「あたたかくなったのですこし歩こうとおもい、徒歩で荻窪から西荻窪へ。かれこれ十五年ほど前は、自転車で吉祥寺くらいまで行っていたのだが、荻窪〜西荻窪間はよく道に迷った。まっすぐ行けない。ひさしぶりに歩いたら、なんとなく道をおぼえていた」 これ…

涼しい夕風。道ばたにはタンポポ。ツツジがかき氷のシロップみたいな俗悪な色で咲き誇っている。 札幌のネット古書店「須雅屋」さん、須賀章雄さんの新刊『さまよえる古本屋』燃焼社をいただいて、ぽつぽつ読んでいるがさすがにおもしろい。古本屋日記にエッ…

初夏を思わせるポカポカした４月の終わり。どこかへ行きたくなって、思い立って、自転車こいで国分寺へ。ＯＫ駐輪場に自転車をとめ、ぶらぶら歩く。駅前は開発中で、広大な更地となっている。見知った風景がむしりとられて、えらいことになっていな、と。ビ…

今月発売「エン・タクシー」に、連載「ここが私の東京」７（砂町・清瀬 見るべきものを見る俳人・石田波郷）を書いております（表紙に名前が出ていてうれしい）。同号の特集は常磐新平。 ピーカンの日曜、25日、妻とヨコハマ神奈川県民ホールへ。中尾ミエ・…

昨日は東京駅で、この日から京都へ行く老母を新幹線ホームで見送る。「ギンレイ」で「紙の月」「滝を見に行く」２本を見て、「サンデー」で本選び。高田馬場へ移動し、芳林堂書店８Ｆで、西牟田くんのトークの補佐。ポール・マッカートニー来日で、集客が危…

「古通」連載、仙台「火星の庭」、郡山「てんとうふ」送付。かんじんの取材メモが見つからず、記憶で書くことに。 官能小説雑誌「特選小説」６月号の「風俗ＴＯＰの履歴書」というインタビューページ（４Ｐ）に今月登場。全編エロの雑誌に、ぼくがいかに発言…

まあ、ぼくの場合、トークショーや各種イベントのやりすぎで、ちょっと飽き飽きされているかもしれない。ここんところ、毎週だからなあ。 なのに今週23日、高田馬場「芳林堂書店」で、またやります。『本で床は抜けるのか』ＶＳ『蔵書の苦しみ』ともいうべき…

暖かい春の雨。本日より老母が数日、上京し、わが家で過ごすことになり、羽田空港まで迎えに行く。途中、神保町「新宿展」を覗く。数冊買う。昭和54年10月号「文藝春秋」が野呂邦暢の初の戦記「死守！」掲載号、400円。文句なく買う。「アムール」でも文庫４…

金曜、五反田「本の散歩展」ごちゃごちゃ買う。戦後すぐの大ベストセラー『日米会話手帳』の模倣本、『最新・実用 日米会話』を入手。手帳サイズ。昭和21年の刊ながら、３円50銭の印刷定価が消され、ハンコで30,00円となっている。この数年、インフレすさま…

「五つ葉」古沢くんの、ちくま文庫は書き下ろしだそうです。すいません。 「古書通信」４月号が出た。ぼくの連載は「日立・水戸」であります。 「サン毎」今週分をなんとか送付。「イチオシ」は村上春樹訳、ダーグ・ソールスター『ノヴェル・イレブン、ブッ…

南陀楼綾繁さんの新刊『ほんほん本の旅あるき』がもうすぐ出る。絵は佐藤純子さん。それにあわせて「古書ほうろう」で放浪書房トミーくんとトークがあるようです。http://horo.bz/event/nandarouayashige20150421/ 西牟田靖さん『本で床は抜けるのか』本の雑…

講談社文芸文庫、木山捷平『新編 日本の旅あちこち』の解説を書いております。木山捷平の文庫に「解説 岡崎武志」とあるのを見ると、変な感じがする。そうか、ぼくなのかというオドロキだ。 昨日は、古ツアさんがすでにくわしくレポートしてくれているように…

いよいよ『野呂邦暢古本屋写真集』見本が昨日できあがった。その興奮を古ツアさんが、写真入りで伝えている。 http://furuhonya-tour.seesaa.net/ 本当はその場に駆けつけて、小野さんと三人で祝杯をあげる予定だったのに、情けないインフルエンザに罹り、喪…

みずのわ出版から、４月に筑摩書房の装幀についてまとめた本が出るとのこと。すごい本になりそう。http://sumus2013.exblog.jp/ずっと下がらなかった熱、ようやく１℃ほど下がる。なんとか仕事を再開できそうだ。しかし、丸々二日のブランクは大きい。 青柳い…

丸々二日、ベッドにいた。すべてのスケジュールがこれで崩れてしまった。けっきょく、今夜の青柳いづみこさんのトークもキャンセル。大変な迷惑をかけてしまった。じつは、二日前、家内がやっぱり風邪でダウンし、ボロボロになっていた。今は恢復。彼女が言…

ヨーグルトを食べているから、風邪をひかない、なんて吹いていたが、ひいてしまった。昼過ぎに体温計で計ると39度。立ってられない。なんとか熱を下げないと、締め切りは複数あるは、明日の夜は下北沢Ｂ＆Ｂで青柳いづみこさんのトークのお相手を務めなくて…