2006-01-01から1年間の記事一覧

さよなら、みなさん

ぼくも長らく、このブログの辞めどきをずっと探していて、これはいい潮時だと考えました。なんだか気楽に生きているようですが、正直言って、相当疲れました。そんなことはなかなか公のブログには書けず、それもストレスになっている。別にもう一本、日記を…

松葉でラーメン、ンまーい!

日曜の朝、目覚めたらいい天気。かねてからの懸案だった、トキワ荘、松葉ツアーへ出かける。娘に「松葉でラーメン食べるか」と聞くと、「うん、いこ、いこ」という。妻も誘い、家族ででかけることに。中央線「東中野」から都営12号線に乗り換え「落合南長…

文学はひとりでできるベンチャービジネス

一つ、訂正。彷書月刊、マンガ特集は次号。だから締切も一カ月後だった。なんだか、いろんなことが頭のなかで錯綜して、こんがらがってしまった。 昨日、吉祥寺「ブ」で吉田拓郎『豊かなる一日』を買う。肺がんの手術のあと、フルオーケストラでツアーをした…

無印でブリキの飛行機を

このところ、送られてきた本、目録、雑誌など紹介できずにいる。申し訳ない。各社、各人におわびします。 午前中、ゲラをいくつか返し、彷書月刊のマンガ特集用に、四コマを2点書く。しかし、締切はとっくに過ぎている。題は「月ちゃんが行く」。月の輪書林…

高尾も紅葉にはまだ早い

朝、抜けるような青空を見て、発心。少し雑用をすませ、高尾山へ。いつものように稲荷山コース。南向き斜面。木々を透かして陽があたる道を歩くのは気持ちいい。ただし、この日、高齢者の山登り客多く、遠足の小学生など団体もあり、彼等はみな、ぼくのよう…

今日は今日の悔を残して

水曜日 泳いでる すいすいすいすい泳いでる 水すましは水の上 水すましは水の上 という歌がありました。詩は谷川俊太郎さんですね。ところが、あたしゃあ、とてもすいすいとはいかないのでありました。 天気はよかったねえ。ちょっと町歩きをしたくなるくら…

空の澄みゆき 鳥の飛び

ナンダロウさんの更新されたブログを読んでいると、福岡で、ビデオを3倍速にしたように動きまわり、人と会って、食べて、飲んで、本を買っている。読んでいるだけで、50目前のおっさんは目がまわる。それにしても、いよいよ「ミスター一箱古本市」という…

ほんだらけ、牧野富太郎、池長孟

昼前、家内をナビゲーターに、キューブを駆って東狭山が丘へ。ここに180坪の「ほんだらけ」がある。北尾トロさんに、「岡崎さん、ブックオフよりほんだらけ、ですよ!」と力説されていた。先に、近くのイタリアレストランで食事をし、いざ本陣へ。このあ…

「寝床」で教わった方法

連休最後の日。明け方まで「珈琲時光」を観たので、遅い目覚め。トースト2枚の朝食。佐伯泰英さんにインタビュー原稿、ファクスする。加藤千晶さん、聞く。このところ、毎日聴いているな。中学生が恋するみたいに。 午後、娘と自転車で恋が窪へ。駐輪所に自…

明大アカデミー最終日

明大アカデミー最終日。5週があっというまに終る。いつもそうだが、生徒さんたちの顔にようやくなじみ、講座の空気が温まったころにエンドがくる。今日は、生徒さんたちが持参した本を、コメントつきで発表してもらう。いろんな視点で拾われてきた本。どれ…

今夜は爪を切る。

今日はいい天気。ほとんど家の中にいる。なにもしなかったような一日だった。 中公文庫総目録の座談会、池内、川本、奥本各氏を揃えたかったのは、お3人による座談会書評『快著会読』(メディアファクトリー)1990年、という楽しい本を再現したかったか…

中央線の魂

TBS終え、光文社へ。Mさんと打ち合わせ。ほぼ完成原稿できる。発刊されるのは来年、2月ごろか。光文社を出て、歩いて早稲田へ。音羽通りから鉄砲坂へ、これがちょっとした山を上るような急坂。椿山荘わきから胸突坂の石段をおりる。この散歩道、静かで…

サンリオ『侵略の惑星』は

サンデー毎日。神保町経由。古本まつり最終日、まだまだ人出がある。田村店頭のワゴンで、先日に引き続き店番をするアキヒロ君に挨拶。かつて、タテキン番の小僧だった時代、じつによく、このアキヒロ君に100円の本を手渡したものだった。 かげろう文庫店…

加藤千晶「ドロップ横丁」

午前中かけて「ちくま」原稿を書く。TBS放送原稿も送付。 以下、脱力。 午後、西荻、三鷹へ家内と車で。音羽館でがさごそ買う。ジャズのCDはだいぶ少なくなっていた。ウィントン・ケリーのトリオとウェス・モンゴメリーのハーフノートでのライブを買う…

大学通りはそろそろ枯葉色

土日、連日の外出、講座、トークの疲れ残る。昨夜は「つま恋」ライブを、留守録分も含め、つま恋で配られた特製青色シートを尻に敷きながら見る。ちょっと飲み過ぎた。今夜は、須賀屋さんをまねて断酒だ。 TBS用に、文春文庫の新刊、樋口有介『枯葉色グッ…

またまた「つま恋」です

えー、また「つま恋」の話であります。今日、BSで放送された「つま恋」ライブ、昼間の部は見られなかったけど(もちろん留守録はした)、夜の部は録画しながら見る。やっぱり、中島みゆき登場、そして落陽というクライマックスは圧巻。逆風に逆らって歌う…

神田古本まつり、とにかくすごい人出だった

山本善行上京。明大アカデミーにゲストとして招いたのだ。二人で、例によってあれこれ喋りながら講座をすすめ、最後、「ゴッドハンド」山本と出席者との握手会。このあと、古書会館即売会へ。講談倶楽部付録「流行歌ジャズ大全集」昭和29年300円、婦人…

「暮しの手帖」編集長に松浦弥太郎さんが

書き忘れたことがあったので、ちょいと書いておきます。26日朝、朝日新聞「ひと」の欄で、松浦弥太郎さんが「暮しの手帖」の編集長に就任すると、伝えられていました。書いた記者は佐久間文子さん。「文ちゃん」ですね。じつは、21日、明大アカデミーで…

もうあんなところへ行くのはイヤだ。

昨日、サンデーが終ってから、八重洲古書館の渡辺さんに挨拶に行く。「ちくま」に書かせてもらったお礼。すると、ちょうど、「ちくま」を持って、担当の青木くんが来ていた。すごい偶然なり。八重洲古書館は、けっこう広いジャンルの本を細かく網羅していて…

「つま恋」新宿で再演

追加 ごめん、「ゆるナビ」11時からだった。11時30分のつもりで、11時15分ごろ帰宅したら、ちょうど妻が「ゆるナビ」を見ていて、ちょうど海月さんが画面に映ったところだった。中林洋子(なみこ)、かっこいい。海月さんも。 今日はサン毎、夜は…

「つま恋」を再確認

23日は一日雨。めずらしく、ずっと家にいる。午後、ベッドにちょっと入ったら3時間も眠ってしまう。やっぱり「一箱」疲れてたんだ。 川本三郎さんから、ちくま文庫新刊『東京の空の下、今日も町歩き』が届く。東京中の小さな町を中心に散歩したエッセイ。…

秋も一箱古本市

秋も一箱古本市、無事、終了。ぼくは「宗善寺」に出店。お寺の方が長テーブルを貸してくださって、一テーブルに3店舗、つまり3箱がエントリー。ぼくは、なんと「退屈男」さんの「ちくわ書房」、「晩鮭亭」さんの「サノシゲ書房」と一緒。読書ブログ三人衆…

坪内祐三さん『酒日誌』『本日記』、そういうことか!

明日、秋の一箱古本市、宗善寺に出店します。よかったら、覗いてみてください。 今日、明大アカデミー3日目。ゲストは海月書林さん。2000年からネットで古書を売り始めた海月さん。2002年に上京。あれよあれよと、大きな存在になっていった。いまや…

木山捷平の面影をたずねて

朝、五反田。あまり買えなかったなあ。と言いながら、この日「ブ」を含め10冊以上は買ってるのだが。 宮脇俊三『昭和八年 澁谷驛』PHPは、こんな本出てるの知らなかった。300円。 『のらくろ武勇談』『のらくろ決死隊長』は、あの布表紙の箱入り復刻…

リリー・フランキーは船戸与一の新品

朝、TBS。『プレイボーイの人生相談』集英社を取り上げる。週刊プレイボーイが創刊40周年、で「人生相談」も40周年。柴田練三郎、開高健、岡本太郎、今東光などが登場。いまはリリー・フランキー。それにしてもリリー・フランキー、テレビでまくって…

「ダメおやじ」稀少本と化す

昨夜一本原稿を書いたところで力尽き、今朝、早起きして、午前中に集中して二本原稿を書いた。どうやら締切にまにあった。 神保町経由でサンデー毎日へ。タテキンはこのところ収穫ないが、昭和十六年の岩波文庫、『東海道膝栗毛』の後ろ見返しに本を開いたか…

サルトルが香里団地へ!

仕事が詰って、UBCの林哲夫さんほかのトークショーへ行けなかった。残念。 TBS用に『プレイボーイの人生相談』集英社、インビテーション用に柴崎友香『その街の今は』新潮社、日経用に倉本長治『宣伝は勝つ』ほか、を読む。これから明日午前中までにそ…

メイド喫茶コスプレの女子大生に度胆を抜かれる

昨夜、西荻「こけし屋」で三浦しをんさんのトークショーがあり、盛況だったらしいが、というのは、ぼくは二次会からの参加で、北條くんから「buku 」のギャラを受取る。音羽館で西村賢太『どうで死ぬ身の一踊り』講談社を、北條くんの後押しがあり、900円…

大村崑「やりくり天国」

晴れ。明大アカデミー2週目。ゲストは向井透史くん。早稲田古本屋街の話をあれこれ聞く。ぼくの話は、昨夜、3時ごろまでかかって整理した、古本屋写真アルバムを使って。昨日も書いたが、じつは博多「痛快洞」で買いそびれた大村崑主演の「やりくり天国」…

桂文我でメッケもん!

明日、向井くんを迎えて、明大アカデミー講座の2回目。古本屋の写真をずっと撮り続けているが、それを披露しようと、一冊のアルバムにまとめだしたら、大変なことになる。いかに整理ができていないか。しかし、先日ポプラ社から届いた、桂文我『メッケもん…