2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

朝、カバンをがさごそしていたら、底の方から扇子が。昨日「和洋会」に小物がたくさんでていて、扇子を一本買ったのだった。カッパの絵、だと思う、が描かれてあって、それなら清水崑だと思うが、署名落款がまったくぼくの力では読めない。軽くて、まだ微か…

3月28日、今日で57歳。あと3年で還暦だ。そのときは、ちょっと感慨があるだろうか。いまは、誕生日といっても、昨日の続きという感じだ。ただ、3と28という数字の並びには、やっぱり名前みたいに、特別な思いがある。さあ、今日はいい天気だ。 少し早く家…

古ツアさんブログで、鎌倉の四季書林が店を閉じられたことを知る。鎌倉は観光地としては、稀にみる古本屋充実エリアであったが、観光客は古本屋へは行かない。四季書林さんは、近代文学の霜降りトロの部分が充満した店だったが。 古本海ねこさんから『コンパ…

林哲夫さんが、忙しいなか、『岡崎武志挿絵展』図録のことをブログで書いてくださっている。画像つきで、こんなふうにぼくもできればいいのだが、なにもできないでいる。東京では「ますく堂」、「コンコ堂」などで販売されるそうですので、お近くの方、よろ…

ちょっと、あれこれ仕事と懸案事項が重なり、身動きとれないまま堤防が決壊しそうになる。ふだん、ぼおっと生きているので、息詰まる展開になると、とたんボロが出る。 開高健、なかなかうまく書けず焦る。年に三回だから、着手したとき、書き方を忘れている…

朝、早起きして一時間ほどウォーキング。知らない道をくねくねと歩く。今日が卒業式、という中学校の校門脇に、ピンクの花びらをつけた木があって、あれ、もう桜が咲いてら、と思ったら、「杏」の花だった。意識して「杏」を見るのは初めて。 昨日、常連客の…

本日は晴天なり。「みちくさ」へ参戦。早く着いたつもりが、もう紅屋さんが同じブースで準備中。あいかわらず、手抜かりがない。今日は、とにかくトマソン社刊の「岡崎武志展」図録の初売りということで、それがメイン。20冊持っていったが、2時前には早々…

本日、宅急便で『岡崎武志 挿絵展』図録、届く。昨年、両国「緑壱」で開いた、ぼくの自著での挿絵と、仕事周辺のブツ、それにライブと盛りだくさんの展示を、トマソン社が図録にまとめてくれた。これがとてもセンスのある、いい仕上がりで、男ぶりが3割は上…

終日、開高健と格闘。 昨日、言い忘れたんだが、ひさしぶりに「ギンレイ」へ。1本だけ見る。「セッションズ」。このところ、「ギンレイ」に重いテーマの映画ばかりかかるので、足が遠のいていると書いたが、この映画も重度の身障者が主人公、とあって、うー…

20日、冷たい雨。昨日、北海道新聞書評、山崎豊子『約束の海』書いて送付。潜水艦「なだしお」衝突、遊魚船沈没事件を下敷きに、山崎最後の長編となった(未完)。読ませるチカラはさすがで、読みやすいので助かる。ただ、情報を盛り込むのにこちらは苦労し…

夜、上々堂へ補充と精算。この月の売上げは悪かった。2月がからむとこんなものか。 いちにち、仕事。 絵本書評エッセイ集、こうの史代/漫画『あのとき、この本』(平凡社)に、一文を寄稿しています。星野道夫について書いた。 毎年、この時期になると無性…

春の嵐、荒れ狂う。午前中に「古通」の原稿、なんとか送付。「谷川書店」の閉店と、「水中書店」を中心に、中央線で新しくできた古本屋を紹介。駆け足の紹介となった。 午後外出。荻窪下車。郷土博物館分館へ。開高健展の図録がここで手に入ると聞いたのだ。…

今朝、早起きして教育誌の連載「名言・名セリフ」原稿を書いて送付。『茨木のり子詩集』「りゅうりぇんれんの物語』から一行を引く。同書には「青梅街道」という詩も収められている。谷川さんはこの詩が好き。 昨日、一箱をしながらさまざまな人と巡り会い、…

渡世の義理もあって、本日16日の西荻「一箱古本市」に出店します。10時から16時、まだ場所は決ってませんが、どこかに出ておりますので、暖かい春の一日、西荻へお出かけください。寝不足で、途中、寝てしまうかもしれませんが、起こしてください。 http://w…

「JQ」DVDの「3」と「4」が届く。「3」の三話目「化け狼来襲」で、ようやく目的を果たす。つまり主人公が窮地を脱するとき吐くセリフ「マンガだからこううまくいくんだね」と出会う。しかし、実際は「やっぱりマンガだ、うまく行ってる」だった。た…

午後、強い風雨のなか、飯倉片町へ。ちくま青木くんと待ち合わせ、堺正章事務所で、写真を借りる。子どもの頃からの貴重な写真が、ちゃんとファイルされてあり、見やすい。へえ、ほう、と興奮しながら見る。このあとタクシーで恵比寿駅まで出て駅ビルのカフ…

朝早起きし、午前中に集中して「サン毎」原稿を上げ、送付。ほっとしたところで、午後、思い立って西武線で遊園地前まで行き、狭山公園を縦断、多摩湖線脇の遊歩道を八坂駅まで歩く。すっかり春だ。林を抜け、ぽくぽくと土の道を歩くのは気持いい。本当はも…

免許更新のため、府中の試験場まで自転車で向う。いい天気で、風は冷たいが、自転車日和。いい運動になった。前回、うっかりして期限が過ぎ、免許を失効してしまった。ゴールドだったのに。それも消えて、今回更新で、ゴールドになるかと思ったら、また3年…

木下恵介「女」(昭和23)、まったくどういう映画か、知らぬままDVDで見始める。女は踊子の水戸光子。男はやさぐれた小沢栄太郎。ほとんどこの二人だけで物語は進む。強盗し、金を持って逃走中の小沢(足をひきずっている)が、女を無理やりひっぱって東…

龜鳴屋さんから、いま話題の高祖保随筆集『庭柯のうぐひす』が届く。うれしい。何と典雅で、涼し気な装幀か。日本茶の深緑の函はかっちりと堅牢なる仕上がりで、本体とのバランスがとてもいい。こんなに出しやすい函は初めて。しばらく出したり入れたり、音…

昨日、冷たい風が街をおおう。冬に逆戻りの一日。特快待ちの快速車両。ドアから大量に冷気が。さむい。 ぎりぎりまで「サン毎」の原稿を書き、仕上げ、送付。「イチオシ」は難病小児科医のエッセイ集。なぜか医学ものがもう一冊。無意識に選んだが、なにか自…

昨日は雨のなか、生田駅で夏葉社「しあわせ」島田くんと待ち合わせ。二人で庄野潤三邸を訪問する。千壽子夫人、長女・夏子さん、長男・龍也さんに迎えられ、おもてなしの手料理でおいしい酒、いただく。ぼくの選で庄野潤三親子小説集を夏葉社から出す企画を…

芸術新聞社ウェブ連載「人生散歩術」高田渡4がアップされています。次は誰を取り上げようか。 http://www.gei-shin.co.jp/comunity/23/8.html

朝、早起きして匿名のコラムを一本。匿名だから、もっと悪口書いてもいいんだが、なかなか。それに「ビッグイシュー」。こちらはカバーが新装された『サキ短編集』新潮文庫を。 パソコン回りを少し片付ける。キーボードを置く場所もなく、離れ業のような格好…

日曜日も雨。しつこく積もった雪がようやく溶けていく。 仕事あれこれ。読んだり、書いたり。本が崩れたり。時事通信書評用、佐々木健一『辞書になった男』文藝春秋、ようやく読了。元になったBSの番組をぼくは見ている。ケンボー先生と山田先生。三国と新…

雨音に気づいて遅く起きた朝は、という歌がありましたが、途中起きもせずぐっすり寝た。 昨日は「サン毎」で本選び、「パレ・アリス」で光文社森岡くんとウェブ連載(読書シリーズ第三弾)の打ち合わせ。神保町(「下町」展)を経由して谷中へ。「下町」では…