2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

昨夜送った、村上春樹編訳『恋しくて』の書評原稿が違う社の編集部に届いたらしい。その旨のメールあり。なるほど、同じ姓の人だったんだ。新規でメールアドレスを打ち込むとき、何字か打ち込むと、そこから始まる候補のメールアドレスが羅列され、そこから…

途中からだが、CS放送の「悪の階段」(鈴木英夫監督/1965)に惹き込まれ、最後まで見る。金庫破りで4人が大金を強奪。一人1000万の分け前(現在の貨幣価値で1億円近い)。半年、手をつけぬことを首謀者の山崎努が約束させるが、仲間割れが始まる。加東…

朝から動き出す。消えた文庫について書くことになって、書庫で格闘。 昨日、古ツアさんツアーでけっこういろいろ買ったのだが、「音羽館」店頭で、文庫サイズの『アサヒカメラ特製復刻版(戦前編)』は、薄い本で、背だけで拾うのは難しい本だが、よく目が行…

いやはや、もう 28日ですか。そろそろ季節はずれの別れ際のギャグ「よいお年を」が使えなくなってきた。 芸術新聞社ウェブマガジン連載原稿、今回は、井伏鱒二と酒、をなんとか送付。イラストも送った。さいきん展覧会用に、作家の似顔絵を描いているのだが…

「風船舎」最新目録、風呂に持ち込んで読む。もう9号か。300数十ページの力作。例によって音楽関連の書目が大半を占め、後半、都市モダニズム資料、あるいは「せまいながらも楽しい我が家」「サラリーマンブルース」など、楽しい項目が続く。毎回、よく…

台風はいくぶん列島から逸れたようだが、それでも雨は強い。今日、午前中で止むということだったがそうはいかなかった。高円寺西部会館経由で田端。田端文士村記念館で川本三郎さんのトークがあり、学芸員の方にお招きいただいていたので駆けつける。明治文…

先日の「考える人」メルマガのリンク先が間違っていました。というより、あれでは読めない。失礼しました。こちらからどうぞ。 http://www.shinchosha.co.jp/mailmag/kangaeruhito_htm 朝から書評と格闘。3枚半、といつもと違う分量なので、うまく感じがつ…

サンデー10本勝負、日付をまたぎこしてなんとか送付。「いちおし」は太田和彦『みんな酒場で大きくなった』(京阪神エルマガジン社)。居酒屋対談もおもしろいが、著者の仕事場やノートなどが開陳されている部分にも強い関心を持つ。角野卓造が意外な本格的…

昨日はお願いごともあって、ひさびさに国立古民家ギャラリー「ビブリオ」を訪ね、オーナー十松くんと話す。 http://d.hatena.ne.jp/banka-an/にも写真があるが、戦後の古いステレオ装置があった。入手のいきさつを聞き、なるほど。収まるべきところに収まっ…

酒浸りの毎夜で、どうもいけませんねえ。太田和彦『みんな酒場で大きくなった』に、川上弘美さんとの対談が収録されている。そういえば、先日の谷崎賞パーティにも川上さん、見えてて、たくさんの人に取り囲まれていた。とてもきれいでした。で、対談に出て…

木村衣有子さんから、「のんべえ春秋」3をいただいてます。特集は「京都の工房『酒器 今宵堂』」。いつもながら、惚れ惚れする写真も木村さんの手による。ぼくは、木村さんの写真に出会ってから、自分で撮るとき、撮り方が変わった。建物や風景は、全体を撮…

台風接近、風雨強し。 午後、青柳いづみこさん『アンリ・バルダ』刊行記念トークショーを聴きにお茶の水へ。アマゾンの解説を添付しておきます。バルダの貴重な音源を聞きながら、青柳さんらしく緻密でユーモラスなバルダについてのお話が楽しかった。 「目…

秋の金曜日、サンデーを前日に終えているので、この日、神田古書会館、五反田・南部と古書店(展)めぐり。けっこう買った。神田からコミガレまでのあいだで、4人知り合いと会う。コミガレの前では、年下の友人でギリシア彫刻のような美青年Oくんとばった…

明け方目覚め、眠れなくなって、一時間ほどやり過ごし、二度寝。そういうこと、よくあるな。 昨日、神保町経由、サンデーへ。昼は呪われたように、またもや「いもや」で「天ぷら定食」。しかし、席に着くまでに30分以上待つ。これはぼくの昼食の流儀に反する…

先日、「スーパー源氏」神保町店に、ぼくの古本を並べてくれるというので、二箱送る。昨日は、上々堂へ追加補充と精算。8月9月、暑かったせいか、売上げは芳しくない。これがぼくのコーナーだけで、上々堂全体はそうでもない、というのなら良しである。も…

映画「そこのみて光輝く」

昨日、雨風強まるなか、五反田へ。 佐藤泰志原作 呉美保監督作品 出演:綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉『そこのみにて光輝く』http://hikarikagayaku.jp/ 2014年4月公開函館シネマアイリス、テアトル新宿他 の初号試写を見る。傑作だと思った。見終わってすぐ、…

「日本の論点」の「古本」項目原稿ゲラ、ようやく返送。古ツアさんのこと、追加できてよかった。PDFで送られていたのに、目が滑って、落ちついて読めない。そこで、わざわざファクスしていただいたのだ。手数がかかるライターだよ。「ビッグイシュー」原…

午前、BSで、1963年のNHKドラマ「青春放課後」を見る。小津と里見弴が脚本を手がけたということで今回の再放送が話題となった。それをうっかり忘れていて、90分のうち頭30分を見逃す。 『青春放課後』(せいしゅんほうかご)は、NHKで1963年(…

「朝日」朝刊読書欄の文庫・新書コーナーで『蔵書の苦しみ』が紹介されていた。まだ、引きがある、ということに驚く。ありがたいことだ。 昨日は夜、下北沢「B&B」で、稲塚監督と「書くことの重さ」についてトーク。駅がすっかり変わってまごつく。打ち上…

昨日は、「いもや」で天ぷら定食を食うぞ、と誓い、ツアーコンダクターのように心に旗を立てるつもりで神保町へ。11時40分ごろ店内に入ったら空席があった。早く動くに越したことなし。各店、微妙に味が違うような。味噌汁は、前に入った小ぶりの店の方がう…

昨日は六本木ANAホテルのカフェで、堺正章さんマネージャーと打ち合わせ。今後の方針と連載開始について。またネジを巻き直す。六本木の巨大ホテルということで、ひっきりなしに人の出入りがある。ガイジン多し。日ごろ、中央線でのたくっているぼくとしては…

年刊?の雑誌「生活考察」の連載「生活講座」、第五回「聴く2」をなんとか書きあげ送付。書いているうち、主題が迷走し、何度か、行ったり来たり、消したり加えたりで約15枚を送付。日ごろ、2枚ぐらいの原稿が多く、10枚を超える原稿がたまにあって、これ…

来る12日、今度は下北沢「B&B」で、稲塚監督と「書くことの重さ」について、たっぷり喋ります。お時間ありましたら、以下のホームページから予約等、よろしくお願いします。 イベントタイトルは「岡崎武志×稲塚秀孝 孤高の作家、佐藤泰志を語る・・・「書…

午前、外出。新宿南口、K'sシネマで、「書くことの重さ」上映後、15分ほど、喋ることになる。初日の前日は満員だった由。すごい。この日も40名強の入り。なんとか役目を務める。 客席に北條くんと、木村「夜の隅のアトリエ」紅美さんの姿が見え、一緒に昼食…

佐藤泰志の「そこのみて光り輝く」が映画化、クランクアップされ、来春、公開される。監督とキャストを見るだけで、傑作の予感。佐藤の文学が、これほど、息長く顕彰されるとは、思ってもみなかった。函館の人たちの思いが、それだけ強いということか。あと…

昨日、なんとか「サンデー」10本を送付。「いちおし」は『上岡龍太郎話芸一代』青土社。青土社から、というのに驚いた。岩波もこうした笑芸ものを出すようになったし、お硬い出版社も、サブカルの需要を無視できない、ということか。 ロバート・B・パーカー…

丸谷才一『笹まくら』読了。30年ぶりぐらいか。細部はほとんど忘れていたが、舌触りが残っている。そう、これは大した作品だ。ぜいたくな読書をした。 徴兵忌避というかたちの国家反逆。しかも、たった一人の反乱であった。これは軍隊嫌いの著者の願望でもあ…

今日から10月。さまざまな雑用をこなす。 涼しくなったのはうれしいが、相変わらず体調すぐれず。気力が湧かないというのを理由に、何もかもが億劫になるのが困る。先日の放浪「トミー」書房くんのトークへはぜひ行きたかったが、西の端に住んでいて、東の端…