来年1月の仕事と遊びが少しずつ埋まってきた。取材、書評、文庫解説、中川フォーク、落語会、コンサートなど。これでもまだ少ないが、それでも、何かしら、スケジュールが埋まると、ほっとする。本日、今年最後の原稿は、「赤旗」試写室。来年の大河「いだてん」を紹介。いや、これは面白いですよ。今年の「西郷どん」も、ふだん、まったく大河を見ないぼくとしては珍しく、よく見た。しかし、視聴率は悪かったようである。「いだてん」は近現代。前から提案しているが、谷口ジロー関川夏央『「坊っちゃん」の時代』を原作にした大河も、ようやく射程に入ってきた。
明日は八王子「むしくい堂」での、古ツアさんとのトークhttp://furuhonya-tour.seesaa.net/これが仕事納めかと思ったら、30日に一件、打ち合わせが入る。もう少し働かないといけない。新日本紀行「演歌」をおもしろく見る。ぼくはほとんど演歌をうならない。フォークソングがすでに懐メロ化している部分がある。今年ももう終わり。除夜の鐘だけは、京都で聞きたいものだ。学生時代、銀閣寺の下宿にいても、除夜の鐘は聞えた。それから、闇の哲学の道を散歩したりしたものだった。京都で学生生活を送れたことはよかった、と思っている。昼は「西友」でアルバイトしていたので、31日まで働いた。