けっきょくミコのカロリーブックかよ

明大アカデミー「古本講座」初日。参加者は32名になっていた。しかし3分の2は、ぼくより年上の方。少しそのこと意識しつつ、しかしやっぱり「ミコのカロリーブック」。もうネタになっとるな。終って、筑摩の青木さんと昼飯がてら打ち合わせ。隣りの、まだ足を踏み入れたことがない、明大のメインタワーのあれは何階か、食堂へ行く。レストランのようなものがあると思ったら、学食だった。しかし、一般人も自由に食べられる。眺めもよくてこりゃいいや。450円の定食を食べる。これからもちょくちょく利用しよう。
午後は、「古本講座」有志の人を連れ、神保町散歩。古書会館で司書房さんのレクチャーを受け、即売会、中野書店、みわ書房、呂古書房などに案内する。ぼくもちょこちょこっと買う。裸本だが、荻原井泉水の紀行文集『山水巡礼』は大正14年刊で、400円。なかの挿絵がいい、講談社世界名作童話全集『まぬけさがし』が300円。昭和22年のアメリカ向け、日本の女性美を伝える写真集が1000円ほか。
途中、ハマダくん、荻原くん、西村くん(古本小説大賞、残念! と声をかける)、それに追分コロニーの御夫婦とはいっしょにお茶を。堀辰雄記念館のすぐ前で、古本屋を開こうとしているのだ。来年夏には建物が完成し、いよいよ始動だ。できたら、すぐうかがいます、と励ます。
最後、ぶらじるで参加者といっしょに買った本の品評会。終るとさすがに疲れた。ドイツへ行っているTBSラジオのスタッフから電話。きゅうきょ、月曜日早朝に、神保町ガイドをすることになる。7時35分ごろの出演。生だよ。この日は、大阪取材へ行く日。そのまま終ると大阪へ。しばらくこの日誌もお休みです。