2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「ぐるり」の表紙をずっと描いていたイラストレーターの沢田としきさんが亡くなった。51歳だった。先日、志らく独演会の帰り、コクテイルで飲んでいるとき、早耳情報局のネギさんが、そんなことを言っていたが、酔っぱらっていたので忘れていた。 ぼくの弟…
長田弘『本を愛しなさい』みすず書房を読んでいますが、すばらしいですね。文章が詩みたい。これは名著『私の二十世紀書店』(増補されて、これも「定本」版がみすず書房から出ている)の外伝ともいうべき一冊で、オーデン、アンダスン、ハックスリー、ブレ…
第6回「みちくさ市」(5月16日)にも出店します。 「花結び」という花屋さんの向いの駐車場です。ここは三回目。「古本くちびるごう」「モンガ堂」さんと一緒です。 http://kmstreet.exblog.jp/10951254/5月4日の松本典子ちゃんとのトーク場所は、「ブー…
「相対性理論」はよく聞いていて、「わたしもうやめた 世界征服やめた」とか「がっきゅう 学級崩壊進行中」とか、気づいたら歩きながら鼻歌でうたっている。危ないなあ。 朝はやくめざめて、おもしろい夢を断続的に見て、これは書き取らないとと思って、うつ…
晴天ですがな。昨日は、北條くんから『1Q84』(3)を借りて、もう読んじゃった。ふむふむ、これは「4」がありそうですぜ。 いまのまに「4」を勝手に書いて出すってどうかね。まあ、訴えられますか。K社のIくんは「『IQ(アイキュー)84 』を書けば…
長い長い夢を見て、起きたら断片をいくつか覚えていておもしろかった。京都にいて、自分がいまどのあたりにいるのかわからず、帰りのバスをとりあえず方向を決めて乗り継いで、という夢をときどき見る。今朝は初めて嵐電らしきものに乗る。それがあまりに小…
うーむ、やってしまった! 月2回の集中力を要する長文の原稿を昨日、朝、早起きして午前中に仕上げて送付したのだが、担当者から前回分が送られてきていると、帰宅したらメールが。あわてて朝に書いたファイルを探したが、どこにもない。どうやら、年に数回…
朝、中央道をひた走りTBSへ。40分で着いた。これは最速のレコードならん。萩生田勝『刑事魂』ちくま新書を、異色犯人を中心に紹介する。 ハイヤーで神楽坂下。ふつうなら「ギンレイ」開始までドトールで待機、だが、この日は午後、中央公論新社で岸本葉…
「野球」と「歴史小説」という、別々のアンケート2本のベスト3に答えて、午前に送付。けっこう手間がかかるなあ。一つは謝礼なし、というのだが、ぼくたちはどうして食べていけばいいのだろうか。しかし、つきあいがあるのでつきあう。もう一つは聞いてい…
中国万博のテーマ曲が岡本真夜の曲からの盗作だと騒がれて、ニュースで流れていたが、どうだろう、よくあるメロディーだからねえ。 それを言うなら、マイケルジャクソンのI WILL BE THEREでしたっけ、http://www.youtube.com/watch?v=t2UvUzufwVw こっちのほ…
このところ、ずっと朝5時にめざめてしまう。こまった習慣がついたものだ。「あった、あった。」東日天文館について書いて送付。それから二度寝。 午後、吉祥寺「無印」で買い物をして、西荻まで歩く。「音羽館」でごちょごちょ買って(なにしろ線引きありと…
17日夜、三鷹「上々堂」へ追加、精算。帰り、連雀通り「ブ」で、司馬遼太郎「街道をゆく」ビデオが105円で出ていて3本買う。CSの銀河チャンネルでも再放送しているが、いつもチェックできるわけではなく、ビデオでも見られるのがありがたい。 18日…
昨日は一日中、外へ。まずは五反田。少し出遅れたが、まずまずの買い物。月の輪さんの出品で、個人の立派なアルバムが30冊近く出ていて、これが1000円パー。どうやらアテネフランセの関係者らしく、フランス語によるキャプションあり。奥さんの写真が…
冬に逆戻りの寒い雨のなか、InterFM(76・1KHz)の番組「ラジオの街で逢いましょう」の出演依頼を受け、録音のため麹町のスタジオへ。聞き手は、もと「早稲田文学」編集者の大森さん。なごやかに『あなたより貧乏な人』と、読書や古本について語る。放…
また寒い。サンデー毎日書評、高崎映画祭の中心人物だった茂木正男(2008年死去)のブログ日誌をまとめた『モギマサ日記』土曜美術社、を書いて送る。高崎映画祭の成功は、昭和30年公開「ここに泉あり」(ぼくの大好きな映画)が、今井正独立プロの制…
先日、日本映画専門チャンネルで、前からみたかった五所平之助『蟻の町』を観る。これは実在の女性をモデルにしたもの。ぼくは、原作にもなった松島桃郎『蟻の街のマリア』を持っている。前々から気になっていたのだ。ざっとウィキペディアの記述を借りると…
野坂昭如『妄想老人日記』中公文庫がおもしろい。2003年脳梗塞で倒れる前の、1998年から99年にかけての、性に関しては妄想混じりの日記。死亡記事をチェックし、オカマの先生からピアノを習い、妻を恐れながら飲酒し、おどろくほど広範な新刊を読…
昨日、午後、音羽館へ本を売って、均一でごちょごちょ買って高円寺へ。会館のほうから古本をしこたま詰め込んだ袋をさげた客が次々と歩いていく。これは買えるぞ、と興奮してくる。「古本博覧会」は西部の有志が運営する、いつもとはちょっと違うイベント性…
昨日は早起きして、「ビッグイシュー」原稿、ジェローム・K・ジェローム『ボートの三人男』を書いて送付。いろいろ準備したが、書き足らなかった。気になったのは漱石はこれを読んだだろうかという点。漱石が英国留学するのが1900年。『ボート』は18…
W杯がらみでしか試合を見ない、にわかの観戦者がつべこべ言うな、とおしかりを受けそうだが、先日の0−3完敗のセルビア戦、テレビで観てました。日本は、いつ観ても、ボールを回しているだけ、という印象だ。セルビアは2軍という布陣だったそうだが、切り…
昨日、教育誌で60回以上続いている名言・名セリフを紹介するコラムで、細野晴臣の「つまり、その人が自分本来の姿でいられるのが遊びなんだよ」を引く。TBS用の紹介本は、鶴見俊輔『思い出袋』岩波新書。7年も連載された原稿だから、くり返しが多いが…
朝早く起き、「あった、あった。」の原稿。昭和41年に出た非売品『鉛筆とともに80年』三菱鉛筆の社史について書く。 『白川静読本』平凡社、書評を送付。 書きかけの「彷書月刊」連載、「街の草」と「図研」の回を仕上げる。 夕方、続いて教育誌のコラム、…
花曇りの日、目白台「月の湯」古本まつりへ出陣。いつもは、東西線で早稲田下車、そのまま北上、神田川をわたり、目白台の丘にとりつき登坂するのだが、今日は、月の湯近くの古本屋「沼田書店」へ寄るつもりで、市ヶ谷から有楽町線に乗り換え、護国寺から三…
国立駅前から大学通にかけて、すごい人出であった。桜がみごろで、天気もいい。まずは花見にうってつけの日だ。パン屋やコーヒーショップの店頭で花見セットといって、サンドイッチなどを売り出している。それがまたよく売れる。 ぼくはあいかわらず「谷川」…
昨日夜、風がおそろしく吹き荒れるなか、「アメトーク ポテトサラダ芸人」をキャッキャッ笑いながら見る。後世、このタイトルだけを見て内容を想像できるものはいないだろう。「ポテトサラダ芸人」って! 例によってケンコバが流れを作る展開で、驚いたのは…
先日の、石原くん言うところの小平「パラダイス」という、古本バザーで休憩中、すっかり腕をあげたぐーるどさんが「そう言えば、岡崎さん、前、ここで野呂邦暢のサイン本を買った、って興奮していましたよね」と言うのでおどろく。すっかり忘れていた。じゃ…