2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

お山ぁ、リタイア

美しい二人の夢見る約束 青空を探しに行くんだよ あの街へ 春の陽は久し振りと 涙ぐむ君を寄せ ちぎれ雲数えてみる 恥ずかし (「夢見る約束」細野晴臣) 担当編集者の方は、以下は目をつぶって、飛ばしてください。来週予定されている山行きのトレーニング…

帰ってきました

ええ、関西から帰ってきました。28日イベントのため、27日(土)、先乗りで新幹線に乗り大阪へ。ぎりぎりまで仕事。早く着けば、大阪古書会館の古書展にまにあったのだが。まだ拝んだこともないのだ。とりあえず、天三へ。天牛書店と矢野書店はとにかく…

明日から大阪、日記は休み

雨。ずっと家にいる。教員養成セミナーという雑誌の連載「よろず古書店」28回目を書く。昭和5年に出た『ベビー・ゴルフ』という本を紹介。この年、パターゴルフみたいなミニゴルフがはやる。娘が本を見て『フルゴービベ』と読む。それは逆から読むんや、…

いまだにちょっと不思議な感じ

朝、TBS終え、帰宅。昼まで寝る。今週日曜、「噂の東京マガジン」を見て、その森本さんが、目の前にいるのが、もう4年にもなるのに、いまだちょっと不思議な感じがする。この感じは、しかし大事にしておこう。 起きて、書肆アクセス本の「まえがき」を、…

「彷書月刊」表紙の女性は?

あれ、あれ、あれっ、もう10月も残り少ないやんか。今週末というより来週始めというのか、日曜日、大阪でJPICの講演。それまでにやっとかないと。深夜、TBS放送原稿を送る。村上春樹にしちゃったよ。派手な本をやっとかないと、次に地味な本を出し…

山へはとても行けなんだ

山へはとても行けなんだ。「野球小僧」の原稿、ロバート・B・パーカー『失投』の原稿を遅くまで書いていた。 書評用、村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』途中まで。ところどころ、ハッとするところもあるが、やっぱり走る話だけだとあきる…

みんな怒ってる

ポプラ社より大島真寿美『やがて目覚めない朝が来る』、上原隆さんより『胸の中にて鳴る音あり』文藝春秋をいただく。上原さん、同時に会社を辞め、フリーとなった通知も届く。新刊は「文学界」に連載された、上原さんのライフワークと言える人物ルポ。スケ…

本の散歩展戦利品

昨日、五反田「本の散歩展」で買った本を書いておきます。 永井龍男『明日はどっちだ』筑摩の新書100円。これはめずらしや、永井龍男のミステリ。植草甚一読本、足立巻一『日が暮れてから道は始まる』、石田千『踏切趣味』、谷川俊太郎『の33の質問』出…

風の歌を聞け

雨です。五反田へ行ってきました。前回、1冊しか買えなかったが、今日は21冊買いました。某店、200円という値段が信じられないような本がたくさん出ていて、7冊ほど買って家に帰ってみたら、ぜんぶ赤線青線が引いてあった。まいったなあ。もちろん、…

あれやこれやで荷物も重く

最近、夜は沈没しているので、まるっきり何もやる気になれない。昨日はどうだったか。教育雑誌のコラムを一本書いて、神保町。東京堂で『古本病のかかり方』30冊にサイン、イラストを入れる。しかしイラストネタ帳を忘れ、苦労する。和田誠の文庫を持って…

コクテイルの夜

昨日、教育雑誌のコラム、蟲文庫さんの『苔とあるく』について書く。午後、月一度の検診。担当医のI先生と雑談。先生の高校時代の友人のこと。女性で哲学をやっていて、パリへ渡ったが、その後どうしているか心配、とのこと。ちょうど高校の同窓会が近づい…

田中美穂さん『苔とあるく』出ました

お待たせ! ついに倉敷「蟲文庫」田中美穂さんの『苔とあるく』(WAVE出版)が出ました。著者、写真、イラスト(われらが浅生ハルミンさん)、それに編集者がみごとなアンサンブルを奏でている。弦楽四重奏のような本ですね。探索、観察、研究、採集、整理…

和田誠のトレーナー

昨日、毎日「あった、あった。」は奈良林祥『HOW TO SEX』を取り上げ送る。400字だからなあ、難しい。 午後、高円寺即売会を経由して神保町へ。即売会は最終日の終わり一時間の勝負。土間?一で『アサヒカメラ年鑑1957年』200円。これは僕の生まれ…

秋の一日、千駄木で

昨日、秋の一箱古本市、家族で参戦し、無事終わる。家内が壊れた古いボストンバッグを持っていて、それを一箱とする。出店先は、アートスペース・ゲント。朝、うちが一番乗りであった。一番端に場所とりをする。隣がAZTECA BOOKSさん。ここがビジュアル…

明日、一箱古本市

月に2回の、集中力を要する、長い原稿、昨夜完成できず沈没。今朝、早起きしてなんとか送付。やれやれ。 午後外出。夕方から市ヶ谷の私学会館で、全国私立大学の学長や職員を前に講演。これは緊張した。15名ぐらいだが、若い人から老年まで、スーツ姿でこ…

古本病のかかり方 店頭に

TBS、角田光代さん『予定日はジミー・ペイジ』を紹介。局宛てに、高校時代の友人からメールが届いていた。女性だったので、スタッフから冷やかされる。同窓会も近づいているが、この年になって、小学校時代の三宅といい、高校時代の藤田といい、思いがけない…

晩秋の山へ

昨日、吉祥寺。ルノアールでクレインの文さんと会う。初対面。できあがったばかりの『佐藤泰志作品集』を受け取る。『海炭市叙景』を含む、佐藤の代表作、単行本未収録作品などを収録。2段組み700ページ近い大冊。それが3300円+税とは安い。文さん…

佐藤ちゃん、さんきゅう

今日は雨。昨夜おそく、CSで長谷川和彦「青春の殺人者」を見る。3度目ぐらいか。やっぱりすばらしかった。京都「京一会館」で初めて見たときは衝撃を受けた。ゴダイゴの美しい音楽も印象に残り、すぐLPを買いに行ったのでした。 「彷書月刊」連載、締め切り…

パソコン、少し前進

デスクの上を占領していた大型テレビ(ブラウン管)を、ラックに移動し、空いたデスクにパソコン周りの環境を調える。ジョイフルホンダという大型量販店で、昨日買ってきた組み立て式ラックを組み立てていると、筋交いの棒がサイズと違うことに気づく。これ…

バカまるだし

パソコン、押しても引いても、前のように扱えず苦闘が続く。 あの優しかったお母さんの背中におんぶされたい、というのは前の使い慣れたパソコンのことで、いまは新しく来たまま母に意地悪ばかりされて、押し入れでしくしく泣いている子供の気分。 ウィジェ…

パソコン買って貯金ゼロ

5日に、パソコンを買い替え、工作シャの石原さんと佐藤さんにきてもらい、設定してもらったのはよかったが、まったく、あたらしい機械を前に、たじろぎ、絶望し、途方にくれるのみの日々を送っている。 前の機種は0s9・0という古い機種で、しかも、キー…

トークライブ告知

告知 高円寺「古本酒場コクテイル」でひさびさにトークライブです。 10月16日(火)7時開場 7時30分開演 「古本診療室 『古本病のかかり方』文庫化記念」 ゲスト 石丸澄子さん(装幀) 荻原魚雷さん(解説) チャージ1000円 予約は古本酒場コク…

古本病のかかり方 見本!

午後、竹橋で、ちくま文庫『古本病のかかり方』見本を受取る。店頭に並ぶのは10日予定。今日はそのことに尽きる。これはいくつになっても、何冊本を出しても、フレッシュで子どものようにうれしいのなり。帰りの電車の中で拾い読む。8年前の文章(書いた…

時にはいっしょに

ヒメジョオンに埋もれてくちづけをした 土手と空のあいだを風が渡った 哀しいほど紅く 川面はゆれていたの 越していった日から 顔も忘れた (「ハルジョオン ヒメジョオン」松任谷由実)昨晩、寝床で山田太一「時にはいっしょに」を読む。1986年フジテレ…

私たち家族だけの十月

オールも持たず漂いながら やさしい人に手紙を書きたい 心も文字も少し揺れてる グレイの影と私だけの十月 (「さざ波」荒井由実)軽井沢から帰ったら10月になっていた。家族で一泊で、車で軽井沢へ。今日は都民の日で娘の学校もお休み。というわけで、泊…