2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

私の青春日めくり

明日から不忍ブックストリートで、一箱古本市、および関連のブックイベントが開かれます。天気、いいみたい。ぜひおでかけを。くわしくは下記のサイトをごらんあれ。 http://sbs.yanesen.org/ ぼくは明日から京都です。ひさしぶりに「みやこメッセ」の古本市…

昼間は夏みたい。夕方の風は少し冷たい。風が強い。神保町経由でサンデー毎日。塩山御大がブログで書いているが、タテキンの無料箱を覗いていたら、足下に眼鏡が。誰か熱中して、胸のポケットから落ちたのを気付かずに去ったな、と店員に届ける。なんだか、…

一週間ほどかかりっきりだった、「新刊展望」佐藤泰志特集の、全著作ガイドをようやく今朝、脱稿。未読も含め、読み直しをし、なんとか字数に収めるのに四苦八苦する。うまく行ったかどうか、ちょっと自信がないが、とにかく書き終えほっとした。佐藤の作品…

キャンディーズ「やさしい悪魔」 昨晩、ひさしぶりに「オールナイト」の前半を聞いていたら、「やさしい悪魔」レコーディング秘話が、拓郎の口から話される。この頃、ひとに曲を渡すときのデモテープ作りにいちばん凝っているときで、とびきりいいのをキャン…

昨日夜、また吐いた。いちにちの半分くらい、ベッドでごろちゃら。お金がなく、手足が冷えて、すぐ眠くなる。仮死状態である。 「若者たち」は初めて観た。ほとばしる時代性、白熱する人間関係が、ちょっと暑苦しいが、真摯さは伝わってくる。ライトの当て方…

「太陽」1987年11月号「特集 モダンシティ・ストーリー」はときどき読み返す、いい特集。中山岩太の神戸、松本竣介の東京、海野弘のレトロ紀行、野口冨士男・石濱恒夫の「東西モダン対談」としびれる目次。それに連載の「モボ・モガの時代」が龍膽寺雄。松本…

南無阿弥陀仏

終日、胃の調子悪し。あくび、吐き気去らず、重い気分。ひょっとしらひょっとするかもわからんから、本はすべて広瀬くんと向井くんに処分を頼んで、生命保険で、あと何とか食いつないで、などと家族に話して一笑される。「結婚式には出られへんかもしれんけ…

さよなら、スーちゃん

いつもはあまり意識しない、当ブログのカウント、いやに0が並ぶなあ、と思ったら、いつのまにか20万を超えていた。いや、よく見たら200万だ。人気ブログなら、数日(一日?)でそれぐらいになるのかもしれないが、まあ、ぼちぼちやっていきます。 昨日は夜、…

おかしな本棚

ふちがみとふなと「ヘヴン」、ステージは広島の飲み屋「ヲルガン座」。おお、ここ、ナンダロウくんたちと行ったなあ。 昨晩、今朝と吐く。めずらしいこと。何か悪いものでも食べたのかもわかりません。お昼はおかいさんを炊いて食べました。 TBS「スタン…

なずな屋プレゼンツ、一周年記念「ふちがみとふなと」ライブ、どんどん席が埋まっていっているそうです。躊躇している方は、お急ぎください。ああ、押さないで押さないで、順番に、順番に。ふう、まったく【本日より予約受付!】西荻窪なずな屋での「ふちが…

昨日紹介した「文藝春秋」2月号に、「時代を創った女」連載1として松任谷由実が取り上げられている。書き手は柳澤健。デビューのいきさつから、時代への浸透の仕方、若い女性の支持、挫折など盛り込まれている。「赤いスイートピー」は松本隆に乞われて、…

昨夜、BSで、これもデジマスの成瀬「めし」を観る。4度目ぐらいか。軽快ながら、奥行きがあって、正確な描写を含めて一級の作品だ。これまで気にしなかったが、「鉄」分が入ってから、鉄道が気になる。上原と原夫婦が乗り降りする駅は、大阪の南、阪堺線…

珈琲とエクレアと詩人

おくればせながら築添正生『いまそかりし昔』(りいぶる・とふん)を読み始めて、日曜の午後、ほっこりとぜいたくな時間が流れる。 「詩の時間」という文書に、母の遺品から見つかったという、手書きによる佐藤春夫の詩「ねがひ」が引用されている。最初の一…

昨日、神田古書会館「フリーダム」展を覗き、神保町を通過してサン毎へ。カッパブックス、マダム・マサコの新書二冊。『おしゃれ案内』はまだ見るが、『実用とシック』は珍しい。これが各100円、ほか諸々。田村でも梅原猛『法然(上下)』角川ソファ文庫など…

ACの押し付けがましいCMにうんざりするなか、ちょっとホッとするのがサントリー。「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」を、さまざまな歌手、タレントがリレーで歌っています。ユーチューブ、埋め込みはできないので、まとめて見たい、聞き…

不良中年詩人たち暴れる

この時期、やはりこれでしょう。 北尾トロ・下関マグロ共著の以下の本をいただいています。仲良しのお二人が、いかにしてライター稼業に踏み入れ、いかに生き抜いたか。同業者として興味津々であります。トロさんは、スキー雑誌のライターとして海外へも行っ…

すすみて自己をつるべし

桜が散り始めている。午前中に教育誌の名言コラムを書く。やっぱり良寛だ。ほんと、鵜飼いの鵜みたいなもんだ。飲み込んだらすぐ吐き出す。 道元がこういうことを言っておるんです。古来、水辺に聖人賢人が住み、ときに釣りをする。そして「人」を釣ったり、…

関西へ拠点を移したミシマ社さんのウェブマガジンで、善行堂が取材を受けています。ロングインタビューです。バックナンバーもおもしろい。 http://www.mishimaga.com/hon-asobi/020.html 今日は、テレ東の「路線バスの旅」に刺激されて、国立から聖蹟桜ヶ丘…

駒が勇めば花が散る

投票を済ませ、野川へ花見。石原軍団ともいうべきメンバーで。天気もよく、桜も満開。ベストの状態で、仲のいい知り合いが集まって、七輪に炭をおこし、肉などを焼いて食べる。そして酒。頭上には低い枝の桜がおおいかぶさっている。川では子どもたちが遊び…

アキヒロくんを拝む

目覚める直前、元ちとせに演歌のコンサートに誘われる夢を見た。「岡崎さん、行きましょう」。演歌に興味はないが、あの濡れた瞳でじっと見つめられると、行ってもいいか、と思う。 昨日は高田馬場「BIG BOX」を経て竹橋でサン毎の仕事。「BIG」で、出たばか…

座禅でも組むか

TBS終え、帰宅。昼まで眠る。 「ビッグイシュー」栗田勇『良寛の読み方』(祥伝社黄金文庫)について書く。同じ栗田勇『道元の読み方』もアマゾンから届く。唐木順三『良寛』(筑摩日本詩人選)を持っていたことに気付く。届いた「考える人」が仏教特集で…

朝、早起きしてTBS放送用原稿を書く。山田順『出版大崩壊』。 昨夜はもちろんBSで木下恵介『二十四の瞳』を。誰が言ったか、日本のテレビドラマ(これは映画でもそうですが)で、ぜったい出てこないセリフが「まあ、お兄さん(お姉さん)とそっくり」あ…

きれいな「東京物語」

「仙台」ジュンクが再開し、元気いっぱい、ジュンちゃんがブログを放っています。いいねえ、異議なし! http://flat.kahoku.co.jp/u/junko/ 5月3日不忍ブックストリート「一箱古本市」の店舗配置が発表されました。ぼくは、旧安田邸です。 http://sbs.yane…

伊東くんの弁当

昨日、コクテイルで、ブックスひろしま代表の財津くんと飲む。今年も十一月ごろ、「ブックスひろしま」を開催予定とか。「意地でも続けますよ」と財津くん。その意気、その意気。がんばれ財津くん。あとでエンテツさん御一行、近代ナリコさん御一行と次々、…

春がいっぱい

大村憲司「春がいっぱい」。あれ、大村憲司、もう死んでたのか。「1998年11月18日、肝臓病(アルコール性肝炎)で死去。49歳没。」早起きして、「赤旗」連載、九回目になるのかな、林芙美子『放浪記』について書く。準備をちゃんとしたためか、一時間で書い…

春の風が吹いていたら

小学館文庫の新刊、佐藤泰志『移動動物園』見本が届きました。解説を書かせてもらっています。カバーデザインは名久井直子さん。佐藤泰志の文庫解説を書く日が来るなんて、ちょっと自分が自分でない感じ。不思議な感じ_です。 朝から仕事をしていましたが、…

朝、めっぽう寒く、昼、めっぽう暖か。着ていく服に困るな。「和洋会」経由のサンデー毎日。「和洋会」でも、タテキンでもコミガレでも文省堂でも買った。こういうことも珍しい。飯田橋「ブ」でも買って、ぜんぶで十五冊。やれやれ。 「ギンレイ」で残りの一…