2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

台風が

昨日は台風が近づいてきていたが、早起きして準備。JPIC主催による読書アドバーザー講座で、例によって「古本と読書」について80分喋る。場所は、駿河台下から少し上がった明大の紫紺会館。80名くらいは聴講生がいたか、毎回熱心な聞き手で気持ちよく喋…

山本有三記念館

あちこちから送っていただいた受贈書、紹介できていません。すいません。 古通から『古本屋名簿 古通手帖2011』が出ました。1200円+税。これまで出た『古本屋地図帖』の地図と、簡単か解説がなくなり、組合加入店中心の名簿になっている。それでもぼくには…

ナンダロウくんが、ひさびさにブログで佐賀での「一箱」にからむイベントをレポートしているが、そうだよ、文化功労者としてまず指折るべきはナンダロウくんじゃないか。経済効果はどうか知らないが、本のやりとりで、人をいい気分にさせる新しい効果を生ん…

木枯に負けそうなの

木枯一号。木枯に負けそうなの、って誰の歌だっけ。伊藤「乙女のワルツ」咲子じゃないか。 午後、家内と車で西荻。行き帰り、玉川上水沿いを、本を読みながら自転車、徒歩の若者を見た。 音羽館で本を売り、なずな屋に本を納入。二、三、澄ちゃんから指導あ…

書き込みいろいろ

光文社新書メールマガジンで、「蔵書の苦しみ」連載はじまりました。修了後、加筆のちに新書になる予定です。一カ月ごとの更新です。 担当者の都合で、今週は、今日「サンデー毎日」へ。ちょい風邪気味。マスクを渡される。「すいません」と言うと、あなたの…

少し風邪気味なり。しょうが湯を飲む。とたんに鼻が通る。 寝たり起きたりしているので、朝、早く目覚める。昨日の文生さんトークで、石橋さんが、「日本の古本屋」と比べてアマゾンが圧倒的に便利で差があると言っていた。電脳オンチのぼくは、その差が実感…

尾崎一雄「東海道中膝栗毛」

朝、早起きして高円寺。庚申会館で「古本屋の逆襲」というトークがある。文生書院・小沼さんに、もと新文化編集長の石橋さんが聞く。これにでかけた。 本郷で1930年創業の「文生書院」は、海外の文献なども扱う目録ネット中心の店で、ぼくはこれまで縁が…

古ツア、夜の西荻降臨

すかっと秋日和。午前中、近くの地域の会館へ娘の中学の吹奏楽部が演奏をするのを聞きに行く。ほんとは、このあと古本バザーがあるのだが、ちょっと疲れて、帰って寝る。 昨日は、五反田から西荻、音羽館からなずな屋。いま入って右側の棚に、魚雷くんがひと…

先日の「西荻ブックマーク」佐藤泰志の文学ふたたび、のレポートが同HPにアップされています。当日の内容、会場の雰囲気をよくつかまえたレポートになっています。来た方も、来れなかった方もどうぞ。「海炭市叙景」の予告編もみることができます。 http:/…

オーケストラ!

TBS、米倉満『床屋の神髄』を紹介する。スタジオ入りしたら、始まりの時間が、いつもよりデジタル時計をみたら一分ほど遅い。ざっと頭で刈り込んで話をすすめる。 ハイヤーで神楽坂下へ。「ドトール」で二時間近く時間をつぶし、「ギンレイ」で「オーケス…

「玉椿」はいいぞ!

今日は、朝から古ツアさんが発見踏破した、聖蹟桜ヶ丘「古書 玉椿」へ行くぞと決めて、午後発進。国立からバスで聖蹟桜ヶ丘へ。ストア前でバス停を降り、「ブ」を軽くなでて、目指すは「玉椿」。駅から行くと、迷いようがないが、「ブ」からくねくねと神社の…

原稿と格闘

うすら寒い朝だ。 数日、原稿と格闘。「古書通信」連載第一回をなんとか書き上げ月曜に送付。タイトルは「昨日も今日も 古本さんぽ」にした。タイトルのデザインは尾崎澄子さんに依頼。それがずっと使われる。「彷書月刊」で書いていたのと同じなのだが、媒…

わめぞの女大将、武藤良子さんがブログで、セツ・モードセミナー入学から、現在に至るまでの道のりを、ステキな文章で綴っている。 http://d.hatena.ne.jp/mr1016/ イラストレーターの土橋とし子さんも、誰だったか先輩に「じぶん、ほんまに絵が好きなんやな…

自分を持て余して

深夜2時ぐらいに、石原くん、北條くんなど「栞会」メンバーと飲みに行く夢を見る。中央線、西荻から阿佐ヶ谷くらいの距離でバスに乗る。そんな時間にバスが走っているのは変だが、夢だから仕方ない。目指すは北條くんがよく行く、ひらがな三文字の店だが、…

今日は、午後からTBSへ。ラジオの特番で「読書」「古本」について、喋ってくる。録音なので、一時間ものなのだが、二時間ぐらい喋ったか。帰りはタクシーを出してもらって帰宅。ちょっと疲れました。お相手はTBSアナの山田愛里さんは、既婚だが、非常に…

蒲田から、ポプラ社「百年文庫」

昨日は銀座の高級理容店「米倉」本店の店主で社長を取材。総合調髪が1万8千円という、椅子に座ることさえビビる理容店だ。早く着いて「サンマルク」で時間調整したが、銀座店は100円ぐらい高い。この珈琲100円差を高いと思う者は「米倉」の椅子には…

さあ、今日は仕事だ

土日と外出で遊んでしまったので、今日はたいへんです。がんばって仕事をします。3つ原稿を書いて、明日の取材の準備。 なんだ、土曜日、晴れちゃったのか。それでもこの日に「一箱」が延期されていたら、「西荻ブックマーク」の務めは果たせなかった。 高…

秋雨の一箱古本市

昨日、秋も一箱古本市、朝から雨だったが7時に雨天決行のゴーサイン。こりゃ、売れんわと覚悟を決め、リュックに詰めるだけ詰めて、西海洞さんからいただいた古い「寅さん」バッグを持って出撃。電車はずっと混んで立ちっぱなし。千駄木までたどり着いたら…

古本屋ツアー・イン・ジャパンついに!

昨日、書き忘れたが、「音羽館」でもらったミニコミ「こ・ら・ぼん」4が「高円寺全古書店巡り」特集で、ガイド役がweb「歩行」の千三屋さんと、いまや古本ファン必読のサイト「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の小山力也さん。あの古ツアさんが、名前も顔(…

水曜日は高尾山。満員ラッシュのバスはすべて老人ハイカー。途中、病院で下りる病人たちが下車に苦労する一幕も。日影で下車。日影沢林道を小仏城山まで。このコースはハイカーも少なく、ずっとゆるやかに上っていくので楽なのだ。城山の茶屋でなめこ汁、ワ…

告知あれこれ

いまから栞会の分会、ハイキング同好会で高尾山へ上ってきます。天気は上々、山日和だぜ。バッグにワインを一本忍ばせていきます。週末は、ごぞんじ秋も一箱古本市が谷根千で開かれます。ぼくは「往来堂」前に出店です。こんどの日曜日は「西荻ブックマーク…

届いた本から

今日は届いた本から。まずは「彷書月刊」最終号。連載陣の最終回、総目次後編、読者からの便り、それに巻末の目録も充実の200ページ近い大冊。表紙のブルーが目にしみる。 小学館文庫、佐藤泰志『海炭市叙景』も届く。12月上旬、映画公開にあわせた、佐藤…

ひさびさの、秋の古本講座です。3回、定員20名。豊島区の事業で、場所は雑司が谷地域文化創造館。いつも「みちくさ市」をやっている商店街のすぐ近く。 古本で昭和を再訪、というテーマでやります。くわしくは以下の雑司ヶ谷のところをごらんください。区内…

善行堂では『昔日の客』が55冊も予約注文(お買い上げ)があったそうで、すごいもんです。版元で注文できるのに、善行堂で買いたいという客がいる。つまり、店主の山本を喜ばせたいとお客さんが思っているわけで、これは理想的な店のあり方ではないだろう…

午後、国立まで散歩。古本屋巡り。谷川で、いわずと知れた仕入帳の洗礼を受け、レジ傍らに入荷したばかりの植草甚一スクラップブック10数冊を「いくらつけたらいい?」と聞かれる。月報はあるけど、帯がないので、「500円から800円ぐらい」と答えて…

ちょっと長いな

今日はとりあえず早稲田穴八幡「青空古本市」だ。いくつか探求書があり、心がはずむせいか、階段下の文庫を並べた台で、気がついたらけっこう大きな声で歌をうたっていた。それが森山加代子の「白い蝶のサンバ」だ。先日のオールナイトニッポンで、坂崎と拓…