2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

さすらいの女神たち

昨日、神保町経由サンデーへ。「和洋会」では、いくつかのポイントを置いて探すが、どうもうまく拾えない。かわりに、このピエロの人形を買う。これを抱えて、しばらく本を探して会場を歩いていたが、変な感じ。コミガレで三冊。御茶ノ水「デ」でスパイダー…

今朝、最後の「森本毅郎スタンバイ!」を終えてくる。前に7年と言ったが、じっさいは9年だった。2003年4月第一発で紹介したのは、菅野ぱんださんの『1/41』だったと知る。放送では、自分の本を紹介し、昨日が誕生日だったこともあり、定年というこ…

55歳

今日、55歳となる。昨日は「コクテイル」で、いちおう出版記念をかねた3月生れの会があった。30名強の人たちがお祝いにかけつけてくれた。意外な顔やおひさしぶりの方など、わいわいと5時間以上つづく。海ねこさん調べで、古本界に三月生れがたくさん…

本日、コクテイルにて

本日、高円寺コクテイルでイベントです。以下は、狩野くんによる告知。高円寺で二度移転して三度目の正直、というのか、コクテイル二周年になるそうです。ぼくには興味ないけど、コクテイルがそうなら、駆けつけなきゃという方もおいでください。あ、そんな…

志郎康さんから征夫さん

昨日、東京の東へ。向島「ふるほん日和」のプレイベントとして、放浪書房・とみーくんがトーク。その押し掛け助っ人して、喋ることになった。総武線「亀戸」で降りたが、二十年ぶりぐらいか。亀戸といえば、鈴木志郎康さんを思い出す。これから行く向島は辻…

春、晴れ、東向島へ

本日、快晴。本日午後6時から、東向島「寺島集会所」で、放浪トミー書房さんのトークがあり、ぼくが公開取材というかたちで、話をあれこれ聞いてみたいと思います。なんだか、酒を飲みながらのトークになるそうで、おもいっきりリラックスして、この元気な…

そうか、高平哲郎の堺正章インタビューは『みんな不良少年だった』に収録されていたか。しかし、河出文庫版は、ぼくの記憶にあるものがない。手が加わったのだろう。『スタンダップ・コメディの勉強』にも、ニューヨークで高平が堺と一緒に舞台を見たことが…

このところ、GSのことをあれこれ調べているので、今夜のBS、タイガース再結成武道館公演を見つめるように見る。解散した武道館から40年もの年月が流れて、この日の武道館。いやあ、ファンなら何十万出しても見たいでしょう。すぎやまこういち、クニ河内…

やぶにらみニッポン

拝啓 のむみちさま。ぼくも「名画座かんぺ」をスケジュール帳のポケットに入れております。 これを見て、昨日、「ラピュタ」で鈴木英夫監督「やぶにらみニッポン」を観てきた。 「週刊新潮」連載、ヤン・デンマン「東京情報」を原作に脚色。あこがれの日本へ…

わたしの好きな日

アマゾンで注文した詩集、和田まさ子『わたしの好きな日』(思潮社)が届く。立川へ出たら、寄るのが楽しみになった「オリオンパピルス」で、この詩集が平積みになっていた。まずカバーデザインに惹かれ、なかをパラパラ読んだら、心にフィットするものがあ…

今週「サンデー毎日」で、北條一浩さんが、夏葉社『さよらなのあとで』の素晴らしい書評を書いている。ノンブルのないこと、余白の大きいこと、絵が直接、詩の内容の説明になっていないこと、それにこれが詩集ではないこと、などていねいな読みが生きている…

ぐっすり寝て、新聞を取りに外へ出たら、空は晴れているが風が強く、冷たい。春はどこらへんまで来ているのか。 昨日は「みちくさ市」、天候不順のなか、多くの人が来てくださった。売上げは散々だが、おずおずと声をかけてくださる読者の心遣いがうれしい。…

昨夜、家族で映画「ものすごくうるさくてありえないほど近い」を観る。 予備知識なく(誰が出てるのかもしらず)見たのだが、そうか、そういう映画だったのか。重いテーマを軽く扱わず、傷つき易い少年の目を通して、ちゃんと最後まで着地させた監督の手腕を…

長寿番組であるとともに、稀少な、読書番組だった「ブックレビュー」がこの三月で放送終了します。 ぼくがテレビに出してもらう数少ないチャンスでした。ザンネンに思います。 総集編が最後に放送されるそうで、以下、担当DのMくんから、メールで来た告知…

朝、TBS。終えて、両国へ移動。「江戸東京博物館」の「ザ・タワー 都市と塔のものがたり」を観る。そんなに期待していなかったが、いやあ、見応えがありました。塔の起源から始まり、エッフェル塔、浅草凌雲閣、通天閣、東京タワーと都市と塔の関係を豊富…

町なかで羊を見た

京都で宿泊した町なかのホテル近くで、二日目の朝、羊が二頭、囲われた柵のなかにいて驚いたのだが、そうか、これだったんですね。 http://www.sheep-palette.org/midokoro/index.html 「嶋䑓」という、もとは何だろう、古くから続く商店がギャラリーになっ…

朝8時起き。夏木マリに代わってから、「カーネーション」には冷淡に。ただ、夏木マリのことは好きなんだけどなあ。 二時間ほどかけて、今週末(というか来週あたま、と言うのか)日曜日の「みちくさ」用、新作「古本おみくじ」を作る。朝日新聞の顔写真、見…

京都では「レティシア書房」さんへも行ってきた。こんなところに、と驚くロケーションに、これが古本屋と目を疑うような、あまりに洗練された店舗が、京都の闇の路地に浮かび上がっていた。ステキなご主人が店番されていた。置かれているCDの趣味がいいの…

ついさっき、京都2泊3日の旅から帰ってきました。今回は、娘と2人旅。しかも実家に大挙して宿泊するため、われらはホテル住まい。岡崎山脈大集合ということで、他家へ嫁いだ者、親戚など25名が、弟の店「キャラメルママ」へ集結。いやはや大変なことに…

「みんなのうた」で偶然、「6さいのばらーど」というのを聞いてしびれた。5さいでも7さいでもない、大人から見て気づかない主張が込められてユーモラスで愛らしい。ユーチューブでは動画はアップされていないので、音だけ。うーん、これは「みんなのうた…

3月18日「みちくさ市」に出店します。新刊『ご家庭にあった本』(筑摩書房)をひっさげて、古本おみくじ新作とともに古本を売ります。「暢気文庫」さんと並んでの出店です。「暢気」さん目当ての「豆本」女子客も少し引っ張りたい。この時期、春の雨がおし…

雨上がりの午後、音羽館へ売るわけにはいかない、レベルの低い新刊(しかしバリバリ)をトートバック一袋分、「ブ」へ持ち込む。24冊で1050円。アラン・レネ「二十四時間の情事」が1500いくらかだったが、本を売ったお金があるので、これを買う。…

冷たい雨の朝。確定申告がらみの書類を整えに、妻と市役所へ。デジタルカメラで簡易に写した証明写真がダメと言われ、仕切り直し。雨が冷たい。 「あった、あった。」は昭和60年の中央線沿線古書店マップ。「春は土と草とに新しい汗をかかせる」という中也…

4月7日に「ふるほん日和」が開かれる。 http://furuhonbiyori.seesaa.net/ ここで、放浪書房さんがトークをすることになり、そのトークの聞き手として押し掛けで参加することになった。いちど、ゆっくり富永くんの話を聞いてみたかったのだ。公開取材とい…

「ビッグイシュー」に紹介するつもりで、メモを取りながら遠藤哲夫さんの『大衆食堂パラダイス!』ちくま文庫をガシガシと読んでいる。おもしろいなあ、いいなあ、文章うまいなあ、泣かせるなあ、詩人ですよエンテツさん、などと頭のなかでひとりごとを言い…

『書影でたどる関西の出版100』創元社で、装幀の林哲夫さんが竹尾賞を受賞されました。いやあ、よかった。 http://sumus.exblog.jp/17893587/

朝、TBS。庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』新潮文庫を紹介。終わってから、担当プロデューサーと少し別室で話。そんなことは初めてなので予感があったが、3月いっぱいで、「スタンバイ!」のトークパレットというコーナーが終わることになった。よって…