2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

新宿放浪記

夢はいつでもぬけがらなので 夕焼けの美しいときはいつも寂しいだろう 子どもよ 君は失った夢のあとに ふと生まれた夢のように (「子供に」岡本おさみ)TBS終えて、12時に末広亭で家族と待ち合わせしているため3時間ほど時間がある。午前中は古本屋も…

幼い記憶をたどって 川辺の道を歩いているよ 夏の風が追いこしてゆく いまから帰るよ 君が待つところへ (「HOME」山崎まさよし) 昨晩、阪神、広島に、負けに等しいいやな引き分けで、酒をかっくらって寝てしまう。朝、早起きして、午前中に、月に2回…

「あーあ」と言っている

わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通り過ぎた夏の匂い 思い出して 懐かしいね (「襟裳岬」岡本おさみ) とくに書くことないんだよね。一日中しごとをしてました。一日中、ってはウソだけど。 ゲラや掲載紙誌が次々届くので、ずいぶん仕事をしたんだ…

もちろん、「外」行く。

もうみんな知ってるよね、行くよね。外。 で、告知です。ぼくは、うらたじゅんさんの個展をからめて、行くつもり。 「外、行く?」 外壁にズラリ2000冊! 第4回 古書往来座外市〜西荻、わめぞ上陸〜■ゲスト 古書音羽館(西荻窪)、にわとり文庫(西荻窪…

これこれ、こういうのが読みたいの

いつのまにか六度目の春の日 置き忘れたもの なにもかも そのままにあるの しあわせでいたなら それでよかった (「突然の贈りもの」大貫妙子)昨晩は娘の誕生日で、レストランで食事。あれはいつ買ったんだったか、雑誌の景品でついていた黄色い万年筆を誕…

ぱそこんが重くて重くて

悲しみをいくつか のりこえてきました 振り返るわたしの背中に まだ雨が光ってます (「夜明けのマイウェイ」荒木一郎) なんか、パソコンが重くて、ログインできなかったんですよ。いよいよ、このマックもダメかなあ。 「彷書月刊」9月号、出ました。特集…

グッド・タイム・ミュージック

やがて雲はちぎれながら 空色を深め 透き通った心からの ハガキが出せる気がする (「残暑」松任谷由実) 昨日はなんだったか。サンデー毎日終え、神保町「BIGBOY」に取材申し込みをするが断られる。「まだ始めたばかりで、ようやく常連客がついたとこ…

斎藤哲夫ライブ

口笛ふいてね あの歌を あなたの香りがするわ 雨降る波間にあなたが泳いでる (「あなたの船」渡辺勝) 編集者さんが読むと困るんで書けなかったが、昨日、南青山「曼陀羅」で、BSフォークの達人「斎藤哲夫」の収録ライブを聞きにいった。フォークの裏側に…

このところよく眠る夏の終わり

丘の上 銀河の降りるグランドに 子どもの声は犬の名を繰り返し ふもとの町へ帰る (松任谷由実「晩夏」) 一日仕事をしたり、眠ったり。本当にこのところよく眠る。一日、こまぎれに3、4回は寝ているか。夏の間にたまった暑さを冷却するように、半分仮死状…

もう何も考えまい

ぼくは平凡な愛妻家 もう何も考えまい 愛することのわずらわしささえ (「蒼い夏」岡本おさみ) 教育誌の連載2つを書く。書肆アクセス閉店と、名セリフは映画「居酒屋兆治」の加藤登紀子のセリフ。うろ覚えだけど「人が心に思うことは誰にも止められないの…

いつか滅びるこの海が

いつか滅びるこの海が 肌をじりじり焦がすので 今夜きっと寝付かれぬでしょう (「蒼い夏」岡本おさみ) ポランさんの、プロによる2箱古本市へ。大泉学園へ行くには、国立まで自転車。西 国分寺から武蔵野線で新秋津。そこから歩いて西武池袋線の秋津、そし…

すいすいと40分

早朝、TBS。中央道がすいてて、すいすいと40分で着く。前回は、渋滞でスタジオ入りがぎりぎりだったことを考えると、道路事情はまったくあてにならない。おかげで出演時間まで1時間10分もある。そのくせ、番組が押して、ぼくが作った放送原稿を見て…

金語楼新作落語集

京都から帰って来たら、わっと仕事が飛びかかって来た。 13日、JPIC担当者と打ち合わせ。秋に全国を「読書の腕前」(光文社主宰)と題して回る講座について。9月17日上野・東京都美術館講堂、10月28日大阪・OBPツイン21の二つが決まる。ほ…

言うまいと思えど京の旨さかな

関西行きについて、思い出したこといくつか。9日、出発前、竹橋下車。国立近代で、ブレッソン展を見る。ほぼ10時オープンぐらいに入ったが、けっこう人がいる。これだけまとまった量のブレッソンを見たのは初めてで、興奮する。幾何学的構図がばっちり決…

ざっと報告

今夜、京都から戻って来ました。9日に大阪入り。アベノからちんちん電車に乗り、途中下車ぶらり旅。このあたり、「彷書月刊」で報告できると思います。その夜、高校時代の友人・白石と「くしカツ」とカラオケ。浪速の立ち食いそばも食う。これこれ。 翌日朝…

この町の朝や夜や夏や冬も

明日から関西。で、前倒しで締切をこなす。まずは、月2回の社説をまとめる仕事。「大菩薩峠」といった感じの長丁場で、集中を要する。ところが、その集中力が30分しかもたない。病気のせいかしらん。苦しい時間が過ぎていく。 午後、大迫くんから頼まれた…

苦悩の表情が好き

昨日、昼、西荻「こけし屋」4階で、中央公論Tくんと食事しながら打ち合わせ。フレンチのランチを食べていると、周囲のテーブルは、西荻マダム(といっても高齢)が占拠。いつも西荻で感じているとは違う空気が漂っている。帰り、「こけし屋」のロールケー…

映画の続き

日曜日、高井戸。「だいこんの会」クークーさん宅におよばれ。高井戸改札で待ち合わせ、少し早くつき、ドトールでアイスコーヒー(大阪弁なら冷こぉ)。時間になったから改札へ戻るが人の姿なし。糸織ちゃんがきょろきょろしながら改札をくぐり、近づいてく…

浅田次郎に朝飯

ボサノバが似合う夏、ですね。小野リサなど聞きながら。 なぜ、そうなったのか。浅田次郎氏が自宅(枚方時代)へ来て、朝飯を作らねばならないことになる。例によって、スーツ姿で、身体を斜に、左手で身体を支えるかたちで浅田氏がちゃぶ台の向こうで座って…

わたし、雨がこわいの

第2回京都すむーす友の会・開催決定! すむーす友の会 お知らせ 林哲夫さんの『古本屋を怒らせる方法』(白水社)見本が届きました。林さんの本らしくなく、はじけたユーモラスな装幀。変な言い方だが、どっちかと言えば、ぼくの本みたいな装幀。 これで、…

夏の途中の日々のあれこれ

今朝、TBSへ向う途中、中央高速が9キロの渋滞。スタジオ入りしたのが、出演5分前だった。森本さん休暇で、代打はいつもの中村アナ。朝食は初めて、社内食堂へ。国会議事堂が真正面に見える。 ハイヤーで新宿まで送ってもらい、京王百貨店古本市の初日へ…

とにかく告知と『千年の祈り』

とりあえず告知します。林さんのブログからコピー第2回すむーす友の会・開催決定!日時 8月11日(土) 夕方(開始時刻は後日決定します)場所 Dylan-II(ディラン・セカンド) 京都市中京区木屋町蛸薬師上ル下樵木町192 樵木ビル4F TEL 075-223-3838参加申…