2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

あれこれ締め切りが重なり四苦八苦。そんな合間に山田洋次「下町の太陽」(1963年松竹)を再観。倍賞が住む町の最寄り駅は「京成荒川」(現「八広」)駅。勝呂誉に追いかけられ、土手脇の階段を降りるシーンあり。京成線はまだ高架になっていない。土手…

戸棚のような狭いところをくぐり抜けないと、二階へ行けないというような変な夢を見て起床。朝飯後、テレ東で再放送「路線バスの旅」太川・蛭子+珠緒を見る。米沢から下北半島の先端まで。無性にどこかへ行きたくなる。いや、今日はしごとしごと。 彩流社か…

たぶん関西在住時代に古本屋で買った、現代詩文庫『石原吉郎詩集』をぱらぱら読んでいて、最後の見返しを見ると、エンピツ書きで250(円)とある。定価は320円。70円しか引いていない。つまり、新刊で買えば、当時はもっと定価は上がっている(たとえ…

うららかなる晴天の日曜日。まずは高円寺の即売会2日目へ。100円、200円でけっこう買える。最高が300円。10冊数冊は買ったか。新宿経由山ノ手線で日暮里へ。車中、加藤芳郎『まっぴら君』の大型本を熱心に読んでいるおばさん目撃。「読む人」としてスケッチ…

『神戸70s青春古書街図』の著者・野村恒彦さんがリアイアされ、旧海文堂近くで、古本屋「うみねこ堂書林」を始められたことを「空犬通信」で知る。住所を打ち込んで、ストリートビューで見ると、海文堂が閉める少し前に訪れたとき、昼を食べた食堂「ひさご」…

昨日は「ギンレイ」で映画「さよなら渓谷」を見て、「サン毎」本選び。「さよなら渓谷」は吉田修一原作。真木よう子はバスに乗る女。秋川あたりの渓谷シーンが美しい。重い映画で、上映中は早く終わってくれと念じていたが、終わったあと、しばらく席を立た…

朝、早起きして芸術新聞社ウェブ連載、「人生散歩術」の吉田健一2をなんとか送付。吉田健一と酒、について。「堺正章が走る!」の「2」も近々、ウェブちくまで掲載されると思います。連休進行で、「サンデー」が一回分休みだったので、その分、時間が取れ…

昨日は「新宿展」最終日を覗き、それでもけっこう買って、午後は池袋「ますく堂」へ。魚雷くんに続く「貧乏」取材。ちくまの窪くんと帰り、郷土資料館へ立ち寄るが旧館だった。そうか、月曜だもんな。打ち合わせにと、駅前で目についた二階の喫茶へ行くと、…

夕べのお酒が残っている。昨日は、西荻「本の楽市」へ。信愛書店向いのもと理容店を使った古本市。着いたら、もう店内は押し合いへしあい。あの人もこの人も来ていて、すでにたくさん本を抱えている。この密集は途切れず続く。ぼくも次々と抱え、けっきょく5…

朝、地震があった。夕べはなんとか、「堺正章が走る!」第2回目を送付。 茨木のり子『うたの心に生きた人々』は、もとは子どもむけに書かれた評伝で、山之口貘をおもしろく読む。 ナンダロウくんの新刊『谷根千 ちいさなお店散歩』を読んでいて、そういえば…

昨日は遅くまで、「古通」で始まる岡崎武志堂目録の図書選別と原稿書き、今朝は早起きして教育誌のレギュラーコラムを一本書き上げ、「サン毎」10本書評に挑む。スペシャルな息の抜けない時間が続く。ゆうてますけどね(ガリガリガリクソン、どうしてるかな…

連日、ヨムヨムの日々。梨木香歩さん新作長編『海うそ』が、あんまり素晴らしいので驚く。必ずや、何らかの賞が授かるはず。 仕事の本読みの箸休めにパラパラ読み出した、宮脇俊三『途中下車の味』に、「小説新潮」の引き継ぎ担当者として松家仁之さん登場。…

昨日、夕方国立駅前の喫茶で、北條くんと片岸さんを目の前に談笑。ある頼まれごとを引き受ける。「そうか、片岸さん、北條洋子になるんだ。戦国武将の妻みたいやな」。トワ・エ・モアの「ある日突然」みたいに出来たカップルだが、二人座っているのを見ると…

おだやかな日曜の朝。「小さな旅」で、これまで放送したなかから、水に関する放送を再編集。湧き水ですべてをまかなう農家、水道いらず。すばらしい。 昨日は午後外出。夜の渋谷「アップリンク」での「書くことの重さ」上映後の稲塚監督とのトーク(もう3回…

「ウェブちくま」で、今週金曜から「堺正章が走る!」の連載が始まりました。隔週金曜の更新となります。一人の人物について、一本、長く書くのは初めてで、どうなりますことやら。よろしくおつきあいください。下記より、誰でも無料で閲覧できます。 http:/…

保険証が見つかった。ほっとする。 こないだ京都へ行ったとき、善行堂にしばらくいたが、連日のように通う新大学生がいた。小林秀雄、吉本隆明などを読んでいるという。「埴谷雄高はありますか」というのでびっくり。文庫より単行本で読む、という。ブログを…

今日、思い立って川越へ。最後の桜を車窓に見ながら、直通電車を選んで向う(ほとんど東村山で乗り換え)。駅前で古本市が開かれているのだ。ワゴンが10数列(×4)。これならじっくり見られる。加藤一郎『文壇資料 戦後・有楽町界隈』講談社500円ほか諸々。…

往来座ブログで、いま建設中の豊島区新庁舎の場所が、かつて木山捷平の下宿跡であったことを知る。ノーマークだった。http://ouraiza.exblog.jp/ぼくが酷愛する『山手・下町散歩』地図では日の出小、となっている。ちょっと古い。雑司ヶ谷霊園からもほど近い…

夏葉社、庄野潤三親子小説集『親子の時間』セレクトリストを送付。午後外出。浅草へ。大橋巨泉さん取材。かなり珍しい著作、対談集『巨泉真言勝負』を持参、サインをもらう。「いや、これはウチにも一冊しかないよ。よくまあ」と言われる。これは「サンデー…

寒い日曜の朝。寝床で「文藝別冊 丸谷才一」を読む。 昨日は、長い長い相模線各駅電車に揺られるあいだ、せっかくの山本潤子の余韻が消えてしまった。しかし帰宅してビールを飲みながら、あたまのなかで、ずっと山本歌唱の「最後の春休み」が鳴っていた。さ…

前前から、一度聞きたかった、山本潤子のコンサート、朝日の招待コーナーで応募するも落選で、ただし優待の資格がついてきて、二人だと半額になる。妻を誘って、茅ヶ崎市民会館ホールへ。窓口で指定券と引き換えるシステム。本番は超満席であった。山本潤子…

京都への帰省が挟まって、「サン毎」10本書評の本読みの時間が足らず、あくせくと読み、今朝、早起きし、ようやく原稿を送付。紅茶を煎れてひと息。『茨木のり子の家』をパラパラ見て、心慰む。これは日々の箸休めのように、よく開いた。「ブ」で、仕入れで…

芸術新聞社ウェブ連載「人生散歩術」の吉田健一の巻1がアップされています。ちょっと手が入るかもしれませんが、とりあえず。 http://www.gei-shin.co.jp/comunity/23/9.html 今日、午後に京都から帰還。郵便への返事、メール返信、各種連絡、ゲラ戻しなど…