2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

長い国境のトンネルを

出口が見えたような気がしたが、国境の長いトンネルはまだ続いているのであった。 28日はサンデー毎日。神保町タテキンで別冊新評「澁澤龍彦の世界」800円、現代詩手帖の大岡信特集200円、それに100円から何冊か拾い、ブカキンに移動。昭和42年…

今朝、朝日新聞を見たら

今朝、朝日新聞に挟まっている「be」という別冊を見たら、大沢在昌、京極夏彦、宮部みゆき、いわゆる「大極宮」の特集。作家セレブ、という趣きでどかんと登場している。ぼくはお三方の、いい読み手ではなく、宮部さんだけ3冊ぐらい読んだほかは、一作ず…

宮地嘉六はいいぞ

今朝、除湿器を稼動、エアコンによる除湿も開始。ただ部屋にいてもTシャツが汗でぐっしょり濡れる。汗をかくのはいいことなのだが。 スタン・ゲッツがライオネル・ハンプトンと組んだ、晴れた日の川沿いの土手を吹きすぎる春風のようなアルバムを聞く。 い…

報告あれこれ

学習院生涯学習センター講座「本の散歩道」3回目を無事終了。 高田馬場「ブ」で、鮎川哲也『偽りの墳墓』ポケット文春(初山滋装画)、星新一『ボンボンと悪夢』新潮社(真鍋博装・カット)などを買う。 帰り西荻「音羽館」均一で、木村威夫『彷徨の映画美…

悲しき49歳

サッカー負けちゃいましたね。えー、しばらく日誌は休みます。悲しき49歳を邁進していきます。

つづり方兄妹

10日、朝7時に電話。昨日もあったが、『つづり方兄妹』の野上丹治さんが上京し、ぜひぼくに会いたいという。くわしくは『古本生活読本』を読んでもらうしかないが、ぼくは『つづり方兄妹』のことを、かつて産経新聞に書いた。その野上さんから新聞社を通…

雨の日のバスは雨とバスの匂い

9日、雨。仕事いくつかかたづけて外出。駅まではバス。雨の日のバスは、車内に雨とバスの匂いがたちこめる。小さいとき嗅いだのと同じ匂いだ。 神保町へ出て、古書会館「城南展」を周遊。いくつか買ってもいいかな、と思う本もあったが、けっきょく手ぶらで…

とりあえず告知

メール、ファクス(ゲラ)、電話ほか舞い込み、受容のキャパを超え、呆然。優先順位をつけ、こなしていかねばならないが、どこから手をつければいいか。とりあえず、本日締切の原稿を書く。ただ、書く。しかし、ためいきばかりが出て、一向はかどらぬ。すぐ…

『スペインの城』を探せ

6日、三鷹「上々堂」に追加補充しました。また「音羽館」へ寄り、リー・モーガンCD、和田誠挿絵の古い児童書500円を買う。温度差大きく、体調を崩す。風邪の初期症状なり。夜、山本善行と電話で長話。二人の対談集のことなど。 7日、午前中、ほんとは…

バルタザールで田舎膳

5日、正午、西荻。中央公論のTくんと待ち合わせ、お昼を食べながらあれこれ打ち合わせ。ほびっと村内のレストラン「バルタザール」は、無農薬、自然食レストランの草分けだけあって、田舎膳(1200円)を食べたのだが、見た目もきれいだし、味もしっか…

林哲夫『文字力100』書影に注目

4日、神保町へ。4時から放心亭で、書肆アクセス主催「林哲夫さんを囲む会」。その前に、夜、黒岩さんとトークショーをやる「UBC」会場へ。昼間は古書即売会場。ぐるりとまわり、昭和2年の海外渡航記、野村兼太郎『欧州印象記』を1000円。ロンドン…

西村繁男『にちよういち』はサイン入り

3日、学習院生涯学習センターで講座2回目。朝、早起きして準備。レストランのコースメニューに見立てて、前菜、メイン、デザート、ドリンクと話すことをきめる。前菜は最近買った古本の紹介、メインは逗子文学散歩(中里恒子と石原慎太郎)と『細雪』を読…

噂のブルータス

昨夜おそく、妻と娘がディズニーランドからへとへとに疲れて帰ってくる。少し話を聞くだけで、一生、行きたくないとぼくは思う。ぼくの遊園地は枚方パークどまり。 今日は朝から、もう延ばせない「大阪人」の原稿を書く。神保町古本屋街で大阪本を探す。25…

太陽の季節に逗子へ

TBS終え、ハイヤーでそのまま逗子まで送ってもらう。夏日の三浦半島は陽射しが強い。太陽の季節に逗子へ。駅前で下ろしてもらい、図書館、中里恒子邸跡(?)、徳富蘆花記念館、そして海に出る。逗子は観光地化されていず、落ちついたいい町だった。ちょ…