2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

土曜あれこれ

2月も今日まで。昨日は、一年に一度ぐらい呼ばれるJRACという団体での古本講座。一時間ぐらい話をして、神保町を数軒、一緒にまわり、あとは参加者に勝手にまわってもらい、最後また集合して戦利品を発表してもらうという講座。千代田図書館は、いつこんな…

南千住「モア」で脱力

昨日はサンデー毎日。桂米朝の語りによる『藝、これ一生』朝日新聞出版が届いていて、著者インタビューを志願する。OKをもらって、朝日に連絡したが、なにしろご高齢で、テレビで見るかぎり、体調のいい日悪い日があるなど、かなり難しそう。それでもなんと…

ひさびさの末広亭

「週刊現代」重松清『きみ去りしのち』書評、削ったり書き直したり、めずらしく苦心さんたんして送稿したら、8行足りないといわれる。あれほど削って、こんどは足りない。いまだに行数計算で簡単な算数を間違う。ゲラが上がり、なんとか加筆して送ると、加…

とうとう届いた

とうとう届いた。金子彰子さんの詩集『二月十四日』龜鳴屋。そうか、これがそうか。カバーがぐるりと本体を取り囲むかたちでくるまれて、ハートのマークのところでのり付けされている。これを破いてもいい、と書いてあるが、息を張りつめて、おそるおそるは…

君去りし後 告知あれこれ

ちょっと今週、煮詰まってきました。そのわりによく寝るけど。 重松清『きみ去りしのち』をなんとか読了。「ヨムヨム」の川本三郎さんの連載と同じタイトルだが、これはもちろんジャズのスタンダード「君去りし後」と訳される名曲がもと、でしょうね。岡本お…

ゆず虎嘯さんへ行ってください

昨晩、家族で鍋を食べたあと、約束していてなかなか行けなかった国立の古本ユニット店「ゆず虎嘯」へ、「岡崎武志堂」として、本を置かせてもらいに行く。同店については、以下にアクセス。近所の方、いらっしゃいましたら、ぜひ一度足を運んでみてください…

帰り道は寒かった

「スムース」晶文社特集号、おかげさまで、2000部が完売に近い勢いで売れています。「東京堂書店」ではついに一位に! 林さんのブログに店頭ウィンドーの展示写真があります。 http://sumus.exblog.jp/ 増刷されるかもしれませんねえ、この調子だと。み…

手紙を書いた

古本屋検索の話ですが、どうも、ぐーぐるマップが完璧とはいかないらしい。古本(ふるもと)と名のつく店もヒットするし、あるはずの店が表示されなかったり。だから稚内の「はまなす」さんの項も書き改めました。というのも、吉祥寺で検索すると「さんかく…

今日いちにち

昨日は、三鷹「上々堂」へ精算と追加に。また大幅に本を入れ替えました。今日は筑摩の原稿と格闘。「サンデー毎日」のコラムに「すむーす」と晶文社50周年について短い原稿を書く。 午後「ブ」で新井静一郎『広告をつくる技術者(デザイナー)たち』美術出版…

古本屋地図、過熱

グールグマップによる古本屋検索は過熱。ついに北海道に上陸、さまざまな島へと検索の手が伸びた。佐渡にも壱岐にも対馬にも古本屋はある。ああ、行ってみたい! 北海道では札幌以外なら、苫小牧、滝川、旭川、釧路、帯広がおもしろそう。それにしても津々浦…

吉祥寺「百年」で

ええっと、もう今週末ですか。いつも西荻ブックマークの裏方をやってくれている木村カナさんと、これはおもしろかった『不良少女伝』の著者・平山亜佐子さんとのトークイベントが吉祥寺「百年」であります。 ぼくも予約するつもり。 百年「と」不良少女 −女…

ディック・フランシス死す

ディック・フランシスが死んだ。息子と組んだ最新作はまだ読んでいないが、それまで邦訳の全作を読み、一番熱を上げていた80年代、新作を読むと、また過去の作品すべてを読みなおすというムチャを繰り返していた時期もある。「利腕」あたりまでの作品は、…

二月十四日は金子彰子デー

「二月十四日」という名作を十五歳で書いた金子彰子さんの初期の詩と、その後詩作を再開してからの作品を集め、あの龜鳴屋から詩集がついに出る。 これはどうしても、今日、二月十四日に紹介しなくちゃ。 ご予約と告知は、金子さんのブログから http://d.hat…

渡辺洋『向日 歌う言葉』と向き合う雪の日

昨日、今日とほとんど家にいる。今朝は小雪がちらついていた。盛況が伝えられる「羽鳥書店」古本市は明日、なんとか行きたい。取材を兼ねて。 時事通信からの依頼、『人情本事典』(笠間書院)は宗旨ちがいで、なかなかの難物。なんとか書評の筋を見つける。…

朝のできごと

朝、TBSラジオを終えて帰宅。「羽鳥書店」ひとり古本市へ行くつもりで、準備をして出たが、風邪の調子が思わしくなく、外はたいへんな寒さで、大事を取って帰ってきた。土曜日あたり、覗きにいこうかと思っている。 忘れずに書いておく。今朝、JTBパブ…

風邪の初期みたい

新生「コクテイル」開店を目指し、奮闘中の狩野くんがブログで近況をアップ 「古民家の再生のようなことをやっている。築九十年の長屋に積もり積もった新建材をはがし、元の梁を柱を出し、掃除し、磨きをかけ、そしてこれから新しい物を作りあげる。すごいこ…

たった一人の古本市

今週はこれが楽しみ。たった一人の古本市、とでも言うべきか。そうか、大量の個人蔵書の処分法として、この手があったか。以下、千駄木「ほうろう」さんのブログから。http://d.hatena.ne.jp/koshohoro/20100112「スムース13号」ですが、各書店への配送が始…

スムース完売

午前、歯の治療。昼、冷凍のチキンライスに卵をくるんでオムライスにする。発作的に石神井公園へ向う。古本屋数軒を回り、石神井公園経由で上石神井まで歩く。ここから西荻行きのバスが出ていることを知り、西荻へ。「音羽館」で晶文社本特集コーナーを見る…

本郷・菊坂ホテル 音羽館で晶文社本フェア

昨日、午後、「スムース13号」を20冊納入。夜に広瀬くんからメールがあったが、すでに半日で7冊売れたそうだ。すごいじゃないか。 音羽館、ささまで、またごちゃごちゃ買う。どうしても晶文社本に目がいくな。音羽館均一で羽根田武夫『鬼の宿帖』文化出版局…

スムース13号 まるごと一冊晶文社特集号 できあがり!

本日、わが家にも「sumus13 晶文社特集号」とどきました。12号が2004年だから6年ぶりか。うーむ、やっぱり6年、いろんなことがあったなあ。あ、そんな感慨にふけっている場合じゃない。じっくり、ぱらぱらあちこち読んで、これはいい出来の特集号にな…

みすず、菊坂、コロンビア

昨日は本郷の「みすず書房」を訪ねる。菖蒲忌の5月刊行を予定している「大人の本棚 野呂邦暢随筆集(仮名)」の、第一次選択を終え、担当編集者の宮脇さんと相談。 「みすず書房」を訪ねるのは初めて。都営三田線「春日」が最寄り駅だが、中央線を使うとな…

本、冷えてます。

「なにもかもがなんでこんなにうっとおしいんだろう」(吉田拓郎「風邪」)と、「いまぼくは幸せです イヤなことを忘れたら」(沢田研二「いまぼくは幸せです」)の両側を振り子のように揺れながら、今夜は麻婆豆腐を作る。後者は沢田が自分で作詞作曲した曲…

Pippoさんがやります!

詩が退潮にある21世紀日本において、孤軍奮闘、近代詩の普及に努める伝導師Pippoさんが、丸山薫・三好達治を読みます。以下、向井透史くんのブログから。Pippoが毎月続けている近代詩をカフェで紹介するという「ポエトリーカフェ」の今月分の募集が始まっ…

私は古本ストーカー

1月最後の日曜日。午後、高円寺即売会へ。大均一祭は昨日が200円、今日が100円。受付にオヨヨ山崎くんがいた。「どう、金沢?」「歓迎されています」とのこと。 二日目の午後で、さすがに棚はガタガタ。半分くらい売れた棚もある。それでも15冊を仕…