2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

朝、TBS終えて、飯田橋。「ギンレイ」で1971年アメリカン・ニュー・シネマ、ハル・アシュビー「ハロルドとモード」を見る。冒頭、階段を降りてくる男の靴、膝から下だけ移動するのが見えて、ローソクに火をともしたかと思ったら、椅子に上り、いきなり縄…

星を撒いた街

留守中にいただいた本。洩れていたらごめんなさい。ぼくのなかで、話題になっている本各種。 山本善行が上林暁作品から七篇を選び解説を書いた『星を撒いた街』は、直接、できたてホヤホヤを、神戸海文堂で夏葉社の島田くんからもらった。『昔日の客』と同じ…

無事、関西から帰還。海文堂のイベントは盛況でした。女子の古本市会場は、女子であふれ返り、本がバンバン売れていく。レジにトンカさん。「トンカサーーン!」と笑顔で挨拶。横に「街の草」の名札をつけた若い女子が。話をすると、ええ! 武庫川「街の草」…

体調が戻ったら、さっそく酒浸りの日々。いかんねえ。 いよいよ、明日から、神戸「海文堂書店」で、女子の古本屋による女子の古本市、およびトーク(25日)が始まります。 http://www.kaibundo.co.jp/ 昨夕、ようやく「蔵書の苦しみ」第9回、約20枚を送付。…

連日、光文社メルマガ「蔵書の苦しみ」連載原稿と格闘。ところが、試験前みたいに、関係ない本をガンガン読んでしまう。いや、少しは、そこに引っかかりを求めて、でもあるんだが。再読の中村眞一郎『わが点鬼簿』もそんな一冊。「点鬼簿」とあるから当然だ…

話題の「コンコ堂」衝撃のデビュー

パソコンのキーボード、「N」がまったく表示されなくなり、何かをこぼしたのだろうか、一日おいても改善せず、メールの返信は、「N」を使わないよう、文章を打ったが、これが難しい。お願いします、がまずダメで、「ん」が使えず、困り果てる。仕方なく、…

17日、雨のなか外出。東京堂3F、畠中さんに挨拶し、『女子の古本屋』ちくま文庫10冊にサイン。「もっとあったんですけど、売れてしまって」と言ってくれる。登場する女子の古本屋さんたちの似顔絵を入れました。興味のある方は、東京堂へ。落款(林哲夫さ…

あれ、もう16日か。この数日、詰まった原稿を、チカラ技で入稿し、15日は外出。「ギンレイ」で一本、ポルトガル映画、100歳を超える監督オリヴィエラによる「ブロンド少女は過激に美しく」は、1時間15分とか20分の映画。最後、「ええっ、これで終り!」と…

ちょっと飲みすぎだ。

昨日は長い一日。午前中、また高円寺「均一祭」へ出向き、100円均一となったなかから何冊か。200円のとき眼をつけておいた、『近代名作のふるさと』の東日本篇と西日本篇をまず確保。これは資料。泉谷しげる『わが奔走』、斎藤茂太『茂吉の体臭』、真鍋博イ…

朝、雨。「赤旗」原稿は川端康成。イラストも描いているんだが、原稿がまとまらないと、描けない。描いて、国立駅前で担当のHさんに手渡す。近くのサテンでお茶も恒例。Hさん、大阪で詩人の金時鐘さんを取材し、たいそうカンゲキしたそうだ。「御存知です…

神保町「コミガレ」で三冊、文省堂店頭で「太陽」二冊(乱歩と植草さん)。サンデー毎日で仕事を終え、「ギンレイ」と思ったが元気なし。帰る。関川夏央『子規、最後の八年』講談社を読み始める。束があるので、500ページ近いかと思ったら400ページ強…

女子の古本屋

昨日が、ちくま文庫版『女子の古本屋』の発売日でした。なんとか増刷へこぎつけたい。どうしたら、広く手にとってもらえるか思案中です。 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480428370/ つん堂さんがさっそく応援のことばを書いてくださっています…

曇りだと風が涼しいなあ、高原に来ているみたい。坂を自転車で下りると、心地よい。国立駅前で食事、古本屋2軒。「ビッグイシュー」に、青山七恵『ひとり日和』について書いて送ったのだが、これ、京王線「芦花公園」が重要な舞台となっている。「みちくさ…

6日、西荻経由で新潮社。「音羽館」で少し本を売り、少し本を買い、「なずな屋」で先月分の精算。「こんちゃん捕物帳」のメンコを買う。 新潮クラブで「ヨムヨム」座談会。目黒孝二さん、森まゆみさんと。新潮クラブ、新潮社の別荘のような趣きで、かつてこ…

早起きして「あった、あった。」加太こうじ『小説黄金バット』筑摩書房の原稿を送付。「小説黄金バット」とあるが、黄金バットの小説版ではなく、紙芝居黄金時代の貴重な回想。 昨晩、BSで新藤兼人「裸の島」をひさしぶりに見る。これは、「狼」と並ぶ、新…

かくれ里

昨日は、ふらふらと午後から古本さんぽ。高円寺杉並好書会を覗いて、ビッグボックス、ささまと廻る。それぞれに収穫あり。買いそびれていた丸谷才一『星のあひびき』集英社をビッグで入手。丸谷才一の書評集が大和書房に始まり、マガジンハウス、集英社と出…

股旅堂古書目録5が届く。いつも意欲的に、アンダーグラウンドな世界を模索構築している。読んで楽しい目録でもある。 http://d.hatena.ne.jp/wwx90127/ これまで何度か挫折した、漱石『虞美人草』読み始めるも、美文の理屈がはびこって、はかどらない。そう…

600円しかない

酔っぱらって千鳥足でさきほど帰宅。今日は、いろいろあった。「ビッグイシュー」は高峰秀子『コットンが好き』を書いて送付し、午後、神保町経由、サン毎へ。コミガレがいつになく充実していたが、財布を見たら600円しかない。3冊500円にとどめる。 …

6月12日(日)、ジュンク堂大阪本店で「坂崎重盛 × 林哲夫 トーク&サイン会」があります。なるほど、ありそうでなかった組み合わせ。以下、林哲夫さんのブログより。 坂崎重盛さん[写真は朝日新聞二〇〇二年五月一二日より]とトークさせていただくことにな…

リスボン特急

CSで「リスボン特急」を観る。メルヴィル監督。アラン・ドロンとカトリーヌ・ドヌーヴ。このタイトルだと、リスボン行き特急の車内で、ドロンとドヌーヴの危険な恋愛が、みたいな感じだが、じつはフィルム・ノアールであります。ファーストシーン、海沿い…