2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

夕方、吉祥寺。凄惨な殺人事件があったあとだが、ふつうに、なにごともなく人出がある。「大阪」の地図が必要なのに、持参するのを忘れ、せっかくだから「ルーエ」で買う。レジにHちゃんがいて、挨拶。いつもトークショーや打ち上げで会うのだが、仕事をし…

平成の爆笑王は歌之介

半日遅れで、「ビッグイシュー」コラム、デイヴィッド・ベニオフ『卵をめぐる祖父の戦争』について、ようやく書く。掲載は、今度売られる号の次の号になるだろう。みなさん、寒空の下で「ビッグイシュー」を売る人たちを支援する意味でも、ぜひ、街角で「ビ…

午前、散歩しようと出かけたら、目の前に駅前行きのバスが来たので飛び乗る。鉄道総研前で降りて、住宅街をあるく。梅が咲いている。車は通れない細い路地を抜けたら、鉄道総研敷地内に引き込まれた線路跡を見つける。これは、かつて国立駅から線路が延びて…

まさに晴天。堺駿二の仮原稿、送付。 ずっと『卵をめぐる祖父の戦争』を読む。ううむ、これは傑作だ。 昨日、永江朗さんと控え室で「自由時間」時代の話をしていたが、永江さんは同雑誌のエースだった。あのころから、書けるライターだったのだ。レギュラー…

さっき、西荻ブックマークから帰還。長い一日。昼、飯田橋から出版文化センター。JPIC主催の読書アドバイザー講座受講者を対象にした講座。2時間のおしゃべり。聞き手が熱心なので、濃い2時間が、さすがに疲れた。ほかのクラスが永江さんと内沼さん。永江…

陽射しは温かいが、けっこう風が冷たい日。目の前の高校が入試で、朝から塾などの動員があって校門前がさわがしい。新聞も取りに行けやしない。うちのポストの前も塞いで、毎度のことだが腹がたつ。よほど大声出して恫喝してやろうと思ったが、いやいやと思…

また朝5時にめざめてしまい、完全に寝不足。「サンデー」へ。本選びのあと神保町。ひさしぶりに「キッチン南海」でカツカレー。戦場のような厨房を見ながら、なんとか完食。「コミガレ」でおもしろい新書一冊。1970年刊の赤塚行雄『ゲバ・アン語典』自由国…

「サンデー」書評「いちおし」ほか、無事送付。阿古真理『昭和の洋食 平成のカフェ飯』(筑摩書房)は、タイトルを見ると、ああ、そういう感じの本ね、と思ってしまうが、なかを読むと、いやいやどっこい。マンガ、映画、小説、料理研究家、主婦雑誌などを資…

「サンデー」用の本を読み続け、新野剛志『美しい家』講談社を手に取ったとき、この著者にかつてインタビューしたことを思い出した。デビュー作『八月のマルクス』が出たあとだから、1999年か2000年。旅行会社を辞め、失踪し、ホームレス生活を続けてのちの…

次の日曜2月24日は、昼にjpicの講座、夕方から西荻ブックマーク「草子ブックガイド」玉川重機さんのお相手をつとめる。いろいろ仕事をいただいているjpicさんの講座は、同じ日、同じ時間に三クラスに分かれてセミナーがあり、ほかの講師お二人が永江朗、内…

「朝日」のシリーズ記事「限界にっぽん」に、いわゆる「マクド難民」について大きく誌面を割いて書かれている。派遣を転々とし,アパートを借りる金もなく、駅やマクドナルドで夜を過ごす人たち。読みながら「なんちゅうひどい世の中や」と声に出してしまう…

のんべえ春秋

先日、枕許においた眼鏡が、起きたら背中の下にあって、ツルがネジのところで折れていた。またやった。しかたなくサングラス生活。あたりまえだが、ちょっと世の中、暗く見えるんですね。 木村衣有子さんから『のんべえ春秋 2』をいただいた。何度も言うけ…

どうも早朝5時に起きるクセがついて、困っている。朝6時の「落語研究会」で市馬「首提灯」、小三治「うどん屋」が聴けてよかったが。再び眠り、起きたら快晴だが、すごい風。「旅猫」オジサン文庫、池袋の古本市へと思っていたが、断念。 昨日書いた映画「…

神保町「コミガレ」で6冊、+ブンコ新書3冊。テレビドラマ化帯つき『落城記』は買い物。背の焼け具合で、同じ人の所有物だったらしい本に、欲しいもの多し。たぶん、買った6冊は出所が同じだ。気が合いますねえ、どなたか知りませんが。 「サンデー」で本…

サントラ盤がわりに、テレビで再生している「白い恋人たち」(ビデオ)を、ついつい見入ってしまう。第10回グルノーブル冬季オリンピック記録映画。クロード・ルルーシュ、音楽がフランシス・レイ。ぼくはこれが好きで、かれこれ7.8回は見ているか。DV…

旅猫雑貨店「オジサン文庫」

目覚めたら雪、だよ。まったく役立たずだったkoizumiのトースターを廃棄し、昨夜、あたらしく買ったのでトーストを焼く。 今週末から雑司ヶ谷「旅猫雑貨店」で始まる「オジサン文庫」古本市のための荷物、コンビニで宅急便送付の手続き。 http://tabineko.se…

「吉田拓郎ライブ2012」二枚組CDをよく聞いているのだが、一枚目最後の「ふゆがきた」が、こんな歌知らないぞと動揺。調べると、加藤紀子につくった曲だった。加藤は、先日「路線ローカルバスの旅」で見たばかりだったので、おどろき。ちょっと森高が歌い…

昨日、国立さんぽ。便意を催し、駅前「たましん」6Fにある「歴史・美術館」へ。100円の入館料を払って、誰もいない静かな会場を通り過ぎ、静かなトイレで落ちついてことを済ます。ぼくは、ひと気のある場所ではできない。自分で言うのはなんだが、繊細なん…

多田謠子

昨日は高円寺均一祭へ。オヨヨくん、おひさしぶり。金沢の雪、今年はそうでもないという。意外。ぐるぐる回って5冊買う。いちばんの買い物は編集工房ノアから出た多田謠子追悼文集『私の敵が見えてきた』。ぼろぼろ泣きながら一気に読む。フランス文学者で…

土曜朝、csTBSで扇遊「芝浜」を見て、NHK「おはようニッポン」。荻窪の町さんぽ。教会通りが映る。そうそう、木造のクリーニング屋。すごい建物。与謝野公園前の布団屋がサロンになっていて、というところで、ここで中央線文学散歩の権威、吉祥女子の…

草子ブックガイド 2

2月24日「こけし屋」別館2Fで、『草子ブックガイド 2』発刊を記念して、著者の玉川重機さんのトークがあります。聞き手はぼくと広瀬くん(音羽館)。 http://nishiogi-bookmark.org/tag/草子ブックガイド/ 昨日は、夜かなり更けてから、西荻で出演者、担…

そんなこと考えると、何も書けなくなっちゃうので考えないようにしたいが、「狐」の名書評は「日刊ゲンダイ」連載だった。ううむ。 安岡章太郎が亡くなって、古本屋では安岡本の動きがあるだろうか。 出久根さんの古本業界の同期は、豪徳寺「靖文堂」さん。…

東京西郊のこちらは、朝からけっこう雪が降っている。都心はそうでもないみたい。これからどうなるか。本日、午後、都心へ向うので、ちょっと心配。 昨日は思い立って西武池袋線「清瀬」へ。初めて降りた。ぶらぶらと歩きながら東京病院および、全生園(資料…

何が気に入らなかったんだろう。50階建てビルの最上階にある美術館で、職員や従業員に「こんにちは」と言うべきところを「さようなら」、ほか「まったく不愉快な空間」「薄汚い装飾」と、実際とは逆のことを言い続ける夢を見た。 昨日は、筑摩の編集者二人と…

オジサン文庫

雑司ヶ谷「旅猫雑貨店」で、2月後半、以下のようなイベントが開かれます。ぼくも参加しますので、ぜひおいでください。旅 猫 雑 貨 展 其 の 十 八 オジサン文庫 〜 江戸・東京の古本フェア 〜 2013年2月15日(金)〜28日(木) *18日(月)、…

出久根達郎さん、読書・古本エッセイを読破中。やっぱりおもしろいし、知らないことだらけで刺激を受ける。 まずは西村陽吉http://www.urban.ne.jp/home/festa/y_nishimura.htm 歌集は高いが、現代日本文学大系「現代歌集」に所収。とりあえず、これでいい。…

金子「二月十四日」彰子さんがひさびさに、「街道筋」という、すばらしい新作の詩をブログに発表している。 http://d.hatena.ne.jp/Kaneco/ それを覗いて新着の日記を読んだら、新春そうそう、図書館で停めていた車の窓ガラスを割られるという災難に遭ってい…

また一カ月連載が延びた「日刊ゲンダイ」書評、30回目は日下部五朗のめちゃくちゃおもしろい本『シネマの極道』を書いて送付。 昨日は、「サンデー毎日」で本選びを終え、高円寺途中下車して西部古書会館。才谷屋さんがケース付きのクラシックギターを出品し…