2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

いろんなヒトが逝ってしまう

今日は暖かい冬の日。神保町をTシャツで歩いている学生がいたが、極端だよ。 昨日は何をしてたんだろう。国立へ出て、ディスクユニオンで、ボブ・ディランの3枚組『バイオグラフ』を買ったんだ。それでいまもそれを聞いている。 夜はCSでエリック・ロメ…

エリック・ロメール「獅子座」

CSのシネフィル・イマジカで、エリック・ロメール特集が始まった。これは楽しみ。 ほとんど未見の初期作品がバンバン放映される。 昨晩は、監督第一作「獅子座」を見る。ぼくはおもしろかった。何をして食ってるかよくわからない(音楽家)ピエールに、伯…

渋谷の夜の落語会

書き忘れたことだけど、「題名のない子守唄」の舞台となったイタリアの町はトリエステ。そうだ、須賀敦子じゃないか。『トリエステの坂道』。それで、また須賀敦子が読みたくなって。 昨日は、夜、渋谷の長井邸で毎年恒例の鳳楽さんの落語会(自宅のリビング…

おお、マレーナ!

ええ、今月ももう少しで終りか。今年も残り少なくなってきた。 で、24日の話だが、まず原稿を一本書いて、これは教育誌(3誌に書いてる)の一つ、古本ネタの連載。林光一『ルンペン学入門』ペップ出版を取り上げる。戦後まもなく浅草でルンペンになった著…

ぼくたちドタバタと生き延びたおっさんみたいに

怖い夢で目が覚めた。一度4時に起き、また眠ったら、今度は9時。そのあいだ、起きる直前まで見ていた夢は、カリスマ女性リーダーのもと、無差別殺戮をする集団があって、そこにぼくは仕方なく加わる、というもの。けっこう描写が細かい。映画を観ているみ…

雪の日、ブルーノート

雪でしたねえ。昼過ぎには雨に変わったけど。今日はサンデー毎日の日なので、竹橋から皇居に降る雪を見る。 都心に降る雪を見ると、大島渚「日本春歌考」の雪のデモシーンを思い出す。あれは九段あたり、靖国神社が映ったのじゃなかったか。荒木一郎の姿がそ…

杉田比呂美『空を見ていた』

雪になると天気予報が昨夜告げていたが、白いものは降らず。 さて、朝から仕事だ。「潮」の書評を仕上げる。昼飯食いがてら、クレイジーケンを聞きながら「サイゼリア」に隣接する、立川栄「ブ」へ。そうひんぱんに行ったって買うものないよ。それはそうなん…

荒涼たる冬景色を見ながら土浦へ

ときどき編集者の方が、ここ、読んでるので、それで書けなかった。19日は神楽坂へ、読書アドバーザーのためのセミナーで、100人ぐらいのヒトを前に1時間強喋る。みんな、北海道から沖縄から東京に来て、泊まりがけで「読書」について勉強していくのだ…

和田誠映画ポスター、うれしい!

いつもより少し遅く五反田。家を出たのが1時間近く遅く、そうすると、ラッシュがまったく違ってくる。10時過ぎ現地到着。第一陣の潮が引き、浅瀬で潮干狩りの感覚でゆっくりガレージセールの棚をなめまわす。以下を買う。 1階での一番の買い物は、折り畳…

はるな愛にぎょうてん!

また、「あらびき団」の話、ですがね。昨夜の放送で、ひさしぶりに「はるな愛」が登場。これがすごいの。 ニューハーフってことだけど、見た目は完全に女で、これがなんと、松浦亜弥のライブ音源に合わせて、はるな愛はまったく声を出さず、口バクとふりつけ…

やっぱり今日も

午前中仕事。午前、外出。珍しく車中で読む本を忘れて、キオスクで「週刊朝日」を買う。斉藤美奈子さんのコラム、今夜発表の芥川賞の予想。川上未映子が本命、山崎ナオコーラが対抗。結局、予想は的中。直木賞は桜庭一樹。女性二人となった。 まずJPICで…

正月を感じた向田邦子シリーズ

何とか、筑摩の単行本の序章と終章を書いて送る。昼は、「新刊ニュース」(トーハン)から、原稿料替わりに送られてきたカニ缶でチャーハンを作る。今日もいい天気。歩いて午後は、国立散歩。「ブ」で、保坂和志『カンバセイション・ピース』新潮文庫を買っ…

多田道太郎とサン=ジュスト

追加 えー、ただいま、「もがりの森」を見たあと、酔っぱらってまして、「ブ」での戦利品をノートにつけていたので、ここで披露しておきますね。 13日 立川栄ブ 「太陽」の「澁澤龍彦の世界」と「本の宇宙誌」、川本三郎『はるかな本 遠い絵』、臼田捷治『…

鶴の鬱届く冷たい雨の土曜日

冷たい雨の土曜日。長谷川郁夫『本の背表紙』読了。堀口大学、吉田健一、小沼丹など、小沢書店がらみの作家たちがよく登場する。著者が、むしろ長年敬遠していた、苦手だったと告白する作家の話がおもしろい。例えば中村眞一郎。石川淳も途中で、張り扇では…

松本へ

以下、担当編集者の方々は、目をつぶって読み飛ばしていただきたいが、青春18を使って松本へ行ってきました。日帰りです。鈍行です。 朝、6時30分前に八王子から松本直通の普通電車が出ていて、これに乗ると、10時19分には松本に着く。松本はこれで…

コクテイルひとりぼっち

9日、原稿を書いていると、家内が修理終わったパソコンの設定で、ぼくのパソコンを使うというので譲る。外出。 神保町は不漁。サンデー毎日初仕事を終えて、神保町へ戻り、コミガレを覗くがここも不漁。どうもいけないなあ。 「ぶらじる」で筑摩書房、続い…

ごきげんなエディ・ヒギンストリオ

このごろ、変な時間、というのは早朝、4時とか、に起きることが多く、どうもいけない。それで、また変な時間に眠ってしまう。一日がこまぎれに。今朝は、ずっと読みかけだったジェフリー・ディーヴァー『獣たちの庭園』文春文庫をやっと読了。これは、例の…

鎌倉やああ鎌倉や鎌倉や

うわあ、また一年が始まった。朝から大車輪で仕事をして、いま一服。まったく、どうなることやら。昨日の晩はパソコンが真っ暗になり、一時復旧困難が見込まれたが、再起動でなんとか無事に復旧。しかし、ワードが使えなくなった。過去の原稿ファイルも開か…

天国の日々、の日々

年が改まり、いっとき、日々が更新され、あたらしい空気がただよっているような気分になるが、それも三が日ぐらいまで。 手あかのついた、少し汚れの見える日常が戻ってくる。 3日は、昼過ぎ、高校時代の同級生、レオナルド藤田が遊びにくる。手みやげにも…

またもや昭和33年生まれ

今日も晴天。TBSモードで朝5時に目が覚め、CSでジョニー・デップ主演の、どうでもいいような映画を一本見る。 あとは一日中、だらだらと過ごす。きわめて新年らしい過ごし方なり。 夕食後、国立まで散歩。「ブ」は文庫2冊500円という中途半端なセ…

川越で『ジャズ・レコード黄金時代』を初買い

大晦日夜、妻と子はリビングで紅白。ぼくは階下でダウンタウン。ときどき、ザッピングで紅白を合計で20分ほど覗くが、鶴瓶の司会は、鶴瓶のいちばんつまらない部分が出てしまった。つまり安価な情に訴えるという手法。または「私」の悪しき乱用。あれは司…