2012-01-01から1年間の記事一覧

12月19日のコクテイルライブで、ぴっぽさん、北條くんと今年いちねんを振り返ったとき、お二人は、あっというまだったと言っていたが、こないだうちからスケジュール帳を見なおしてみて、ぼくは、いやあ、じゅうぶん一年分ぐらいあったな、今年は。という感…

新しいスケジュール帳に日付書き込み、一月分の「ギンレイ」や、古書展スケジュールも。今年のスケジュール帳見ていたら、「ギンレイ」は半分も行けていない。三分の一ぐらいか。忙しかった時期もあったが、そうでもないときもあり、なんでもっと行こうとし…

心は胸よりながもちする

また、鉄道、バスなど移動の夢を見る。いつもうまくいかないで不安になるというパターンだ。 朝からひと仕事。ジュリアード・クァルテットのベートーベンを聴く。 今日は、今年最後の「サンデー」へ。まだ、今年も10日はあるなと思っていたら、気が付いたら…

今日はいちにち、仕事用の本を読み、「サンデー」の原稿書き。最初は『評伝★湯川れい子 音楽に恋をして♪』を「いちおし」にと思ったが、タイトルに邪魔な記号がついているのが、この本の評伝としての弱さを表している気がして、きゅうきょ中野翠『みずいろメ…

午後、寒風の外出から戻り、そうだなあ、わずか3時間ほどのあいだに、4件、仕事の依頼があった。ラジオ、文庫解説、取材+原稿、そして連載と。驚いたなあ。売れっ子の人は毎日がこうなんだろうか。とにかく、もう少しがんばれ、ということだろうと思い、…

ここ数年、毎年のスケジュール帳は、「無印」のを使っているが、今年も買いに行ったところ、「またこれか」と自分のなかで思ってしまい、フリーの、自分で日付など書き込むのを買う。林哲夫画伯の「ちくま」表紙を貼付け、これを2013年版とする。普通のリン…

立川談四楼『談志が死んだ』(新潮社)一日で読了。これは「日刊ゲンダイ」書評用なり。今日とどいた「日刊ゲンダイ」掲載紙には「モンガ堂」さんが紹介されている。 午後から年賀状。二種類作って、あて名書き。一つは「鉄腕アトム」の一ページをコピーして…

札幌で、かつては店売りをし、いまはネット専門の古書店である「須雅屋」さん、こと須賀章雅さんが、7年分のブログを一冊の本にまとめられた。ぼくは、ネット上で愛読していた。タイトルは『貧乏暇あり 札幌古本屋日記』(論創社)。須賀さんは、古本屋小説…

deco社「旅と本のコラム 旅のツヅキ」いただいております。眼の覚めるようなオレンジ。持つと手がオレンジに染まりそう。扉野良人、島田潤一郎、荻原魚雷、河田拓也各氏が寄稿。すべてに英文対訳がつく、という斬新な趣向。 昨日は「サンデー」。「ぐろりや…

昨日は午後、西荻へ。「音羽館」でけっこうがさごそ買ったなあ。本を売った代金をもらったので気が緩んだかしらん。 あまりにいい天気で、空気もさえざえして、空が広く、少し暖かい。そうだ「モンガ堂」はどうなっているか、と思い、家庭訪問する教師の気分…

昨夜はコクテイルでのトリオライブ。すごく寒い夜になった。集客が危ぶまれる、なんて愚痴をここで書いたら、コウノが駆けつけてくれた。無理して来てくれたみたいで、ありがたいなあ。 緊急のSOSで来てくれた知人も何人か。ブックス広島の財津くんとは久…

そう言えば、昨夜の北條くん出版記念パーティで、魚雷くんから渡辺一史(ノンフィクション作家)さんに紹介された。北海道札幌市在住。サントリー学芸賞受賞式のため上京している。二冊の著書があり、その両方が複数の大きな賞を含む賞を受賞している。以下…

選挙の結果を伝える、いつもより薄い新聞を、郵便受けに取りに行くと雨だ。 おっとあぶない。「古書通信」の今月分、送ったつもりでいたが、書きかけで、まだだった。大急ぎで書き足し送付。締め切りの前倒しで、あれこれ頭のなかでごっちゃになっている。 …

数日前から、少しずつだが、乱暴狼藉の極に達した書庫&書斎を片付ける。最悪の状態を古ツアさんは見ている。少しましになったところをまた、古ツアさんにツアーしてもらおう。新年会をやるか。 12月15日「朝日」夕刊「惜別」欄が、シルビア・クリステル、藤…

エリック・アレキサンダー「ONE FOR ALL」持ってたのか。部屋の整理をしていたら出てきた。先日、立川「デ」であやうく買うところだった。ジャズのCDも500枚超えたら、一度聞いただけで、どこかに埋没しているもの多し。今日は、これから聴こう。 昨日は西…

危険水域を越え、何年かぶりかの断酒。三日続いたが、呑まなければ呑まないで、なんとかなるもんだ。一杯だけならいいか、と思う心を抑えるのが秘訣。朝の目覚めもいい。外では呑みますよ。家飲みは、吉田健一が強く戒めることであった。 サン毎「いちおし」…

西荻ブックマークの最新情報が届きました。おお、来年第一発目は北條くんか。生田さんの「絵葉書」話も、まだ予約、間に合いますよ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌──┐ 西荻ブックマーク ニュースレター │\/│ vol.33 └──┘ 2012.12.13.発行━━━━━━━━…

書評委員を務める「信濃毎日新聞」書評欄の「今年の一冊」に、白井綾『長崎の教会』平凡社を選び、原稿を送付。 追悼の意味もこめて、このところ、丸谷さんの書いたもの、ところどころ読み返すんですが、対談集「おっとりと論じよう」に、勘三郎を関容子と一…

「男の隠れ家」2013年1月増刊号が、これまで同誌でやった「本」特集をまとめている。ぼくは「古本」部門で登場した早稲田、東京、大阪古本屋巡りの記事が採録。このところ、めだって「本屋」を取り上げた本、雑誌が出ていて、ぼくもずいぶん登場している。…

http://zenkohdo.shop-pro.jp/?pid=52391781 「ネット善行」で、山本善行『定本 古本泣き笑い日記』(みずのわ出版)が買えます。山本、待ちかねた新著が出て張り切っているみたい。旧著に収録の、ぼくが描いたイラストが採用されているみたい。届くのが楽し…

午後、川崎市「岡本太郎美術館」へ「小野佐世男モガ・オン・パレード」展を見に行く。来年の1月14日まで開催中。 場所は日本民家園などがある「生田緑地」。最寄り駅は「向ケ丘遊園」だが、「登戸」から歩く。川崎市多摩区在住時代、よくうろついた町だ。生…

ぼくはこの歳になって、そんなことも知らないのか、と自分で驚くことがよくあるのだが、先日の「ビブリオ」宴で、「向い干支」ということばを初めて聞いた。自分の「干支」のものを蒐集する、というのは聞いたことがあるが、十二支を時計の文字盤みたいに並…

「サンデー毎日」書評9本+「いちおし」を送付。「いちおし」はけっきょく、河原理子『フランクル『夜と霧』への旅』にする。「読書人」から、『ツェッペリン』の書評依頼があったから。こちらでたっぷり書ける。 夕方、木枯ふくなか、自転車でDVDを返却…

「ビッグイシュー」年末進行で締め切り早まる、おおあわてで、『想い出の作家たち』文春文庫を紹介。 堺正章が出ていると知り、急きょ、阿佐ヶ谷ラピュタへ「君たちがいて僕がいた」を見にいく。舟木一夫、本間千代子主演の学園もの。舞台は小田原というのが…

初ストーブ その青い火 匂い 冬 新聞紙のかさこそという音とともに流れゆく時間 おはようございます。細川俊之です。 吉村公三郎監督「大阪物語」を見る。雁治郎と浪花千栄子の芸合戦、市川雷蔵と香川京子。若い若い勝新太郎。雁治郎とケチぶりを競う三益愛…

昨年に引き続き、ぼく、ぴっぽさん、北條くんのトリオでやる年末企画「くり詩ますショー」(於/12月19日(水)19時開場、高円寺「コクテイル」)では、今年のベスト3をそれぞれ発表する予定。古本、映画、私的できごと、ノンジャンルなど、あれこれ考えて…

しかし、寒いねえ。 岡崎武志の「ただいま読書中」 第24回「小野十三郎という男」を送付。続いて「エコノミスト」。「毒婦」をテーマに三冊取り上げ、これも送付。「黒い家」は映画化されていて、ネットで検索したら、画像は悪いが、まるまる一本見られる…

岡本太郎記念館で小野佐世男展を見にいくつもりでいたが、寒さにたじろいで延期。いやあ、これは寒いわ。雪が降りそう。 「エコノミスト」書評コラムで「毒婦」をテーマに書くことになり、その名も『毒婦。』という本を買って即読了。木嶋香苗の裁判傍聴記で…

朝から、建設業者がやってきて、お宅の家の屋根の釘がどうたらこうたらで、無料で点検しますとかなんとか。妻が応対し、長引く。ぼくが出ていって二、三言話したら(「明日、屋根が吹き飛ぶと言われてもお金がないんだ」)、帰っていった。老女の一人暮らし…

日本映画専門チャンネルTさんのご好意により、同番組でテレビでは初オンエアの五社英雄監督「人斬り」の試写を見る。午後、新橋へ。ところが新橋で迷子。銀座線「新橋」から地上へ出て、本当なら2、3分で着く目的地が探せず、いったん地下へもぐったはい…