2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

けっきょくミコのカロリーブックかよ

明大アカデミー「古本講座」初日。参加者は32名になっていた。しかし3分の2は、ぼくより年上の方。少しそのこと意識しつつ、しかしやっぱり「ミコのカロリーブック」。もうネタになっとるな。終って、筑摩の青木さんと昼飯がてら打ち合わせ。隣りの、ま…

おに吉 3 できました!

前夜から今日の午前中にかけて、大人のウォ−カーの書評、教養セミナーの古本コラムを書く。前者には、庄野潤三『ガンビア滞在記』みすず書房、高橋徹(高は正字)『月の輪書林それから』晶文社、『ふらんす 80年の回想』白水社を取り上げる。これぐらい好き…

怖い夢で目覚めた朝は

朝5時半という早い時間に目覚める。ひとつは、木曜日は隔週でTBS出演の日だから、その体内時計が働いたのと、怖い夢を見たからだ。妻と古本屋に入っている。別々の棚を見てる。背中越しに、妻が、「じゃあこれと、これと、あとこれも」と、次々と豪勢に…

阪神、わやですがな

豪雨があったと思ったら、いきなり後ろの崖が崩れて、家が土砂で埋まってしまったような感じだ。 なにが? って、阪神ですがな、阪神。今日、アクセスで畠中さんと阪神話をあれこれして、「まあ、今日は一勝」と軽く言ったら、畠中さん、「そうですか? なん…

中河与一『ゴルフ』はうつくしい

月2回の社説をまとめる大仕事を終える。ぐったり。救急車の出動が急増、そのなかには、タクシー代わりに利用する人までいる、とか、西ナイル熱は鳥、蚊、人間と感染するので、全国の公園でカラスの死体を数えているなどという話題をかいつまんで紹介する。…

夜になったけど

もうすでに、古本ブログ村の林、ナンダロウ、向井諸氏が紹介ずみですが、ライバルの私が紹介しないと、邪魔しているようなので、紹介しておきます。山本赤貧善行による、阪急百貨店古本デビューです。彼がいい本をしこたま抱え込んでいることは、もう御承知…

夜は嫌いではない。

阪神、もうあかん。あかんでしょ。甲子園へ戻って3連勝、いやいやそんな気配はない。ロッテの勢いは止まりそうにない。あとは、プレッシャーがかかって、歯車が狂うのを期待するしかない。しかし、ぼくは、リーグ優勝した時点で、もうええやろ、と思ってい…

2日で38冊買ってしまった

22日夜、BSで「寅次郎相合い傘」を見る。いわゆるリリーもの(マドンナ・浅丘ルリ子)の第2弾。このシリーズの最高傑作と言われている。さすがに脚本も出演者もが画面も弛緩のない、素晴らしい出来。鉄火と純情をないまぜにした浅丘ルリ子が素晴らしい…

100円の本を買うだけのリアリティ

TBSおえて、ハイヤーで吉祥寺へ。「森本毅郎スタンバイ」は、来週、ドイツからの放送。森本さん、遠藤さん、スタッフはドイツへ明日から、順に向うという。もちろんぼくには関係ない。行きたいけどドイツ。 今日は、家のローンの三年目の契約切り替え、妻…

澁澤龍彦さんのそっくりさん

朝、早起きして、一本原稿を書く。家を出て中央線に乗り、国分寺まで来たところで電車がストップ。またもや人身事故による。これから向う明大リバティアカデミー事務所に遅れると電話。15分遅れくらいで到着。今月29日から始まる5回の古本講座で、初日…

ハックはツリーハウスに住んでなかった

遅く起きた朝、雨が降っている。エンジンを暖めながら仕事再開。まずは中央公論。『ツリーハウスをつくる』を、西荻「ナワ プラサード」にからめて紹介する。木の上の家、ツリーハウス。そういえば、トム・ソーヤーの冒険のハックが木の上の家に住んでいたな…

バー&本棚「図書館」で飲む

今夜、新幹線で京都から戻る。16日は、中日栄センターで、名古屋「古本極楽道場」第一回。受付に、向井くんの日誌にも出てきたAさんがいて、声をかける。同講座は月1回で全6回の長丁場。9人が参加して、そのうち6人が女性。みなさん、ぼくの本を読ん…

ひょっとして退屈男さん?

朝、学習院の生涯学習センターの講座。ひとり、70代の女性がいて、同センターのヘビーユーザーらしいのだが、とくに古本が好きというのでもないらしい。大変なの、とっちゃったわねえと思われないよう、この女性を意識しながら喋る。うんうん、とうなずい…

かもめ、かもめ、笑っておくれ

昨日は、トムズボックスの土井さんにインタビュー。これまで何度か顔を合わせながら、ちゃんとおしゃべりしたのは初めて。土井さんは1957年生まれ。同い年だった。57、58年生れの古本野郎のサンプルがまた一人増えた。 今日は、昨夜から続く「サンデ…

あのひとはまだ上半身しか夜を抜け出ていない

12日のこと。午前、ビッグボックス古本市。早稲田の若大将の姿は見えず。文庫、新書から以下を拾う。関容子『日本の鶯 堀口大學聞書き』講談社文庫200円、岩崎あきら『チャーリー・チャプリン』講談社現代新書100円、三島由紀夫『第一の性』集英社3…

あれこれ

仙台から戻り、昨日はやや脱力。しかし、サンデー毎日「大人が絵本を読む」の締切が今週。あちこちアポ取り。夜、CSで黒澤明「七人の侍」を、何度も見ているから最初だけと思って、やっぱり最後まで見てしまう。鉄砲に撃たれて死ぬシーンがいくつかあるが…

火星から帰ってきた

昨夜、火星から帰ってきた。正確には仙台「火星の庭」から。けっきょくホテルは取れず、日帰りのつもりで、最終近い仙台から東京へのキップも取って仙台「火星の庭」に乗り込んだ。写真で見ただけだったが、解放感があり、いい雰囲気の店。前野久美子さんと…

スイート宿泊で翌朝おしっこシー

まったくまいったなあ、といきなり言ってもなんのことやら。昨日着地できなかった原稿、今朝、早起きしてなんとかクリア。寝不足だぜ。昼前、阿佐ヶ谷でナンダロウくんと待ち合わせ。青柳いづみこさん邸を訪ねる。いろいろお話しして一緒に昼食。そのあと阿…

如何なる星の下に

TBSの朝、昨夜、なんとか『かわいい方言辞典』の原稿を送る。番組終了後、朝食会。この日は帰宅せず、月島にハイヤーを回してもらう。工作舎を訪ねる。旭倉庫が住所だが、ほんとうに隅田川沿いに建つ倉庫。エレベーターで4階。ワンフロアの、ちょっとお…

二番煎じでつまらなかった、ってそれはないよ

昨夜おそく、どうにかTBS用原稿、桂望実『県庁の星』小学館というおもしろい小説について書いて送付。今日は雨。車中で森和朗『ドストエフスキー闇からの啓示』を読む。神保町「ぶらじる」でちくま文庫20周年フェアの企画打ち合わせ。「ちくま文庫友の…

捜して歩いた 古本屋

#追加 上々堂へ行く途中、連雀通りに「ブ」が開店。かつて「ユニクロ」の店舗。ここは、位置的にはIくんの縄張りなれど、失礼して見参。ありゃ、天野忠エッセイ集『木漏れ日拾い』編集工房ノア、なんかあるやんか。栗田英二『六本木ジャズ物語』二玄社、近…

お帰りは自転車で

ポプラ社から『寝床術』ほか3冊、川本三郎さんから『時代劇ここにあり』平凡社、北尾トロさんから『気分はもう、裁判長』理論社など送られる。ありがとうございました。礼状も出さず、心苦しい。どうもこのところ、気持ちの余裕がない。 昨日から、立続けに…

吹奏楽の請う支援

学習院生涯学習センターでの古本講座、初日。少し余裕を持って家を出る。おおまかな粗筋をたて、資料を揃え臨む。ちょうど、NHKで朝、目白周辺の紹介をしていた。けっこう古い建物が残っている由。一度、もっと早く出て、散歩してみよう。少し早くついた…