2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

痛む歯をおさえ、ベッドでうつらうつらしていると京都にいる弟から電話。「カントリーガール」の監督・小林達夫くんとお酒を飲む機会があり、そこでぼくの名が出たという話であった。あれは2010年になるか。北條くんに誘われ渋谷へ試写を見に行き、試写入口…

静かな雨。昨夜、CSで「もらとりあむタマ子」を三分の二ぐらい、見る。山下敦弘監督、前田敦子主演。東京の大学を出たが、働かず、甲府の実家(スポーツ店)で、就職活動もせず、寝て、起きて、父が作る食事をただ食べ、マンガを読みふけるだけのモラトリ…

日いちにちと涼しくなる。夜は虫の音。 昨日は午後、外出。「盛林堂」にちょっと寄って、若旦那と少し話をし、均一で数冊。三浦哲郎『師・井伏鱒二の思い出』新潮社は思った以上にいい本で、電車のなかで、何度か目頭があつくなる。これほど強固な、しかも愛…

涼しい、というより肌寒い。窓を開けて眠るのは、もういかんな。 月一回の検査とクスリの処方。これがけっこう金がかかり、ううむ、というところ。待合室で東京新聞を読んでいたら、斎藤美奈子が連載コラムで、「噂の東京マガジン」の「やってトライ」(若い…

一挙に涼しくなり、玉川上水を1時間半ほど歩く。途中、足が痛くなる。さぼっていたからだ。 「サンデー毎日」で始まる、昭和の芸能みたいな企画に参加することになり、まず大空真弓さん「愛と死を見つめて」原稿を送付。 午後、吉祥寺の「夏葉社」新事務所…

小雨。昨夜というか日付では今日になるか深夜、NHKEテレで「むちむち」という30分番組再放送を見る。渋谷を歩いている「無知」な女子高生に、ムチうつ取材を命じるという企画。これがおもしろかった。二人ずつ二組。一組は「普天間基地」へ。沖縄で戦争…

昨夜、ぶじ「第三回 中川フォーク・ジャンボリー」を開催。ゲストは松崎ナオさん。最初50分ぐらい、話をいろいろ聞いたのだが、受け答えが相当個性的で、おもしろい人だなあ。歌のイメージとかなり違う、と言うと「もう、100パ、ですよ」と松崎さん。「会う…

「日本の名随筆 肴」所収の小林勇の「枝豆」という文章。昭和21年6月、露伴の家へ向かう途中、道で枝豆の束をぶらさげた婦人と出会う。枝豆は露伴の大好物。しかし、食べ物が容易に手に入らない時代。思わず小林は婦人に、どこで手に入れられたかを聞く。…

夕べ、酔っ払ってユーチューブにて迷走、「和風総本家」やら、何やら観ていたら、こんなのにぶつかった。「相棒」を観ていないぼくは、成宮寛貴という俳優に何の印象もないのだが、へえ、えらい奴じゃないか。 https://youtu.be/74JnoJKWI0w 本日午後、三鷹…

今日は前夜からずっと雨。おかげで少し涼しい。 昨日は思い立って、東武東上線「下赤塚」へ。板橋区立美術館「国際絵本原画展」最終日を見るついでに、もう締め切り間際の「古通」取材のため、「司書房」を訪れる。ご店主におもしろい話がいろいろ聞けた。原…

先週か先々週か、それも再放送かもしれない「こころ旅」で火野正平が、どういうケースでだったかは忘れたが、「男には一つぐらい体のどこかに痛みがあった方がいいんだ」(正確ではない)とロバート・B・パーカーが書いている、と言った。見ていて「ほう!…

田中小実昌を読んでいたら、映画館で映画を無性に見たくなって「ギンレイ」へ。ジュリエット・ピノシェ主演「おやすみなさいを言いたくて」を見る。イーストウッド「アメリカン・スナイパー」と併映。今日が最終日とあって、客席は満席だった。「おやすみな…

暑い夏のせいにしていいか、「サン毎」書評レギュラーページが思いのほか難渋し、朝から始めて、さっきようやく送付。作業中、とつぜん頭が固まったようにまったく動かなくなる。なあんにもしたくない、という壁にぶちあたる。酒の飲み過ぎか。 「イチオシ」…

園子温「ヒミズ」をレンタルでDVDを借りてまで観たのは、フランソワ・ヴィヨンの詩の引用があるから、と知ったから。山崎方代がずっと大事にしていた詩集がフランソワ・ヴィヨン詩集で、影響も受け、住所録替わりに書き込み使っていたという。このヴィヨン…

朝、早起きして「ギンレイ」10時からのイーストウッド監督「アメリカン・スナイパー」を観る。重い映画で、腹にズシンズシンとくる。臆病なぼくには、耐えられないシーンもあり、ストレスを感じたが、終わってみるとやっぱり快感があった。http://wwws.warne…

先日、石原、北條と飲んだ時、北條くんが見せてくれたのが「クレア」9月号。本屋特集。 北條くんの本でも紹介された熊本「橙書店」のトークショーに、シークレットで村上春樹登場。知らされず店に来た人はみんな驚いたろう。その村上春樹が選んだ5冊だった…

「朝日」土曜朝刊、出版広告に光文社新刊広告があり、拙著『読書の腕前』が、わざわざピックアップされ掲載されていた。「6刷」の文字が踊る。思わず切り抜いて、スケジュール帳に貼る。 「別冊太陽」新刊が『夏目漱石の世界』。いまさら何をやることがある…

午後、盛林堂へ補充のため西荻経由竹橋。サンデーで本えらび。一階上で仕事をしている、小学校の同級生Mに挨拶に行く。6月より、また東京勤務とのこと。涼しくなったら飲みに行こうと約束する。 神保町へ向かうため、外へ出たら、大変な暑さ。くらくらする…

今日は一日家にいて、あれこれ。午前中、サンデー10本を送付。集中力つづかず、だんだん所要時間が長くなってきた。「イチオシ」は野上孝子『山崎豊子先生の素顔』。これほど個人に捧げ尽くした人生というのが、あっていいのか。いや他人がとやかく言う必要…

午後、なんとか一本原稿を仕上げて送付。夕方、某所で「サンデー毎日」の取材。女優の大空真弓さんに話を聞く。これがすこぶる有益でおもしろかった。話の細部がいちいち生き生きと明瞭で、貴重な証言となっている。「大空真弓」という名の通りの女優人生だ…

うだる暑さにすすまぬ仕事、気がつけばベッドでふて寝、という状態であったが、光文社よりまたまた「知恵の森文庫『読書の腕前』の重版決まりました!6刷、3,000部の重版で、累計20,000部」との知らせがあった。過去に出した本のなかで、もっとも売れた本に…

さぼっていた玉川上水さんぽを再開。今朝の「朝日」に「今こそ 串田孫一」という記事が出ていた。なんだか、串田孫一づいているな。こないだ盛林堂で、外へ出るのがイヤで(もちろん暑いから)、棚をじっくり見ていたら、山のコーナーに串田孫一が、そうだな…

ああ、そうですか。本日より8月。えらい暑さでした。出遅れて高円寺「好書会」へ。200円均一棚が異常に繁殖。もはや古本デフレがとめどもなくなっている。20冊は買ったか。まだまだ買えそうだったが、きりがないので止めたくらい。杉浦明平『明平、歌と人に…