2015-01-01から1年間の記事一覧

いつか聴いた歌

「三菱鉛筆 ゲルボールペン ユニボールシグノ RT1 UMN-155-28 黒 24」の替芯10本入りをアマゾンで注文する。0・28㍉という微細な文字が、スラスラと遅滞なく、均質な黒で筆圧入らずでどこまでも書ける、史上最強のボールペンである。これを使い出すと、これ…

静かな朝である。昨日は、高円寺の貸しスタジオで、ぴっぽさん、宮内悠介くん、魚雷くんと一緒に籠り、オリジナル曲「心に太陽をくちびるに詩を」を録音。宮内くんがパソコンを持ち込み、楽器ごとに録りたいというので、そんなことは初めてだが、ギターだけ…

ナンシー関丁稚シール

昨日はれ。午後、所用あり立川へ。改札を出ると「人波」ということばにぴったりの人、人、人。探し物あり、数軒まわれど見つからず。グランデュオのオリオンパピルスに拙著新刊『気まぐれ古本さんぽ』あり、と妻に教えられ行ったが、どうもよくわからない。…

昨日、今年最後の神田即売会「ぐろりや展」。水前寺清子・坂本九表紙の平凡69年歌本と、これは買い物と目をみはった『昭和三十年版 銀座年鑑』(銀座タイムス社)を裸本(本来カバー付き)で1000円(木鶏堂より)。後者、広告ページが見もので、牧チャップリ…

カマキンとペーパームーン

快晴、懸案の神奈川県立近代美術館(カマキン)が来年一月末で閉じるというので、でかけてきた。「ウサギノフクシュウ」(100円均一が充実しているのに驚いた)「游古洞」「ブックスモブロ」と古本屋をチェック(公文堂は休業日)。「モブロ」は、店主が席を…

呉美保「きみはいい子」を「ギンレイ」で。ずしりと来る重い映画で、しかし軽さ、柔らかさもある。ぼけの入った老婆が、その季節ではない桜の花を幻想し、最後、監督は盛大に花を散らす。子どもがみんな映画の中で生き生きと生きているのには驚いた。そうか…

変な時間に寝て、夜中3時過ぎに眼ざめ、そのまま今にいたる。よくないなあ、こういう睡眠は。 昨夜は武蔵小金井「大黒屋」で、光文社知恵の森文庫編集者のNさんと、来春発売予定の文庫について飲み食いしながらの打ち合わせ。来年そうそうにゲラが出る由。…

昨夜は原書房H氏邸で忘年会。壁がすべて本棚仕様になった一軒家で、こんなに整理された本棚を見ると、わが惨状がさすがに憂えてくる。お酒と料理のメニューが出てきたのには驚いた。奥様手づから料理された品々がコースで食卓を埋め、ビール、日本酒、シン…

昨日、午後から五段田へ。一路さんからいいものをいただく。うれしい。買ったのは1931年旧制二高の寮生のアルバム。松島ほか旅行写真、寮生活など、興味深い。しかし、ここに写ったうち、何人が戦死しただろう。大判の洋絵本は痛みがあるが、ここに占領下の…

昨夜は立川立飛にできた「ららぽーと」内、タワレコでの松崎ナオさんインストアライブにでかける。大型客船を思わせる、巨大メガストアに目がくらくらする。ぼくの趣向は、10坪圏内の小さな場所に固まっているため、足下が不安になる。店に着くと、ナオさん…

昨日、青春18の3回目を使って、御殿場線「山北」駅スタートとなる「大原山」へ登ってきた。山頂に牧場がある、珍しい丹沢山系の山。ピークは723m。これがきつかった。すれ違う人が逆から(谷峨駅)から来るのも当然。最後に気の遠くなる長い長い急な木段…

ビッグ・イシューを!

寒い朝、古本市の夢で目覚める。やっぱり買っておくべきだったなあ。 昨日は、『サイクル野郎』を求めて、もう仕方がない中野「まんだらけ」へ。店員に聞くと(30代くらいの店員は『サイクル野郎』を知らなかった。「どの雑誌に載ってたかわかりますか?」「…

奥歯にかぶせたあったブリッジ冠が取れ、歯医者へ。終わったらぐったりしている。つまり、力が入っているのですね。どこまで臆病なんだ。 昨日は、午前中、「日曜美術館」でカマキン(鎌倉近代美術館)閉館についてやっていた。近々行かないと。午後、小雨の…

ユースホステル熱

国立「ビブリオ」で続いているシークレットイベント(といっても悪いことをしているわけではない)が無事終了。打ち上げも楽しく、これでようやく本年のイベントを終えた。やれやれ、だ。けっこう初顔も、来てくださって盛会だった。人が喜ぶ顔だけが頼りに…

どんよりと目覚めると、けっこう雨が降っている。昨夜は、ぶじ「コクテイル」トリオ・ザ・ポエムズのトークライブを終える。満員盛況だった。広島や九州からも駆けつけて下さった方もいた。プレゼント大会をビンゴでやってみたらけっこう盛りあがった。30~40…

コクテイル予約(電話)が難しい方は、Pippo宛( tintiro.ivent@gmail.com)に 「お名前、人数、緊急ご連絡先(Tel)」をお書き添えのうえ、メールくださいませ。1〜2日以内に受付・ご返信いたします。また、ぴっぽor北條氏のTwitterでのリプライ・DMなどでも受付いたします♪ 

クリ詩マス・ライブ

どうにか、「サン毎」イチオシ欄の今年の総括原稿を昨日送付。長い集中力を要する仕事で、終わるとぐったりする。担当のSさんが、今年一年分の当欄コピーを送ってくれたのだが、ずしりと重い紙束に、よくぞ一年、今年もやりきったものだと感慨がある。 『サ…

ユースホステル熱

昨夜は「オトパラ!」、自分のコーナーが終わってから居残り、松崎ナオさん登場に同席する。ぼくは「後見人」だそうだ。松崎さん、本日「39」という7曲入りの身にアルバムを発売。それにあわせて、スタジオでも二曲、生で歌った。すごい迫力に聞き入る。上…

昨夜、「古書通信」原稿、土浦、柏、須賀川、仙台を巡った一日を書く。少しずつ仕事もカウントダウン。寝床でこのところ集中的に再読しているD・フランシス『暴走』を読了。イギリスの競馬調査員(若く見られて損をする)がノルウェーに。彼を手助けして車…

江森國友『「海港」派の青春 詩人・北村初雄』の件で、熊田精華を熊田千佳慕と書いたが、精華の弟でした。訂正しておきました。いま同著を読み進めているところ。「海港」の三人の青春と友情は、横浜・野毛周辺で紡がれた。本日「オトパラ!」では、前半が、…

昨日、晴天。「どむか」主宰カエリヤマさんからもらった美術館招待券のうち一枚、五島美術館「一休展」へ行ってきた。こんなことでもなければ、足を運ぶまいと思ったからだ。最寄り駅は「上野毛」。吉行淳之介が上野毛じゃなかったか。みな所得が高そうな閑…

昨日は晴天。河出文庫に入る、織田作之助『五代友厚』(いま朝ドラ「あさが来た」で話題沸騰中?)の解説を依頼され、といっても5枚なのだが準備は同じで、図書館を回り、オダサク関連書を借りる。 あっというまに夕暮れになり、国立「ビブリオ」へ。第五回…

宝くじが当ったら

ようやく冬らしい季節の到来か。寒空のなか、持てる力を費やして仕事をこなし、午後、妻と車で西荻へ。顔を見合わせない分、容易に車内で大事な話ができることを教わったのは山田洋次の映画だ。宝くじが当ったら、というような馬鹿げた話で盛りあがる。他人…

和洋の古書絵本でおなじみ「海ねこ」さんが、なんと2冊同時に古書目録を出した。青盤、赤盤の二枚組LPという感じか。やるなあ! http://www.umi-neko.com/ スマホのメールで、いろいろなアプリ(だろうか)が届き、長々と説明があり「同意」せよとあるが…

スマホ、デビュー!

そうか12月か。そのわりに陽射しが暖かい。うらうらと今年も過ぎていくのか。先日、駅へ向かう途中、路上でクレジットカードの入ったパスケースを拾って、その足で交番へ届ける。「親切な方が拾われた、ということでいいですか」と問われ(つまり、お礼の連…

「古通」次号分の準備をしていて、高田のことを書こうと思って、検索したら自分のブログが出て、2点間違いを見つけた。「世界館」支配人は井上ではなく、上野くん。上野くん、ごめんなさい。ラジオでも井上と言ってしまった。これはぼくのメモが間違ってい…

昨日、快晴。盛林堂さんの万全かつ心づくしの準備により、無事「銀盛会館」古本市がスタート。半開きのシャッターの隙間から、はやる男たちの脚、脚、脚が見える。10人くらいか。この人たちはミステリ・大衆小説マニア連で、ぼくの棚は見向きもしない人たち…

暗がりのなか眼ざめ、床のなかで梶井基次郎「のんきな患者」再読。これは梶井の唯一商業誌「中央公論」(檜舞台!)に掲載された小説だったが、旺文社文庫解説によると、当時、「中央公論」の編集者の望みには叶わぬものだったという。 まだ相当眠いが、二度…

昨日は午前が雨、しかも冷たい雨だ。しおらしく仕事。「サン毎」10本をどうにか送付。連載の終わった「ビッグイシュー」から、年末年始に読む本6冊ガイドを頼まれ、着手。ロバート・B・パーカー『初秋』、山田太一『夕暮れの時間に』、永瀬清子『短章集』…

心に太陽を くちびるに詩を

快調・荻原魚雷くんは京都へ、東奔西走・ナンダロウくんはこれからイベント、トークが目白押しhttp://d.hatena.ne.jp/kawasusu/。 みんなよく動いているなあ。おさまってしまってはダメだ、とつくづく思う。動いていないと。 昨日は、招待券があったので両国…