2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

明日からもこうして生きていくだろうと

南陀楼綾繁さんからうわさの新刊、『路上派遊書日記』(右文書院)が届いた。郵便受けの受け口からよく入ったな、というぶあつさ。向井くんの本もそうだったが、これも装幀がいい。軽く、軽く作ってある。しかし、よく動いているなあ、河上くん。そのフット…

buku配布場所

以下、北條さんが送ってくれた情報です。池袋シネマ振興会発行 フリーペーパー buku(ブク)東京・池袋のすべての映画館(8館)で構成されている 池袋シネマ振興会では、bukuというフリーペーパーを 発行しています。bukuは池袋のブク(buku)であります。 …

ぼくは「元気です。」

9月末、最後の追い込みにかかってます。 日経新聞、月1の連載、今日の夕刊にのります。堀辰雄と正木不如丘の話です。 今週、週刊新潮のグラビア3回目は「大銀食堂」の巻。わが青春のエネルギー補給所だった京都の食堂。 サンデー毎日、「つま恋」グラビア…

恥ずかしながら帰ってきました

追加 向井透史くんの新著『早稲田古本屋街』未来社がとどきました。すっきりさわやかで、味のあるいい装幀は多田進さん。早稲田古本屋街の歴史は誰かが書くべきだったが、そのために生まれてきたような向井くんがやれて一番よかった。店の物語が、戦中戦後の…

「つま恋」まであと一日

ついに明日、つま恋。いまは黙してゆかん。なにをまた語るべき。 ひたすら仕事。4本の締めきりがあるのだ。 とにかくあしたのために。打つべし、打つべし! 芥川賞作家・伊藤たかみさんの『ドライブイン蒲生』河出書房新社を、とりあえず表題作だけ読んだが…

「つま恋」まであと2日

「つま恋」まであと2日。天候は非常にきびしい。今朝、TBSで、ちょうど遠藤泰子さんが、「つま恋」の話をしていたので、出のとき、「つま恋行くんです」と告げる。すると遠藤さん「いいなあ、私も行きたい」。 みんなが行きたい「つま恋」までに、仕事を…

「つま恋」まであと3日 しかし雨?

朝、起きたら、快晴。この天気を23日にしてくれ! 23日、雨ですがな。 昨夜、TBS原稿を送り、今朝、なんとか日経新聞のコラム、送る。 国立市公民館から市民講座の講師依頼がある。12月に1回だけやることになる。古本の話。しかし2時間は長いなあ…

「つま恋」まであと4日

昨日、ここにぐぢぐぢとつまらぬこと書いて煮詰まっていたら、秀逸な書き込みがあり、復活。あれ、向井くんのブログにごちゃごちゃ書いたのと同一人物でしょうね。御苦労なことです。ぼくの場合は喝が入ってよかった。 嵐山光三郎『昭和出版残侠伝』一気読み…

ヘビにかまれた夢を見た

追加 昼間、国立へ。昨日、上々堂からの上がり金を使って、ディスクユニオンでジャズを中心に6枚もCDを買ってしまう。底が抜けてしまった。厳しい日が続きます。この先、日誌は期待せず読んでいただけると大変助かります。じつは「つま恋」さえ危うい。い…

軽井沢、追分コロニー

軽井沢から帰って来た。15日深夜、斎藤夫妻が車で自宅まで迎えに来てくれて、追分の、斎藤家の別荘へ。斎藤夫妻は脱サラして、追分、堀辰雄記念館前に古本屋を開いたのだ。追分コロニー。その取材に。詳細は「彷書月刊」次号を読んでくれ。 軽井沢、やっぱ…

高原山脈を越えざりしかば

午前中、一本教育誌の原稿を書き、もう一本途中まで書きかけて、外出。午後から、中央線沿線古本屋取材。「東京人」が中央線特集をするので、古本屋取材を依頼される。なにか新手をと思い、「高原山脈」というテーマを考える。前からやりたかった取材なり。…

週刊新潮は今日発売です

秋の雨降るなか、バスで国立へ。サンデー毎日に。バーのグラビア、ゲラ渡したり、つま恋のグラビア取材の打ち合わせしたり。サン毎編集部に置いてあった「週刊新潮」のグラビア見る。出てる出てる。下鴨古本まつりの回。あ、秋の古本まつり、知恩院になって…

「日本史」教科書を買う

涼しいを通り越して、ちょっと寒いくらいですね。一日、雨。 急な原稿依頼があって、600字だというのですぐさま書いて送る。すると追加で、本を数冊推薦してコメントしてほしいという。早く送り過ぎたかな。 今年の秋のひと箱古本市にも参加することにし…

にんげん一生に中学時代は何度も訪れる

「おじゃる丸」の原案者・犬丸りんさんが吉祥寺のビルから飛び下り自殺したとの報。48歳だった。同世代なり。原因は仕事の息詰まりらしい。実生活では、まったり、まったり、まったりな、急がすあせらず、参ろうか、とはいかなかったようだ。いや、いま茶…

前橋文学館「荒川洋治展」を見る

いやあ暑かったなあ。とくに今日、午後、前橋にいたので、あのへん、暑いんだよなあ。青春18きっぷ5回を消化しきれず、2回分残っていたのを、昨日は奥多摩方面の山登りで使い、今日、前橋文学館で開催中の「荒川洋治展」を見るために使った。いろいろ溜…

目は彼女の方へ

昨日、8日、紀伊国屋書店から「ifeel」に変る新雑誌(無料配布)が届いて、夕方、吉祥寺「マンダラ2」に加藤千晶、ふちがみとふなとのライブを……あらら、これじゃあ、ナンダロウくんの日誌と同じだよ。加藤さんのライブは初めてだったが、気に入った…

コクテイル文庫、増補改訂『借家と古本』

7日、TBS終えて帰宅。眠いのに眠れず、汗ばかりかく。 夕方、高円寺「コクテイル」。久住兄弟と角田光代さんのトークショー。立見の出る盛況。久住兄の巧みなリードで、中学時代の恥ずかしい話を連発。大いに沸く。客として翻訳家の鴻巣友季子さん、作家…

ガンだったりして

ええ、業務連絡ですが、お騒がせした「週刊新潮」の京都取材、9月14日発売分から4週連続で載るようです。よかったら、ぱらっと見てください。 今日は、サンデー毎日、終って「神保町ガイド」打ち合わせ、終ってグラビアの写真選び(「ルパン」で撮ったぼ…

ふーっと。

ふーっと。つま恋、つま恋。 「東京人」がまた中央線特集を組むという。これで5度目か。中央線古本屋ガイドの依頼を受ける。中央線、古本となるとやるしかないよな。 ビタミン剤をのみ始めた。生まれて初めてのこと。効くのやら効かぬのやら。

パンティ殺人事件って?

えー、なんでしょう。時だけが過ぎていくのであります。 「彷書月刊」連載は天神橋筋商店街だ。やっと書いたら、ずいぶん字数がオーバーしてて、削って、削って骨だけになってしまった。 今日は、中央公論新社のFくんに、「中公文庫ものがたり」20枚分の…

バカとゴッホ

午後、国立まで散歩。谷川書店はひさしぶりやなあ。しかし、買うものない。あちこち店内うろついていると、おやじさんが「盆のあいだにいい本がたくさん入って、全部売れちゃった」と、また仕入れノートを見せる。ぼくが何も買わないのを気にしているのだろ…

ひさしぶりに高円寺

日中はまだ暑いが、それでも日陰を吹く風はあきらかに涼味がある。秋なのだ。 中央公論新社から川本三郎『日本映画を歩く』中公文庫、ポプラ社から田口久美子『書店繁盛記』が届く。前者は単行本を読んでいるが、また少し読み返す。後者も読みたかった本なの…

8月の終りに江ノ電に乗って鎌倉へ

8月最後の日、サン毎で鎌倉取材。田村隆一がのんだくれていた駅前の小料理屋「長兵衛」を訪ねる。時間に余裕があり、行きは大船を飛び越し、藤沢下車。江ノ電で鎌倉入り。民家の軒をかすめるように抜け、ぱっと海が広がる瞬間がいつもスリリングで爽快。2…