2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

朝、起きたら、激しい寝癖がついていた。どんな寝方をしたのか。朝刊を取りにいくついでに、鳥にエサを撒く。昨夜は国立で、嵐山光三郎さんを親分とした、編集者や十松くんなど、嵐山一家で飲み会。「白十字」で待ち合わせ。9割9分、女性で満席という場で…

なんだか申しわけないが、誕生日の昨日はまったく原稿を書く気になれず、これからネジを巻く。それでも庄野潤三について、あれこれネタを拾うこと、書評用の本は読んでいた。夜、録画した山田洋次「故郷」(1972)を見る。3度目か。よくこんな地味な題材が…

しずかな61回目の誕生日の朝を迎える。すべて世はこともなし。枕元にあった、創元文庫、佐藤春夫『新編 退屈讀本』の表紙がはがれかけ、接着剤で補修、包装紙のカバーをかける。油染み、汚れあり、よれよれのこの版になぜか愛着あり。昭和27年の再版だが、定…

大相撲が終わり、ようやく夕方呑みを止めた。廃人になるところであった。昨日はふらふらと午後、七七舎1、2と。1は、ここでずっとバイトをしていた男の子がレジにいて、この春、大学を無事卒業し、そのまま七七舎へ勤めるという。海外文学にくわしいと、…

昨日、「新潮講座」で大森へ。18名が参加。馬込、山王文学さんぽ。けっきょく下見できず、ぶっつけ本番だったが、やっぱり道に迷ったり、参加者にご迷惑をかけてしまった。郷土博物館と川端龍子記念館(とても立派な美術館)、そして三島由紀夫邸を外から眺…

大相撲を見ながら、早くから酔っ払って、夕食どきには眠ってしまい、深夜目覚めるという悪い習慣。もう眠れずに、ロバート・B・パーカー『残酷な土地』を再々々読ぐらいで、再び酔っ払ってリビングで読む。すると、台所から猛烈な悪臭が。麝香とシナモンと…

八王子の「古書むしくい堂」に、TBSラジオ『毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』がやって来る! 放送日時は4月13日(金)14:00〜14:22。「ババア」と「ジジイ」を仕込みで用意しないと。毒蝮も毒舌のふるいようがないかも。 「映画 夜空はいつでも最高密…

今日は雨。昨日は長い一日。午後、雨の中うごきだし、本当にひさびさ「ギンレイ」で「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」(石井「舟を編む」裕也監督)を見る。おもしろい映画だった。川本三郎さんが褒めてらして、これは、とでかけたのであった。主演の…

『現代詩手帖』住所録で、再確認した知人の住所へハガキを送ったら、返事があって、電話してみる。詩の同人誌「飾粽」時代の仲間でアニキ分だった関西出身のHさん。東京在住時代、家にもよく行ったし、ほんとにお世話になった人。関西へ帰ってからも、何度…

録画した「フライド・グリーン・トマト」を前知識なしで、酒を飲みながら、見ていて、椅子に座ってはいたが、表現としては「寝ていた体を起こして向き合って」という気分で最後まで見た。ひとことで言えば、女の友情の映画と言っていいと思うが、いろんな味…

日本映画専門チャンネル、山田太一「秋の一族」(1994)全3回を、分けて見る。無理めの設定は、山田らしい。それでもちょっと無理があるか。それをドラマ作りの巧さと役者の力量で乗り切るのだ。緒形拳、岸恵子、藤岡琢也の演技合戦が見もの。両親を早く失…

今週発売の「週刊現代」のモノクログラビアに辞書マニア登場。取材と文はぼくが担当。書評依頼はあったが、同誌でこういう仕事の依頼は初めて。楽しくやりました。安藤祐介『本のエンドロール』講談社が届く。印刷所の仕事を小説化。某紙からの書評依頼だが…

試写状をときどきもらいながら、なかなか観られなかったが、エドワード・ギラン『さすらいのレコード・コレクター』は行くぞ、と拳を握りしめていた。というのも、いまだ現役のレコード・コレクターを追ったドキュメンタリーだからである。ジョー・バザード…

すっかり春。「春だったね」が口をつく。11日は娘とトキワ荘跡かいわい散歩(椎名町)。前に来たときはなかった、トキワ荘を紹介する展示、本が置かれた「お休み処」で散策地図をもらい、二階でテラさんの部屋を復元したコーナーを見る。「松葉」は写真を撮…

ときどきそうなるが、松本清張モードに入り、あれこれ読む。角川文庫『影の車』は、連載短篇集、といっても破滅に向う男女、という共通項があるだけ。「婦人公論」で昭和36年に連載。松竹、野村芳太郎監督作「影の車」があるが、このタイトルによる作品はな…

週一で、新聞の切り抜き(日々しているが、切り忘れのチェック)をしていて、朝日多摩版の「ぶらりふらり」という街ガイドもので、「大塚」を取り上げていた。かつてここにあった寄席「大塚鈴本」についてくわしく書いてある。地図もある。なんと、いまでも…

本日は角田光代さん生誕の日。おめでとうございます。共著『古本道場』の相方として(いつまで言うてるんや!)、寿ぎたい。ぼくも3月(28日)です。 週刊文春編『フォークソング されどわれらが日々』を読む。南こうせつ、りりィ、NSP、三上寛、山崎ハ…

午前中、サンデーの原稿を書く。金井美恵子『スタア誕生』と北欧ミステリ『許されざる者』をメインに5冊。支度して外出。盛林堂に補充。小野くん、ちょうど買取りに出かけるところ。相変わらず忙しい。「フジオ・プロ」探訪記が収録されていることを知り江…

昨日はいちにち家にいた。『人と会う力』の自薦紹介文を、日本の古本屋メルマガに送付。いつも西部古書会館で、とんぼ書林さんが、気をつかって原稿依頼してくれるのだ。ありがたい話だ。季刊誌の某匿名コラムは、楽しんで続けている長期連載だが、今回、ち…

湿っぽい空気だ。3月の新しい週が始まった。 遅く目覚めたのは、深夜、リビングに閉じ込めているネコ2匹が、どうやって抜け出したか、寝室までやってきてミャアミャアとエサを催促し、起き出し、エサをやる。それでもう眠れなくなってしまった。諦めて、リ…

昨日は春を思わせる陽気(というか春だ。Tシャツ姿の男性あり)のなか、高円寺西部古書会館へ。二日目の午後はゆったり。フォーク関連の雑誌と書籍ばかり5冊ほど。「ささま」へも寄る。均一と店内で、少し買い物。荻窪駅エスカレーターに乗っていると、下…

現実逃避の『山手下町散歩』マップでの机上散策に余念がない。もう愛用が過ぎて、クタクタになっている。自らの書き入れ、書き込みが甚だしく、2007年版で、現在との比較も楽しい。「朝日」でトキワ荘周辺散策が掲載され、以来、再再々訪を狙っているのだが…

そうか、もう3月か。誕生月である。毎年、そんなことを書いている気がするが、3月が節目になる事多く、引越しその他、この時期になると、心が騒ぐのだ。洲之内徹『帰りたい風景』を、もう何度目になるか、読み返していて、銀座「みゆき画廊」のベイリーさ…