2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

雨の日、麻の黒いジャケットで秋葉原へ

30日。小雨の中、夕方外出。神保町経由、秋葉原。書肆アクセスに寄る。昨日、朝日新聞に「書肆アクセス閉店」が読書欄で報じられ、畠中さんは対応に追われているだろうと、おそるおそる入店。こけしマッチ制作所著『大阪みてな帖』マイコミ、を買う。ぼく…

あのアルバム、このアルバム プラス告知

緊急告知 いよいよ、夏の下鴨、迫って来ました。東京からも続々と古本者が集結すると聞いてます。そこで、初日、11日の夜、ひさびさに「すむーす友の会」を、「ディラン・セカンド」で開きます。林哲夫さんの本(白水社)がまにあえば、出版記念会を兼ねて…

野球小僧に会ったかい

「金麦」のCM、新しいバージョン。前の方がよかったなあ。釘付けになったもんな、画面に。カメラマンがうまいんだな。気高き幸福感に満ちた画面だった。あれ、壇れい、なんですね。「サンデー毎日」で知った。「武士の一分」と、あまりに印象が違うので気…

ジャズで底抜け

昨日は原稿を三つ書き、夕方、吉祥寺から西荻へ。また吉祥寺「ディスクユニオン」に寄り、ジャズの中古CDを4枚買う。スタン・ゲッツ「ウェスト・コースト」、エリック・アレキサンダー「ノー・プロブレム ワン・フォー・オール」、セロニアス・モンク「モ…

メガネ奪還

メガネは三鷹の遺失物係に届けられていた。電話で、それが自分のものだと確信が持てなかったが、訪ねてみると、ぼくのだった。無事、メガネが戻る。吉祥寺へ移動。自然食レストラン「もんくす」でジャズを聞きながら定食を食べ(なんか、身体に良さそうな、…

地獄から天国

この仕事をはじめてから、最大という失敗。今日、3時から新宿で小沢昭一さんインタビューがあったのだが、指定の喫茶店の名と場所を書いたファクスを挟んだ手帳を忘れてしまい、それに新宿で気づき茫然。あたふた、走りまわり、あちこち電話するが、どうに…

高遠本の家と書肆アクセスのこと

書肆アクセスの閉店については、各ブログに憤りをもって報じられています。ぼくは、先日の「外市」打上げで、畠中さんからそのことを告げられ、ショックで二の句が告げませんでした。しかし、もちろんいちばんショックなのは畠中さんで、ぼくなどがわかった…

あれこれ、あった2日間

18日(水)サンデーを終え、6時からの東京堂、荒川洋治さん講演まで神保町で時間をつぶす。さぼうる近くにできたジャズ喫茶「ビッグボーイ」に初めて入る。けっこう席がふさがっている。目の前にJBLのでかいスピーカーがあるカウンターに座る。かかっ…

まさにダイ・ハード 追加

ナンダロウさんのブログからの転用です。●まず告知。例の本の詳細情報です。 『「阿佐ヶ谷会」文学アルバム』青柳いづみこ・川本三郎監修 2007年8月上旬刊行予定ISBN978-4-901998-25-3A5判・上製・356ページ(写真12ページ)定価=3800円+税装幀=間村俊一…

喫茶と古本 高遠本の家 オープン!

毎日の連載「あった、あった」で、田中角栄『日本列島改造論』を取り上げようと、いろいろ調べていて、角栄の故郷が新潟市刈羽郡二田村(現・柏崎市)と知る。そしてテレビをつけると、新潟で地震があり、柏崎市の名が何度もでてきて驚く。 ハートランド、北…

小磯良平「斉唱」

台風が関東からようやく遠ざかる。一日中、家に閉じ込められる。 朝、日曜美術館で小磯良平と戦争画。とくに「斉唱」について、その謎に迫るというのがおもしろかった。 丸谷才一が『男ざかり』というエッセイ集のなかで、こんなふうに書いている。 「小磯良…

ほんまにブルータス

雨ですなあ。学校関連の夢を二つ見る。駅、鉄道とともに、いまだによく見る夢のテーマが学校。 「ブルータス」最新号届く。特別付録「旅好き49人が選んだ『ニッポンを旅したくなる本』143冊に執筆している。ぎりぎりになって、飛び込みで依頼されたので…

やること多し やる気少なし

昨日は、年がいもなく蒼井優ではしゃいですいません。本人が深く反省しているようなので、許してやってください。 12日、週刊ブックレビュー「特集 岩波文庫80周年」の録り。いつもと違い、特集コーナーで、ぼくが主導するという役目なので大変だった。…

蒼井優カバーにおっさんもダウン

締めきりから一日半遅れて、ポプラ社PR誌の書評5枚強を送る。芦原すなお『海辺の博覧会』は、著者の故郷での子ども時代をモデルにした少年小説。2枚くらいの書評のサイズが身体に入っているので、5枚という長さがなかなかつかめない。それで苦労するこ…

だいこんの会3

まとわりつくような湿気のなか、夕べ、西荻へ。三善屋という居酒屋二階貸きりで「だいこんの会」。総勢25名くらいが集まる。よく集まるよなあ。これが3回目。 ただただ、楽しく飲み、語らう。そこがいい。石原さんから紹介された、東大大学院の才媛は内藤…

遊び過ぎた土日が終り

8日、拙宅へ泊った山本と昼前、家を出て国立。「ブ」を案内し、昼食。「みちくさ」へも寄る。均一で、杉本秀太郎『私の歳時記』弥生書房200円を、山本が見つけ、線が引いてあるからと手放したのを拾う。電車のなかで読もう。店内で、『ガロ20年史 木造モ…

いっしょうけんめいのお喋りです

7月7日、そうか、昨日は七夕か。それで外市に短冊を吊った笹が飾ってあったのだな。なんて、いまごろ気づくのが、どうにも頭のネジが狂っている証拠。 昨日は東京ビッグサイトの国際ブックフェア、TIBFのブースで喋る。その東京ビッグサイトにたどりつ…

知り過ぎるほど知ってる

6日朝、朝食のテーブルで、ホットケーキを食べながら、娘が目の前の新聞をじっと見ている。何を熱心に見ているのかと思えば株式欄。「何を見てるんや」と問うと、「ブックオフ、値下がりしてる」と。株まで気になるのか! 午前、BS2「週刊ブックレビュー…

「阿佐ヶ谷会」文学アルバム

今日は告知2ケだ。もう、あさって、になりました。古書往来座外市。あの古本ソムリエ・山本善行も上京してきます。初日、夕方5時には御到着の予定。古本の運がつく、と言われるゴッドハンドと握手したい人は、ぜひこの機会に、運をつけて帰ってください。…

清春白樺美術館

昨日ここで書いた、白樺派美術館、というのは間違いで、正式には「清春白樺美術館」でした。同ホームページから、解説をコピーしておきます。 梅原のアトリエ近くに移植された、小林秀雄邸の桜の葉っぱを無断で一枚、もらってきました。清春白樺美術館 清春…

7月を突き進む

昨日、今日と中央道をクルマで突っ走り、奥蓼科の温泉に一泊旅行。昨日は雨。今日は曇り。諏訪インターで降り、近くの「ブ」をチェック。それから茅野の近くからビーナスラインへ。茅野駅から少し行ったところにも「ブ」ができていた。 平日、雨とあって、ど…

『紀香魂』を読む日が

●追加はいはい、見ましたがな「情熱大陸」。このブログをごらんの方なら、視聴率100%に近いんじゃなかろうか。内澤・河上夫妻始め、知ってる顔がいっぱい出てきました。内澤さん、かっこいいよなあ、は誰でも御覧の通り。夫の河上くんが、「夫婦善哉」も…