原稿を送ったと思っていたら、書いてなかったのでしたあ。チクショー

昨夜、山本善行と電話で話す。阪急百科店でのイベントについて、京都新聞から原稿頼まれた由。イベントでは持ち込んだ本の半分が売れたという。半分はすごいよ。
今朝、早起きして原稿を書く、つもりが、早起きするも、朝飯食べたら眠くなり寝る。ひどいね。昼前に電話で起きる。工作舎から、いよいよ『気まぐれ古書店紀行』の初校ゲラが出たという。400ページ以上あるという。あるアイデアがあって、再校で相当な作業が必要になる。年末進行にあわせ、うまく乗り切れるかどうか。
昼、歯医者へ。40分近く待たされ、治療。国立へ出て、「ブ」で3冊。『マーク・トウェーン 西部旅行綺談/コールドウェル ジョージア・ボーイ』筑摩書房、はあんまり見ない気がする。買う。ディスク・ユニオンへ寄って、なにか一枚、CDを買おうと思うが、手が出ない。「ブ」の後に行くからだよ。105円に見なれると、1000円から2000円くらいの中古CDがバカに高く思えてくる。しょうがないな。
帰宅して文藝春秋増刊の原稿の続きを書く。司馬遼太郎と古本屋について、10枚。そのあいだにも電話やファクスあり。あれこれ混乱する。東京新聞から書評原稿締切の催促があったが、「ええ、もう送りましよ」と答えて相手を大いに恐縮させておいて、あとになって、その原稿さえ書いていないことがわかる。こんなこと初めて。あわてて電話して謝り、今夜中に送ること約束する。どうも壊れかかってきているな。
夕方、5時半ころ文藝春秋、ようやくフィニッシュ。あとで編集者のMさんよりお礼の電話あり。「おもしろかったです」ほかお褒めの言葉いただきほっとする。某誌から今年のベスト5みたいな原稿依頼があり、承知するが、詳細はメールを送りました、と電話を切られ、メールを確認するが、ない。たぶん旧アドレスへ送ったのだ。仕事をしたことがない出版社なので連絡先がわからない。ちょっと変則的なやり方でメール連絡したら、電話があった。困るんだよなあ、こういうとき。
夕食後、集中して東京新聞の書評を書く。そうか、草森さんの『随筆 本が崩れる』だった。原稿書いたら、今度は送付先のメールアドレスをメモした紙がなくなる。わあわあ声を挙げていたら、娘が降りてきて「お父さん、落ちついてお風呂に入りなさい」と言う。そうする。今週、またバタバタと忙しい。
向井くんから、「蟲文庫さんを囲む会」の会場その他の連絡あり。忘年会シーズンの真っ最中で、場所取りに苦労した由。迷惑かけたなあ。