンドブック』を取り上げて、高2の夏休み、友人2人と中部のユースを泊まり歩いたことを憶い出す。帰宅したら、父親が死んでいたので、印象深いのだ。といって、どこに泊まったか、ハンドブック…

善行堂がついに電脳化

あの「古書善行堂」が、とうとうネットショップを開設しました。ぼくもそうですが、善行もまったくのパソコン音痴でしたが、アクセスすると、すっきりといい感じ。よく、ここまでやりとげたなあ、と初期の悪戦苦闘を考えると、感慨深いものがあります。みな…

古本屋開業講座

3日、五反田。即売会ではなく、古書会館で南部主催による「古本屋開業講座」が開かれたのだ。50名定員のところ、ほぼ満杯だった。遠く東北、静岡、おおさかからも来ていた。半分が40以下のわりあい若い層。ご夫婦か、カップルも5、6組はいた。 うさぎ…

あのときかもしれない

昨日はTBSラジオのあと、ギンレイで映画を一本観て、高田馬場「王将」でギョーザを食べ、ビッグボックスを覗く。長田弘『あのときかもしれない』文科出版局・昭和五十六年は『深呼吸の必要』の前身ともいうべき絵本詩集。300円。乾くるみ『蒼林堂古書…