2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

イベントのご案内 ●第3回「神楽坂・レラドビブリオテック〜猫も歩けば本に中る〜」開催! 2月15日(土)〜23日(日) 神楽坂が本の街になります! レラド関連イベント ●ブックトーク・バラエティ「オカトーーーク!蔵書の苦しみ芸人」やります! ・日時:2月22日…

一日早まった「サンデー」へ。高円寺西部「BOOK&A」展。「マーガレット・バーク=ホワイト展」図録ほか。「サンデー」のインタビューページで、小林信彦取材決まる。ついにその日が。緊張する。小林信彦・萩本欽一『ふたりの笑タイム』集英社という新刊の著…

ジャズに強い出版社、DU BOOKSよりシュート・アロー『昭和・東京・ジャズ喫茶』をいただいてます。装幀は和田誠。ちょっとそれっぽくないですけどね。著者は大学時代、ジャズ研にいた人で、現在はサラリーマン。「ちなみに」が繰り返されるなど、素人っぽい…

黒岩比佐子『忘れえぬ声を聴く』幻戯書房、いただく。これは黒岩さんの単行本未収録エッセイ集。生きてても当然つくられたような本だが、主のいないのが淋しい。装幀の間村俊一は、カバーに土人形の鳩の写真を使っている。『伝書鳩』文春新書は単著として二…

昨日は「サンデー」経由、世田谷文学館へ。25日から「クラフトエヴィング商會」展がある、その内覧会へ。クラエヴィさんが作ったさまざまなオブジェ、手がけた多数の装幀など、おもちゃ箱をひっくり返したような愉しい展示が続く。見飽きない。ピースの空き…

書きあぐねながら、角田光代『私のなかの彼女』書評を、なんとか「赤旗」編集部に送付。小説を書くことで、ある種、不幸になっていく女性が主人公で、難しいテーマだが、角田さんは生き生きとことばを操って、その人生を描いていく。小説のなかで、人が生き…

動画サイトで、現存する最古の成瀬映画「腰弁頑張れ」という30分ほどの無声映画を見る。喜劇である。保険の勧誘を仕事とする父親が主人公。赤ん坊を背負って裏庭で、靴に開いた穴に新聞紙を詰めている。あまりの貧窮を妻はなじる。男は、大口の保険が一軒入…

昨日午後、お花茶屋「青木書店」へ。青木正美さん次男が担当される店。バイク、自動車関連書、雑誌専門店。ここで青木さんと待ち合わせ。むかしの下町の古本屋さんの風景をお話しいただくつもりでいたが、青木さん、あふれるように話されたいことがあって、…

夕べ、やっとこさ、「古通」連載、古ツアさんと行くヨコハマツアー原稿を書いて送付。地図が難しく、4、5回書き直すがうまくいかない。5店舗あるのと、横に長く広がっているため、うまく収まらない。なにか手があるはずだが、あきらめる。 三上延『ビブリ…

昨日は「がらくた」展経由、「スーパー源氏」古本講座第一回目。受講者が増えたので、会場は「三省堂」会議室で。新刊書店のなかで、しかも「古本市」担当の三省堂社員の方も受講者に加わってだから、古本の話をするのは気が引ける。明石と大阪からわざわざ…

昨晩は早くにベッドにもぐりこんだ。やっぱり疲れてたんだ。今朝は早起きして、北海道新聞の『友臼井吉見と古田アキラと』の書評を送付。続いてサン毎の書評原稿10本を送付。「イチオシ」は松田美智子『サムライ 評伝三船敏郎』。あわただしい朝だった。 支…

さきほど京都から帰還。丸二日家を空けただけで、メールの処理、郵便物の整理にあたふた。すぐには、次にどう動いていいかわからなくなる。情けない。 14、15両日。「宮崎美子のすずらん本屋堂」のロケ取材で、大阪古本屋めぐりをする。初日は千林と森小路。…

昨晩、「文藝」別冊『佐藤泰志』のための佐藤泰志上京論を10枚、苦労しながら、なんとか書きあげて送付。佐藤原作の映画「そこのみて光輝く」公開にあわせて、2月か3月頃出る予定。かつて「読書人」でした、堀江敏幸さんとぼくの対談も収録される。 少し眠…

大阪古本屋取材の予習を少し。矢野書房の隣りで、合同の古本屋「天三まるく」があったが、昨年十月に閉めて、その後に矢野書房が入った。つまり壁を隔てて2軒分、拡張されたらしい。知らなかった。これは楽しみ。 矢野書房主人・矢野龍三さんと、師となる「…

昨日、になるのか、教育誌のコラムを一本書いて、午後からゆるゆると高円寺「ワンダーランド」展へ。100円本がけっこう充実。ちょこまかと拾う。楽しい。100円以上でも、300円という価格帯にほぼしぼった店があり、こちらも楽しい。『青春ホットライン』は19…

昨日は、「サン毎」書評用読書のメドがついたので、寒風吹くなか阿佐ヶ谷「ラピュタ」へ駆けつけ、未見の森繁主演「森繁の僕は美容師」(1957)をじつに楽しく見る。子だくさん(というより扶養家族が多い、というべきか)の男やもめで美容師がモリシゲ。こ…

新春そうそう、武藤良子さんが存在論的な、素敵な文章をブログで発表しています。永ちゃんとその熱狂的ファンと武藤良子。違う根っこから生えた交わることのないような二つの樹が、風のなかでふれあう一瞬。心がしんとする文章です。武藤さんのエッセイが連…

1月2日に音楽プロデューサーの渡辺有三が64で、3日にやしきたかじんが64、海原しおりが58、浜野保樹が62で、昨年末に65歳で大瀧詠一、と65の壁を越えられず、次々と著名人がこの世を去る。ぼくは今年春で57になるので、死亡記事については、これまでより…

昨日は、初出勤? というか「ギンレイ」「サン毎」経由で神保町へ。コミガレが開いてらあ。「らどりお」の路地へ消えていくスタジアムジャンパーの後ろ姿は塩山御大ならん。戦利品はあったかしら。ぼくは3冊、と文庫1。胸を張るような戦利品はなし。 ギン…

早く目覚めたので、日本映画専門チャンネルで未見の「丼池」を見る。久松静児が、大阪弁を駆使できる芸達者の女優を悠々と手駒にし、直視できないほどイヤらしい、大阪の「銭」哲学を描く。三益愛子と森光子の演技合戦は大いに見もの。司葉子が新興の金貸し…

高田理惠子『男の子のための軍隊学習のススメ』ちくまプリマー新書は、タイトルを読むと腰が引けるが、じつにユニークな戦争小説、というより軍隊小説論で、いろんなことを教わった。じつにおもしろい。ぜひ、チェックされたい。軍隊(とくに陸軍)における…

晴れ、届いた年賀状は150枚に達する。 今日は高円寺だ。「杉並会」。昭和18年『小型自動車運転者必読法令』は小型本。「自動車運転上ノ心得」の第一が「先づ神に祈る可し」というのは、冗談だろうか。三島本は数あれど『三島由紀夫の死 高校生の発言』は…

「book5」に「私の近況」を書くため、日記はそちらへ移して、こちらは控えていた。本格的な仕事の始動は来週月曜から。4日は「杉並展」と「にわとり文庫」の100円均一祭へ出かけるつもり。「ブ」初詣で買った『ニッポン無責任時代』DVDを見ていたら、初…

「フルタ家」NHKでさきほど見た、衝撃の映像。人命など紙より軽かった。