2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

きのうは三件も携帯に着信。一カ月に三件ないときもあるのに。一つは大学の同窓会の話。「行けるようがんばる」と言うと、「いや、もう来ることになってる」と言われる。うーむ、関西在住のきみたちと違って、交通費がかかるからねえ。 きのうの話の続きだが…

写真はきのう買った古本の一部。村松友視『今平犯科帳 今村昌平とは何者』(NHK出版)は、こんなの出てたの、知らなかった。古本チェックは、見落とした新刊を拾わせてくれる。きのうの「一箱」では、多くの人に声をかけられ、多くの人と知り合った。やっ…

長い一日。午前、高円寺「好書会」。昭和51年の「ガッツ」「ヤングセンス」ほかを買う。お茶の水へ移動。「下町会」へも寄る。ここで書くと、ひょっとして探す人が増えるかも知れないので、まだ名を秘す、ある作家の本を、このところ集中して買っているが、…

『昭和三十年代の匂い』ちくま文庫新刊

ちくま文庫の新刊、『昭和三十年代の匂い』見本が届く。これは、学研新書から出た同タイトル本に、新たに一章を書き下ろし、岡田斗司夫さんとの対談を巻末に増補したもの。ページ数で言うと、100ページくらい、新書版より増えている。カバーデザインは初…

午前、家を出て有楽町「ニッポン放送」へ。5月5日午後7時から1時間の新番組「誰だ」に一回分出演することになり、その打ち合わせ。担当Dの後藤さんは、ピース又吉くんの番組も担当していて、それでお呼びがかかった。ニッポン放送アナウンサー新保友映…

5月の「みちくさ市」出場が決まりました。ごぞんじ「キク薬局」さん前に、初参加の北條一浩くんとペアで店を出します。「古本おみくじ」新作も、もちろん作りますよ。 http://kmstreet.exblog.jp/18468637/#18468637_1 買っておいたままだったDVD「ビッ…

午前中、少しだけ本の整理。どこから手をつければよいやら、途方に暮れる。薄皮をはがすような作業。 旺文社文庫、わが神の一人、永島慎二『阿佐谷界隈 怪人ぐらいだあ』を手に、これはビニールカバーでくるんでおいた方がいいな、と思い、カバーをはずすと…

昨日、五反田「本の散歩展」経由、南青山「ビリケンギャラリー」で、うらたじゅん個展「四月の停留所へ」を見る。うらたさん、おひさしぶり。会場に、ぼくが古本を売るとき、よく顔を見せてくれるKさんが来て、うらたさんと四国談議をしていた。今回のうら…

受贈書の紹介を怠っていて、もうしわけないことです。 DUBOOKSさんから新宿「ベルク」副店長・迫川尚子さんの写真集『新宿ダンボール村』。「余命宣告された車椅子の実業家が、ハイジャッカーに立ち向かう!」の惹句がそそる山田正紀『復活するはわれにあり…

「あまちゃん」オープニングに最後灯台が映りますね。風の強い朝、少し早く目覚めて、散歩がてら灯台を見にいく、というのが最高のシチュエーションだが、そんな日が来るだろうか。 近ごろ、何を読んでもおもしろく、馬鹿になっちゃったかと思う。アン・タイ…

昨日、ひさびさに「プリティ・リーグ」をテレビで見て、ジーナ・デイビスにすっかりまいってしまった。顔に土をつけた女性が、こんなに美しく見えるなんて。すぐさま、こちらはDVDを所持している、ジーナ・デイビスがアカデミー賞助演女優賞をとった「偶…

三国連太郎さんと沖浦和光さんの対談に、ライターとして同席したのはいつだったろう。ぼくが構成したそのときの対談が、『芸能と差別」の深層―三国連太郎・沖浦和光対談 』(ちくま文庫) のなかに、一章、収録されている(構成者としてのクレジットはない)。…

昨日、昼食後、娘と立川にできた「まんがぱーく」へ行ってみる。巨大なマンガ喫茶という感じか。大人ひとり400円払って入る。けっこう大勢、親子連れが思い思いに寝転んだり、椅子に座ったり、押し入れみたいな空間に入ったりでマンガを読んでいる。新し…

今朝の「朝日」書評欄から、めずらしく二ヵ所切り抜く。村上春樹と中田信。 いまから、どんなふうに略されて呼ばれるか、賭けをしたいような長いタイトルの春樹の新作。昨日、ベッドでごろごろしながら一挙読了。これまで読んだ春樹作品から、いくつかパーツ…

昨晩は「音羽館」経由「コクテイル」。「音羽館」では、安西水丸『バードの妹』を勘が働いて開けたら、「灯台」という短編が入っていて買った。「赤旗」記者のHさんと痛飲。ぴっぽさんの話がやたら出てきた。そう、「赤旗」で、ぴっぽさんの近代詩伝道の連…

「灯台」熱は家族に知られているのですが、きのう、連れ合いが「うちにこんなのあるよ」と渡してくれました。「こどものとも」。いや、児童書、絵本には灯台ものが多いのよ。 書く材料が多すぎて、いんぐりもんぐり七転八倒した「古通」原稿、武蔵境「浩仁堂…

神戸「海文堂」奥の院さんブログで知ったが、こんなムックがでたようだ。 http://b.hatena.ne.jp/articles/201303/13446 「書店」「古書店」の本、雑誌がこれだけでれば、とうぜん、次は図書館だ。「大人の休日」パスを使って、東日本図書館巡りをしようか、…

夕食後の散歩で、百円ショップにて額を購入。林哲夫さんの灯台の絵葉書を入れてみる。いずれ、音羽館近くの額ショップで、もうちょいといいのを買って入れ替えよう。まずはこれで。それでもニヤニヤ眺めながら、すっかりいい気分になる。 ゲラを二本、手を入…

今週12日から最終日曜まで、西荻の古書店「モンガ堂」さんで、拙著『上京する文學』(新日本出版社)のフェアが開かれます。作家の似顔絵入りサイン本販売とともに、本に登場する作家の本が販売されるようです。店内で古本市も行われる。ぼくも古本を出して…

いかんなあ、雑用で日曜のいちにちが過ぎていく。 国立「増田書店」へ「ソトコト」5月号を買いにいく。どうせ買うなら「増田書店」で、と思った。「kotoba」の好きな書店で推薦しておいたら、同店でこの雑誌を平積みし、「岡崎武史さんが好きな書店として取…

阿部達二『歳時記くずし』は、非常におもしろい歳時記エッセイで、感心しながら読んでいる。 夢声の弟子で、活弁から俳優、記録映画監督をした丸山章治のことが出てくる。彼は、ことば遊び(だじゃれみたいなの)の句をさかんに作り、それを明治製菓宣伝部時…

四月になれば彼女は

「ささま」で買った、阿部達二『歳時記くずし』文藝春秋がおもしろい。オール讀物連載。著者はもと文藝春秋の編集者。しかし、博識だねえ。文学、歴史、雑事、それに古典芸能、川柳までフォロー。それらを数珠つなぎにして、月ごとの話題を叙述していく。そ…

河出文庫の新刊、藤本義一傑作選『鬼の詩/生きいそぎの記』が出ました。ぼくが解説を担当しております。ここに収録された藝人小説は掛け値なしの傑作。ぜひ手に取ってみてください。文庫解説は気が張るけど、やりがいのある営業品目で、うれしい仕事です。 …

さきほど、ようやく「サンデー」今週分を書きあげ送付。週に一度の大菩薩峠。 中公文庫をほぼ毎週のように取り上げているのは、取り上げざるを得ないほど、ラインナップが冴えているから。今週は松本健一『秋月悌次郎』を。「八重の桜」で、八重にプロポーズ…

どうにかこうにか、出久根達郎と月島、24〜25枚を送付。三日がかりで終わって放心。 ビッグイシュー最新号が送られた封筒に、「週刊現代」魚住昭の連載で取り上げた「ビッグイシュー」の話題の回のコピーが入っていた。都内でビッグイシューを売る三人を…

まだ出久根さんの原稿、終わらない。いや、枚数には達しているが、収まっていないのだ。圧縮して書き足す。こんな長編はひさしぶりで、勝手がちがうので、なかなか、長さに頭が追いついていかない。高尾の「文雅堂」さんに、月島時代のことを、電話であれこ…