2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『野呂邦暢古本屋写真集』ですが、予約開始は3月中旬になりそうです。盛林堂書店ブログにて告知されることになっていまして、そちらをぜひ注視ください。写真集のくわしい内容は、編集制作担当の古ツアさんが書いてくれています。 http://furuhonya-tour.se…

先日、神保町の街角で、「日月堂」佐藤さんを見かけ、「サトウさーーーん!」と声をかける。業者市へ行く途中だという。少しだけことばを交す。佐藤さんとも長いつきあいになった。大岡山時代から。会うと、いつもぼくのことを心配してくれる。ありがたいこ…

また未明に眼ざめ、ベッドで関川夏央『「坂の上の雲」と日本人』を読む。読了。 昨日は、いつもの週より早くに「サン毎」本選び。編集部の本読みTさんから「あの、ほら『あじゃぱあ』書いた人、ハードボイルドっぽい作風でさあ」と、作家名を尋ねられるが、…

昨日あたり、空気はもう春、という感じであった。季節が変わったことに気づかず、重いコートを着て汗をかく。しかし、これからまた寒い日が続く由。 これも昨日、久々の「赤旗」、西加奈子『サラバ!』(傑作だった)書評、いつもの字数で送ったところ、これ…

朝、目覚めると、おや暖かい。 昨日は、「中川フォーク・ジャンボリー」のチラシを持ち、西荻、荻窪と古本屋行脚。「音羽館」で、3月18日「東京古書会館地下ホール」(いつも即売会が開かれている場所)で開かれる「中野書店・中野智之さんお別れの会」のチ…

神田「ぐろりあ」展を見て、「いもや」で天ぷら定食。天ぷらも旨いが、目の前できびきび働く店員たちの姿を見るのが楽しい。注文の仕方やルールなど、行き慣れてないと、とまどうことも。ある客、注文を聞かれ「定食」とだけ答えて、しばらく揚げ方の店長ら…

今月号の「古通」連載、「弥生軒のから揚げそばは柏駅ではなく我孫子駅」だとさる方に教えられました。そういやそうだ。訂正をよろしくお願いします。 昨夜は「コクテイル」の世田谷ピンポンズくんのライブ、9割9分、行くつもりにしていたが、仕事が片付か…

昨日は雨のなか、飯田橋「ブ」をなでて「ギンレイ」で一本観て、有楽町「オトパラ!」という移動。 映画「誰よりも狙われた男」は、亡きフィリップ・シーモア・ホフマンを見るための映画。ドイツ・ハンブルグで極秘にテロ組織対策をするチームのボスが、バッ…

雨から雪に変わって、いまはけっこう降ってる。 CS日本映画専門チャンネルで大島渚「太陽の墓場」(1960)を途中から。ううん、これは傑作。戦後間もない大阪の下層集落を舞台にする。天王寺周辺か。いつも大阪城、それに通天閣がにょっきり屹立する。こん…

先日、盛林堂へ寄った際、均一で買ったのが朝日新聞社社会部編『並木道』鱒書房。昭和31年。これがハードカバーの裸本だったのだが、表紙のタイトルも絵もカラー印刷されている。この上にカバーがあったのか、函があったのか、日本の古本屋や国会図書館のサ…

昨日は午前中、なんとか「サン毎」原稿を仕上げて送付。「イチオシ」は岡本仁『果てしのない本の話』本の雑誌社。 午後。西荻「盛林堂」でちょっと打ち合わせ、ギンレイへ。「ぼくを探しに」を見る。おもしろくない、とは言わないが、微妙な感触。監督がアニ…

「週刊現代」今週号「ブックレビュー」欄に、『谷崎潤一郎の恋文』書評が掲載された。二年に一度くらい、お呼びがかかる欄。グラビアページに「『歌のトップテン』ここに復活!」というページが組まれてある。これはありがたい。さっそく切り取る。マチャア…

月曜は、どっと雑用が次から次へと。メールの返信や、ゲラの送信、取材の準備もあり、濃い一日となる。 同じことをまた書くけど、火野正平「こころ旅」で、東大阪から交野へ向かう途中、寝屋川市西側の大谷町、だったと思うが、火野の自転車が旧街道だろうか…

ひさしぶりに徹夜して、講談社文芸文庫の木山捷平『新編 日本の旅あちこち』解説10数枚を早朝に脱稿。文庫解説は、私の営業品目の中では気の張る仕事で、すらすらとは行かない。ましては木山捷平だから、これは手強い。メモし、構想し、それを元に立ち上げて…

怠けているわけではないのだが、あれこれ事案がかさなって、身動きとれなくなってしまった。プラグが壊れたのか、エンジンがブスブスいってる。何か大きなミスをしでかさなければいいが。 気が付いたら、ちくま日本文学全集の『木山捷平』が三冊ある。「みち…

木山捷平と格闘。 昼食後、タカトシ温水の「ぶらぶらサタデー」を見ていたら、南房総をバスで移動中。ゲストの坂上忍がとつぜんブザーを鳴らし下車。そこでゴリと合流、というところで、「イカメンチ」の看板が。その周辺の景色に見覚えあり。まさかなあ、と…

昨日、雪のなか、西部古書会館を覗いたあと、高円寺庚申通りにできた女子の古本屋「サンカクヤマ」へ。ガラス越しになかが見える明るい店。入ってすぐ左に、均一棚あり。しかも量が多い。珍しいのではないか。ここで、角川mini文庫の『中原中也の恋の歌』を5…

つめたい雨が雪に変わりつつある。刑務所の受刑者が高齢化し、まるで福祉施設のようになっているというレポートをテレビで見る。いたれりつくせりの介護と、同様の友人がいっぱいでき、シャバへ出ても、また数日で同じ罪(万引き、タクシーの無賃乗車)で戻…

目まぐるしく日々が消費され、2月もぐんぐんすぎていく。酒量が増え、とめどもなく夜の底へ落ちていく。そして明け方、目が覚める。 やらねばならぬこと山積みなり。とりあえずゲラに手を入れ、メールの返事を書き、目の前の〆切を確実にこなしていくこと。…

芸術新聞社ウェブ連載「人生散歩術」、田村隆一3がアップされています。今回、ちょっと硬くなってしまった。 http://www.gei-shin.co.jp/comunity/23/19.html ヨムヨムの日々、続く。昨夜は、国立「ビブリオ」で、ご近所さんになったシンガー中川五郎さんを…

日曜昼に再放送しているテレ東「和風総本家」という番組。進行の局アナ、増田和也が秀逸。新しい司会者像を作った。 レギュラーの東貴博(ツッコミの要)、萬田久子(ややポンコツが入っている)を挟んで、3人ぐらいのゲスト。職人の技を見ながら、ときどき…

寒い朝。昨日は西部古書会館均一祭を覗き、4冊。状態の悪い、自分の本『雑談王』晶文社が買えたのが収穫。手持ちがほとんどないのだ。 午後は、毎年行っているjpic古本屋ツアーのガイド。今年は西荻。改札で待ち合わせ、10名の参加者を連れて、にわとり、盛…