2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

街頭テレビで力道山

今日、ネットで検索し注文した本が届く。めったにこのやり方は取らないので、届くと、へえちゃんと届くんだと感心してしまう。モルポワの詩集『エモンド』ふらんす堂。注文したのは、北九州市若松区の書肆アモルフ。えっ! なんだそうか。この春、北九州に取…

「山の郵便配達」の犬にブルーリボン賞

朝、起きたら雨だった。晴れたら、家族でハイキングでも行くかといっていたが。土曜日、娘の小学校が運動会で、今日、月曜日が振り替え休日だったのだ。ぼくがいちばん早起き。リビングへ行くと、マシロ(ネコ)が、一晩中ひとりぼっちだったので、足元にじ…

意外なところに伊丹十三が登場

なにをいまごろ、って話なんだが、黒澤明のプロンプターをずっとつとめた野上照代さんの『天気待ち』(文春文庫)を読む。すぐ読めた。おもしろかったからだ。いろいろ書き出すとたいへんだが、いちばん驚いたのは伊丹十三との関係。野上さんは伊丹万作に師…

夢みる詩人の手のひらのなかで

是枝裕和監督「誰も知らない」をケーブルで見る。いまもゴンチチのテーマソングを口笛で吹きながらこれを書いている。観たばかりの興奮、というのは多少差し引かねばならないが、しかし、文句のつけようのない傑作ではないか。YOUとカンヌで男優賞をとっ…

雪に生きる男の孫

月に数回、朝の殺人的満員ラッシュに身を置く日がやってきました。五反田です。遊古会。今日は、珍しく、神田と高円寺も初日。月一回、9時半から一階均一が開く五反田は見逃せない。で、早く行きました。会場へ着いたのが9時ちょい過ぎ。それでももう、2…

朝飯は角砂糖、食べ放題

この日記を書くとき、下にリンク元というのが現れる。どういうことなのか、いまだにわからないのだが、その一つにアクセスしたら、「水道橋博士の悪童日記」だった。なんで? と思い、読んでいくと、2004年5月30日に、水道橋博士が百瀬博道さんと岡山…

『古本道場』60冊にサイン、イラスト、落款を入れる。

昨夜、けっきょく着地できず、眠ってしまったので、今朝、5時半に起きて、ねじをまき、仕事だ。社説をまとめるって作業は、とにかく集中力の持続を要する。7時くらいから始めて、10時に終らなかった。まずいなあ。 11時半に神保町「ランチョン」前で西…

永六輔『芸人その世界』岩波現代文庫に

昨夜、遅くに山本善行に電話。ときどき、深夜に電話をかけ、情報交換をしている。さいきん、山本のテリトリーである三条「ブ」で不思議な客を見たという。肩の上にネコを乗せている男性がいた、というのだ。「オレが喋ったら、話し、つくってると言われるけ…

スモーク

なんだか日記を書くために生きているようで具合が悪いが手短に今日のことを書き留めておきたい。いくつか電話やメール。仕事の依頼も二つあった。昼前、日記を書いていて、それはつまり、このあとに続く、書いた順序としては午前中の、セドリツアーの話。で…

あこがれのセドリツアーについに参戦!

向井・岡島の名コンビに、柳瀬くんを加えた「セドリ・ツアー」に昨日、参加。手短に報告を。岡島くん運転によるセドリ車は、車種も「セドリック」と洒落ている(ウソだよ)。本来は、プロがたてたスケジュールにのっかって行くところだが、ぼくは昨日の小平…

白い猫がわが家に来た!

こないだうちから、さる方に頼んであった子猫がついにもらえることになり、今夜、わが家にやってきた。早起きしたため、ぼくは夕食後、しばらくベッドで横になり、階上の娘がはしゃぐ声で目が覚める。すでに猫は来ていた。2カ月のメスで、真っ白な日本ネコ…

一生の不覚

一生の不覚であった。本日、小平中央図書館で年に一度の古本バザーあり。小平図書の会が主宰で、市民から寄付してもらった古本を、格安で販売。単行本なら一冊30円くらい、文庫は15円とか20円とか。10時開始をすっかり忘れ、今朝はTBSモードに入…

三橋美智也ヒットアルバムは和田誠デザイン

午前中、ポプラ社矢内さんから電話。『古本道場』3刷、決定! どこまで行くか、楽しみ。 ほんとは今日締めきりのJノベルの小説時評のコラム、5冊読まねばならないのに、まだ2冊しか読んでいない。森絵都『いつかパラソルの下で』角川書店を読了、打海文…

ちょっと寝ます

昨晩、タイムリミットで、大物原稿をしにものぐるいで書き上げる。といっても社説をまとめるもので、もとはある。しかし、頭がなかなか、時事に入っていかない。終ったのは深夜2時近く。とりあえずベッドへ。朝、6時に起き、迎えの車でTBS。アン・タイ…

蝶の本は講談社

忙しい一日。まず10時半、大人のウォーカー編集長とライターの女性と、神保町の古本屋、飲食店のロケハン。ぼくがガイドする。悠久堂2Fでは山岳書しか見ていなかったが、編集長T氏が蝶に関する本に目をとめ、それがいずれも講談社刊であることを指摘。…

追加

林さんから転送されてきたのが、新風舎の社長、松崎さんからのメール。なんでも、神戸の書店でスムース文庫の「風来坊」というぼくの詩集を買ってくれて、その感想が送られてきた。ほめてくれている。松崎さんとは、もう20年以上前、所沢の荒川さんの詩の…

泥鰌庵閑話

昨夜遅く、一本原稿を書き、よく考えたら明日、つまり今日、5本の原稿を書かねばならぬことが判明。どうしてこんなことになったか。そう、みんなわたしが悪いのよ。とにかく臨戦に備え、寝ちまうことにした。どうして寝ることができるのか、不思議でしょう…

ウグイスの谷渡り

雲ひとつない上天気。湿度も低く、からっとしている。高原へいらっしゃい、という感じ。きゅうきょ、妻と西武線沿いに散歩することに。八坂ダイエーまで車で、ここで駐車し、西武西武園線に沿って多摩湖まで続く遊歩道をてくてく歩く。途中、富士山がきれい…

ぼくにだって若い女性読者がいるんだぜ

このところ天候不順。暑くなったり寒くなったり。一日のなかでも温度差はげしい。今日など、一点にわかにかき曇り、突然驟雨、それに雷が。どうなっとるんじゃい。 昼食後、妻が薬草植物園へ行こうと提案。自転車3台、家族で向う。いつもはがらんとしている…

「オオエ」健三郎

このところ、孫の手をばかでかくしたような簡易電気アンマ機で、テレビを見ながら、カタカタやってい る。これがバカに気持ちいい。ぼくは長らく、肩凝りがなく、肩が凝るというのがどういう状態なのかわからなかったが、まさしく凝るのだ。石膏を流したよう…

征木高司は三浦雅士にあらず

先日の征木高司は三浦雅士というぼくの記憶は、どうも間違ってたみたい。いったいどこでそんな情報を仕入れたか忘れた。みなさんが、心配して、あれこれ書いてくださって、どうやら解決。関心ある方は、5月11日のコメントを読んでみてください。すごいこ…

原宿竹下通りは修学旅行生でいっぱいだった

午後、日月堂さんを取材。JR原宿駅から歩く。竹下口から出たので、そのまま竹下通りを歩いたのだが、修学旅行の中学生(でしょうね)でいっぱい。おまけに辻ごとに黒人が立っていて、呼び込みをしている。なんだか不思議な光景ですね。原宿「ブ」では、犬…

結婚のアマチュア

8日のスムース会での山本対決、角田さんとのサイン会と夜のトークショー、9日の荒川さんの講演が終って、ちょっと一段落。お祭りが終ったあとの放心状態だ。昨日、10日は府中病院で定期検診。検診っていったって、小便と血を採って、データを見てちょっ…

中戸川吉二を読もう!

今朝、早く、うちに宿泊していた山本善行を駅まで送っていく。荻原邸に泊まった扉野くんと合流し、二人は京都へ帰っていく。駅までの車のなかで、娘を持つ父親の難しさを語る。娘というより子どもだ。善行の娘はいま中一。なにかと難しい時期。うちは小4だ…

神保町の長い一日

朝、9時30分に古書会館へ。UBCに古本を出品するため。一箱古本市で味をしめた。背中に大きなリュック、両手に古本を詰めたトートバック、紙袋を提げた恰好は戦後の買い出しみたい。会館入り口は、すでに10名ほどが並んでいた。何人か顔見知りも。西…

昨日のことを簡略に書き留めておこう。長い一日だった。

訂正

退屈男さんに指摘されたのだが、ぼく、昨日の日記で、鴨下信一さんの日記の本を文春文庫って書いたって。ほんとは文春新書だ。ほんとに、そう書いてる? いま確かめてみたら、ほんと、書いてらあ。バカだな。退屈男さんありがとう。過去の日記を訂正するって…

1957年のもう一人の岡崎武志

昨日、スムースの扉野くんから封書とどく。扉野くん発行者の飛兎出版『高祖保詩集 禽のゐる五分間冩生』と、手紙とコピー。ユリイカ発行の川崎洋の詩劇集『魚と走る時』に、「ギターにまじつた馬のなき声の話」という作品があるが、たぶんラジオ劇で、その主…

豊島園で古本屋に

豊島園にあるシネマコンプレックスの割引券があり、その有効期限が残り少ないというので、妻とわざわざ映画を観にいく。豊島園へわが最寄り駅国立から行くにはいくつか方法があるが、中央線で東中野、都営大江戸線で豊島園、というルートを取る。着いたら、…

TBSの朝。5時ごろ眼がさめる。朝食会までもたない。朝刊を広げ、パンを焼いて、牛乳の朝食。迎えのハイヤーの運転手。いやにていねいで、緊張しているかんじ。あまり慣れていないよう。高速はさすがに連休中とあって空いている。すいすいとTBSへ。そ…