2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

オーデン詩集

ひさしぶりに8時間近く連続して寝て、起きたら10時半。リビングには誰もいない。バナナ一本食べて高円寺へ。昼飯たべて即売会。ごちゃごちゃ買ったが、買物というか、ぼくにとってタイムリーだったのは、せりか書房、深瀬基寛訳『オーデン詩集』裸本が5…

川本三郎「君、ありし頃」

今日、雪だった。目の前の公立高校が合格発表。あれは予備校だろうか、正門前に陣取って、パンフレットを渡す者たちの列。うちの家の門の前に立ちはだかることもあり、まったく近所への配慮がない。ありゃあ、禿鷹だ。 家を出るとき、雨かと思ったら、傘を叩…

日本の海岸線は

加藤典洋『文学地図』(朝日新聞出版)書評が、「ブックジャパン」にアップされています。とりあえずご報告を。 http://bookjapan.jp/search/review/200902/okazaki_takeshi_01/review2.htmlわめぞの「暴れん坊将軍」武藤良子さんが、「トキワ荘プロジェクト…

前田くんが作った本

アスペクトに腰を落ち着けた前田くんが、「作りたかった本です」と言って、自分が編集した『1980年代のポップ・イラストレーション』アスペクトを送ってくれた。よかったなあ、おめでとう。 1980年代に活躍したイラストレーターたちの仕事を、週刊誌…

関東ローム層と若者たち

この月火、ぼく、何してたんだ。って、他人に聞いたりして。 娘が中間考査中で、試験対策を手伝う。地理の教科書を見ながら問題を出す。「関東ローム層」って、これ大事。ちょっと書いてみぃ? 「層」の字が違うやろ。火山灰が降りつもってやな、とさも最初…

川本三郎さんの映画論

川本三郎さん新刊映画論・インタビュー集『現代映画、その歩むところに心せよ』(晶文社)をいただく。2003年から08年までに公開された、日本映画、アジア映画の作品評と映画監督インタビューを収録する。アジア映画はほとんど見ていないが、日本映画…

にぎやかな奇跡

昨日、午前中はけっこうな降り。午後、雨が上がる。神保町「ぐろりあ展」。アルカディアさんの棚で目の勉強をさせてもらった。ファンタジーさんの出品は、全商品にいちいち手書きでくわしい解説がついていた。乙女心をくすぐる棚ならん。何か買いたいとうろ…

仕入れとしての読書と告知

午後、自転車でひさしぶりに「古本市場」まで行ってみたが、途中、土の道が舗装されていた。このあたりでは、玉川上水沿い以外で、珍しい、ぽくぽくした土の道だったのだが、住宅が建ち並び始めて、こうなるしかない。いい気分でしたけどね。畑を見ながら、…

広島で本のイベント 火星の庭はもうすぐ

あれ、もう18日か。2月は28日までしかないから、あんまり残っていない。海文堂の福岡さんが上京していたみたいで、顔を見たかったが、誘われず淋しい。忙しがってるようなことを、ここであんまり書かないほうがいい。「okatakeさん、忙しそうだから」と…

雨だと思っていたのに予想がはずれたね

中川財務相、あれは酔ってます。あ、政治ネタはやらないつもりだったのに。まあ、あれは芸能ネタに近いか。世界に配信された会見で、真逆に評価されたのが村上春樹。まあ、生まれ落ちた星が違うってことだろう。 今日は、午前中に「あった、あった。」の原稿…

古本ソムリエ、もてオヤジ

山本善行から「Sanpo magazine」2号が送られてきた。「古本」×「ジャズ」特集号。特集巻頭記事は「古本ソムリエ氏と行く京都古本修行散歩」発行人の西川さんが、ソムリエ氏を師とし、弟子第一号の松田青子さんという美少女と古本めぐりをするのを同行してル…

澄ちゃんフリペは争奪戦必至!

昨日朝、TBS終えて帰宅、仮眠。午後、外出。荻窪へ。「ささま」均一で、1 集英社世界の文学『ソレルス 公園ほか/ル・クレジオ 愛する大地ほか』、2 三一書房現代短歌大系10『現代作品集 女流作品集』、3 河野多恵子『一年の牧歌』新潮社、4 角川文…

とりあえずノートを作る

BSの手塚治虫特集を毎日、見ているが、だんだん惰性になってきている。今夜は作家で医師の海堂尊、が出ていたが、なんだか、顔が似顔絵で描いたマンガみたいだ。言ってることも、みごとにつまらない。これでは、本を読んでみようという気にはなりません。 …

2月14日 告知

いや、じつはすっかり忘れていたのですが、2月14日(土)に「岡崎さんと行くJRAC古本道場」という催しが開かれます。 最初にぼくが講義をして、そのあと出席者と一緒に神保町を回り、そのあと戦利品を紹介しあうという内容。かつて「明大アカデミー」…

千駄木へ

山本善行が古物商の免許を申請するという。いよいよ、プロデビューか。というより、あそこまで行けば、たしかに、取っておいたほうがいい。京都で、いい物件が見つかるといいが。 日曜日は、一日かけて『ベスト・オブ谷根千』を、メモを取りながら読む。いき…

ちょっと長い昨日のこと

昨日は長い一日。まずは正午過ぎに東京古書会館「書窓展」。あんまり時間ない、「あきつ」「克」「みはる」を中心に。買ったのは、けっきょく「あきつ」のみ、になった。もう「あきつ」ったら。 写真で横撮りした4点。加藤周一『抵抗の文學』岩波新書は昭和…

馬鹿馬鹿しさのまっただなかで犬死にしない方法

いま、この日誌のタイトルを眺めていて、最初の二文字が「OK」であることに気づいた。よっしゃ! これは天の配剤ならん。なにごとも「OK」で行けばいいんだ、と悟る。もちろん、悟ったあとでも、グジグジと悩み、逡巡し、衰えるのだけれど。それでも、こ…

名古屋で広島で

3月7日から29日まで、名古屋市内各所にて、本のイベント、ナゴヤブックマークが開催されます。去年に引き続き、です。 円頓寺商店街では21日に一箱古本市も開かれるみたい。おいおい、発表があるでしょう。 20日夜は、下記のイベントもあります。は…

ハケ散歩

歯の治療、ついでに国立へ。昼飯食べて、「ブ」で文庫4冊拾う。ピーター・ラヴゼイ『猟犬クラブ』文春。「海千山千のミステリ・マニアを相手に」というのがおもしろそう。ラヴゼイには『偽のデュー警部』という傑作があり、倉橋由美子も絶賛しているんだ。…

晴れの日でも月曜日は

昨夜、ビデオテープを整理していて、山田太一「チロルの挽歌」(上下)、探偵ナイトスクープ総集編、が入っているのを見つけ、ついつい見てしまう。「チロルの挽歌」は高倉健主演、北海道の炭鉱町が疲弊し、市長の要請でテーマパークが作られる。その指揮に…

今日から2月

ますます快調「古本屋ツアー・イン・ジャパン」で、阿佐ケ谷駅南口にあった「阿南古堂書店」が赤羽へ移転したことを知った。 http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/c39a26dcaafddafafa5d2973aaca661a 地下鉄「赤羽岩淵」からすぐだ。これは、行ってみないと…