2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

お楽しみはこれで終わりなのだ

ぶじ、昨日「一箱古本市」を終えた。心配された雨は1時半ぐらいからぽつぽつ降り始め、3時でついに降雨中止となった。それでもたくさんのお客さんが訪れたし、盛況と言えるだろう。ぼくは、参加した100組のうち、たった一つ、完売した箱となった。册数…

結局いちばんの反響は娘の文章

今日は最高の日和でしたねえ、一日ずれていればよかったのに。一箱古本市の話ですがね。しかし、明日も3時ぐらいまでもってくれれば、どうにかかっこはつく。小学校の遠足の前の日の気分であります(こんなに「の」が重なる文章は悪文であります)。 今日、…

29日、天気心配ですねえ

終日、霧のような小雨ふったりやんだり。そして寒い。 古通の樽見さんに取材依頼の電話をしたら、今日はどうですか、というので、きゅうきょ神保町へ。明日なら、書窓展とうまく合わせてと思ったが横着はいけません。『マルテの手記』を車中でずっと読む。日…

今日は『マルテの手記』を

長い一日だった。 11時に神保町「ぶらじる」で、日経トレンディの取材を受ける。昨今の古本屋事情について。 書肆アクセスに寄ったら、「彷書月刊」たくさん積んでくれていて、20冊にサインさせてもらう。さっき畠中さんからメールをもらったが、それか…

漂えど、沈まず

おかしな天気だったなあ。昼、急に暗くなり、遠い空で雷が鳴る。きなくさい空気が広がり、じつに不快な感じ。小学校のとき、春の午後、やはり天候がおかしく、空が絵の具を落としたような紫に変わったのに見とれていたことを思い出す。 午後は晴れ。半日かけ…

黄色い万年筆を発作的に買う

切手を買いに出たついでに、吉祥寺へ。吉祥寺は、定期的に行きたくなる町なり。昼は「モンクスフーズ」 というジャズのかかる自然食レストランで食べるつもり。駅を降りたところで、ばったりクボタくんと会う。彼と偶然あう確率は高いなあ。いっしょに「古書…

「彷書月刊」特集号出ました!

傘をさすかささぬか、迷うような雨が一日、降ったりやんだり。 急に思い立って、中野新橋周辺の古本屋巡りをする。彷書月刊用取材なり。 古書猫額洞(こしょびょうがくどう)は、女性古書店主が2001年に始めた店。彷書月刊に発表するから詳しく書かない…

「コクテイル」ライブの告知

青山表現学校、最終日。皆勤のHさん、二回目のMさん、なみなみならぬ精進で、課題をパスし、色紙を授与する。この二人を連れて、日月堂へ。最初は、青山霊園をつっきって歩いて行こうと思ったが、タクシーで。日月堂の佐藤さん、恒例のパリ行きを今年は秋…

ひさしぶりに集中して詩集を読む

今日も爽快な天候でしたね、ちょっと寒かったけど。朝八時前に起きて、あれこれしているうちに昼になり、家内と自転車で国立へ食事に。なんてったっけ、2階にある、骨董なんかを一緒に置いている自然食レストランで1300円のランチを。いい食材を、本来…

こういう日もあるのだ

朝、がつんと目がさめるような、ある一撃があり、しばらく動揺する。 あとはヨタヨタと歩き、生きる。 一撃を奮いたたせるような、午前中は雨と風。ちょっとタイフーンみたい。 かと思えば、午後、爽やかな空気がたれこめ、おもいがけない高原の夕方のような…

フジタ展、長蛇の列に断念

いつもこの時期、締切が重なり、泳ぎつづけることになる。いくつか原稿をあげてすぐ、インタビュー用の秋元康『象の背中』産経新聞社、書評用の庄野潤三『星に願いを』講談社を交互に読む。 今日はサンデー毎日の日なり。行き掛けの駄賃に「ブ」で、菅原数夫…

いつも出てくる古本屋町の夢を見た

暑いですねえ、どうしたんだろう。 古本屋の夢を見た。それもときどき夢に出てくる古本屋のある町だ。どこにどういう店があるか、夢のなかでもうわかっているのだ。あそこへ寄って、ここへ寄って、と考えているうち、行き過ぎて、広い道路を渡ると戦災を受け…

あのう、これ何と読むんですか? に追加

○追加 夜、NHkラジオ第一「おしゃべりクイズ疑問の館」に電話にて生出演。「古本」にちなみクイズを出し、スタジオの出演者に答えてもらうというもの。昨年末、対談した談四楼さんが解答者に加わっていた。談四楼さん、番組のなかで対談のこと触れてくだ…

昨日のことを書いておこう

なんかいきなり寒くなったり、天候が不順ですねえ。昨日のことを書いておこう。初日の五反田をパスして、1時からのサイン会にあわせてでかける。焼跡の燃え残りを拾う、と言いながら、けっこう拾ってしまう。一階から200円で、野口武彦『谷崎潤一郎論』…

四月は残酷な月だ

角田さんが川端賞を受賞。会ったばかりで、こんないい知らせが飛び込んできて昂奮する。すぐお祝のメールをうつ。今日は、午後から五反田古書会館で、なみいる古書店主であり書き手でもあるタムラさん、月の輪さん、いとうさん、文雅新泉堂さんに混じってサ…

樽見博さん『古本通』は一家に一冊必携

昨日、TBS終えて帰宅。「アイ・フィール」最終号が届く。「私を呼んでやまない書店」アンケートで、長野まゆみ、祖父江慎、吉田豪、森達也各氏が「古本屋」「古書店」という言葉を文章中に使っているのが目をひいた。届いたばかりの、樽見博さん『古本通…

手が触れるとものが壊れる乱す王

息をつめた綱渡りの厳しい日がつづく。あれこれ一挙に飛びかかってきたプレッシャーからか、このごろ変な時間に目がさめるくせがついた。今朝なんか、3時半に目覚めて、そのまま眠れなくなった。手嶋龍一『ウルトラ・ダラー』を読む。おもしろい。意外だっ…

キョジンガツヨイ、ツマラナイ

おかしな夢で朝6時に目がさめる。今日取材する片野ゆかさん、『愛犬王 平岩米吉伝』を読了。中央公論が、急きょ、予定していたベストセラー、書評欄でやるので、ほかに変えてほしいと言ってきたのが昨日か。今日は、TBSから、事情があって、今週を代役で…

悲しみよこんにちは

悲しみよこんにちは。 昨日はなにがあったか、もううまく思い出せない。そうか日曜日か。家内が外出し、娘と自転車で午後、玉川上水べりを走って、そして「ブ」だ。あまりに代わり映えのしない日常に、われながら驚く。一ツ橋「ブ」だが、九冊ばかり買う。岡…

通り雨に降られて

追補 『エンツェルスベルガー詩集』の訳者は川村二郎、種村季弘、飯吉光夫。すごいじゃないか。しかも買ったときは気づかなかったが、段ボールの函から抜き出した本体は、背が白でほかは真っ黒。その白い部分には革が張ってある。なんとも好ましい本だ。 ひ…

近いけれどとても遠いところ

昨日、晴天。朝、TBSから迎えのハイヤーで赤坂へ。国立駅前からの大学通り、桜が散り盛り(そんな、言葉ないが)で、空中を舞う花びらと、路上に吹き溜まった花びらが風で乱舞する。なんとも幻想的な光景。帰りは高速道路から富士山がきれいに見えた。桜…

彷書月刊特集目次決まる

昨日、メールによるデータ送稿(妻でないとできない、その妻が不在)を忘れていた、「教員養成セミナー」連載原稿「よろず古書店」の書影に撮るべき本「プレイガイドジャーナル」を、直接、編集者に手渡すため、夜、高円寺まで出向く。手渡したあと「コクテ…

こんな夢を見た

いま4日未明。4時に目が覚めてしまい、そのまま眠れなくなる。あきらめて起き出す。外を新聞配達のバイクのエンジンがうなる音がする。 こんな夢で目が覚めた。通りすがりの路上で、音楽をする高校生らしきカップルを見る。これがなんともユニークで、自転…

林哲夫さんを囲む会

タイトルバックとスタイルを変えました。これ、簡単なのね。あれこれ見本があって、選んでクリックするだけ。気分でこの先も変えていくつもり。 さて4月1日。お日柄もよく、どこもドッと人出があり、街に人があふれだしていた。国立も桜が満開とあって、駅…