2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

さっき、京都から福井経由で帰ってきた。きのう、7月にブックス広島の財津くんがオープンさせる「古本交叉点」という、古本屋が棚借りして雑居する形態の古本屋のため、ぼくも9箱ほど出品することになった。これを機に東京の事務所をたたむ、という財津く…

7月15日「みちくさ市」に出店します。よろしくお願いします。おお、「とみきち」さんとご一緒か。初めてかもしれない。楽しみです。 前を向いて歩いていこう。5. 旧「花結び」向かい駐車場 3ブース【出店者】 ◎とみきち屋 ◎岡崎武志堂 ◎BOOKSHOP LOVER 三…

雨。齋藤愼爾『周五郎伝』、丸二日かけて、ようやく読了。いやあ、手強い分厚さだった。平行して「サン毎」10冊の本読みと、ヨムヨムの日々。読むだけじゃなくて、書かなくてはならぬ。 幻戯書房から奥泉光『メフィストフェレスの定理』と、平田俊子書き下ろ…

今朝、「朝日」の「甲乙閑話」というコラムに「中公文庫」ネタ登場。ほほうと読んでいくと、自分の名前が出てきて、署名が「野波健祐」さん。そうか、コクテイルで取材を受けたのが、ここで、こうなったか。拾われたの会話は一つだが、文庫の話をするのは楽…

午後、三鷹「上々堂」へ、紙とトート、袋2つ分、補充してきました。お近くの方、どうぞ覗いてみてください。 その足で、音羽館へ溜まった本を売却に。広瀬くん、いた。こないだのニッポン放送に出演した、ぼくの回、偶然聞いてくれていたらしい。「ああいう…

午後、石神井へ。庄野潤三文学さんぽ。くねくねと「ザホンの花」の世界へ。ぐうぜん、真鍋呉夫の家を見つける。ふつうのコースなら、見つけられなかった。まだ文学の勘は鈍っていない。庄野邸跡をつきとめ、写真をパチリ。このあと、立派な施設、ふるさと館…

再校ゲラと格闘。庄野潤三論の準備。いろいろと忙しい。 以下の本が出ました。ぼくも一文、書かせてもらっています。目玉は大森望・豊崎由美の「メッタ斬り!」対談。 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をどう読むか 河出書房新社編集部…

雨のなか、午前、五反田へ。ひさしぶりに気を入れて買う。雨も降っていたので、送りにしてもらう。神保町コミガレでも6冊。五反田で買ったのは送りにしてよかった。「サンデー」で本選び。終わって一階上の文化部を訪ね、魚雷くんを誘い出し「パレ・アリス…

さきほど、筑摩書房から連絡あり。『昭和三十年代の匂い』の増刷が決まった。発売から一カ月ちょっと、それでも、まあよくがんばった。担当のKくん始め、関係各位にお礼申し上げます。 連日、「サンデー」の読書と原稿で格闘。本漬けの日々なり。「いちおし…

アマゾンで注文した矢野顕子「OUI OUI」届く。「京都慕情」は「Kyoto」というタイトルで収録。 昨日、午後外出。夕方、武蔵境「武蔵野プレイス」の取材があるので、ついでに三鷹「上々堂」へ精算と本棚の整理に行く。補充は後日、ということで。いつも補充精…

えー、これが五つ葉くん、であります。 こちらは大阪名物「青空書房」さん。 夜で暗くて、風が強いけど「猫額洞」さん。

午後、雨あがる。光文社Mくんと駅前の喫茶店で、初校ゲラの受け渡し。 これは、同社新書ウェブマガジン連載がまとまったもの。削除や加筆はあるが、ずいぶん変な内容の本になった。タイトルはそのまま『蔵書の苦しみ』で、7月なかば、光文社新書から刊行さ…

みうらじゅん『マイ京都慕情』新潮社、がやっぱりおもしろい。18で上京するまで、暮らした京都の思い出を巡礼して歩く。三条「田毎」の「たぬきうどん」が、無性に食べたくなる。みうらは東山高校卒。そういえば、ぼくは公立へ行ったが、併願で、私立では東…

いつもの金曜日コース。カバンにはゲラが入っている。 「ギンレイ」で一本。「最強のふたり」。これは実話をもとにした映画で、富豪だが心が虚ろな車椅子生活の男(リンカーン・ライムと同じ障害)と、彼を介護する陽気な黒人の若者の話。「手錠のままの脱獄…

なんで、いままで気づかなかったんだろう。そうだよ、ユーチューブで「古本屋」ネタが拾えるんだ。これは「古書ほうろう」の、けっこう長い紹介。いい出来。 これは、大阪・京橋の自宅古本屋「メガネヤ」だって。知らんかったなあ。現在は、移転したみたいで…

ぶっくす広島の財津正人くんが、広島の目抜き通り、いい場所に事務所兼店舗を構え、合同の古本屋を開く。いや、ここはいい場所。ちょっと駅前繁華街からは離れているけどね。立ち寄りやすい場所で、ここから古本を売るだけでなく、文化情報を発信していくと…

昨日は、忙しい月曜日。なんとか時事通信書評、宮田昇『図書館に通う』の原稿を送付。 「古書通信」連載「昨日も今日も古本さんぽ」次回のあたまを、ついに「ブルータス」も手を出した古本屋特集で書き出すと決めて、浮かんだフレーズが、「ブルータス、おま…

朝のメールにうれしい一発が。知り合いの編集者が教えてくれた。紙面をコピペして。 「昨日の読売読書面「本よみうり堂」に、鵜飼記者が『昭和三十年代の匂い』を取り上げていました」 これで増刷されるといいのだが。鵜飼さん、ありがとうございます。 と…

きのう、「サン毎」選書おえて、ひさしぶりに「ギンレイ」へ。「横道世之介」一本だけ見る。なんとも風変わりな空気感の映画で、よく笑った。池松壮亮が、せりふまわしなど、達者で印象に残る。しかし、160分は長い。これ2時間内にしたら、もっと引き締まっ…

サンデー書評10番勝負、朝、早く起きてなんとか書き終える。「いちおし」はもちろん、文藝別冊の「山田太一」でしょう。宮脇俊文『「グレート・ギャツビー」の世界』もおもしろく読んだ。出久根さんより新刊『西瓜チャーハン』(潮出版社)をいただく。おも…

昨日から、ひたすらホンを読む。サン毎書評用の準備なり。疲れたら、気が付くと『灯台の潮風だより』(千趣会)を開いている。これはヒットだった。 中公文庫が今年40周年とかで、記念の小冊子が作られることになり、ぼくは日本人論について書く。その資料と…

今日もいい天気。北海道新聞書評、伊東潤『巨鯨の海』を送って、午後外出。「ビッグボックス」古本市で中公文庫二冊。池袋「東京芸術劇場」ギャラリーで、明日までの開催「池袋モンパルナス 歯ぎしりのユートピア」展をさらりと見てくる。高山良策「池袋駅東…

日曜は、午後田端へ。文士記念館で、荒川洋治さんの講演を聞く。すばらしい話だった。ユーモアあり、作品への深い理解あり、アジテーションあり。100名収容のところ、260名の応募があったとか。この日、当選した聴衆は、みな満足したに違いない。 ぼく…

よほど注意していないと見逃す、CSでの映画。ずっとスティーヴン・キング原作の映画をやっていて、こないだ「アトランティスのこころ」を再び見る。11歳の孤独な少年と、人の心を読む知的な初老の男との友情を描く。人の心を読む能力ゆえに政府の組織に囲…

金子彰子さんがひさびさに、新作の詩を発表している。灯台の詩だ。 http://d.hatena.ne.jp/Kaneco/ 「ブルータス」古本特集、いただきました。充実したできばえ。サッポロから鹿児島まで、機動力を使った、いまの古本屋の顔をレポート。即売会や目録まで、紹…