2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

明日から九月

高円寺西部古書会館「均一祭」二日目はぜんぶ100円。「ささま」それから「音羽館」と、ぜんぶで30冊は買ったかな。昨日に続き満腹だ。 「話の特集」は買い始めるときりがなく、ずいぶんこれまでに買ったが、あらためて読む機会もなく、ってそんなんばっ…

古本満腹ツアー

この世の終りかと思うような深夜の落雷ショーがあり、翌日、つまり昨日。雨を警戒して傘を持って出たら、晴れのちくもり。傘が邪魔だった。 昼少し前、神田古書会館「書窓展」。このところ、なぜかぼくは「あきつ」であんまり拾えない。2冊だけ。内田亨『犬…

橋本忍に感服した夜

朝、6時半、TBSから迎えの車。乗り込むとき、運転手さんが「お体、だいじょうぶですか? 揺れのないように運転しますので」と言う。あ、肋骨のこと言っているんだ、と思い「いえいえ、だいじょうぶですので」と告げる。なぜ、知っているのか。たぶん担当…

元町に女性の古本屋が

元町に女性古書店主の店ができたようです。「ハニカムブックス」とは、また素敵な名前。神戸へ行く楽しみができました。honeycomb BOOKS<ハニカムブックス>■住所 神戸市中央区元町通4-6-12 浦島ビル2F北側 ■電話 078-362-1583 ■営業時間 12:00-19:00 ■定…

これはもう「冒険者たち」でしょう。

「ユーミンベスト10」ですが、「残暑」を忘れてました。この時期、「残暑」も欲しいところ。 秋風が吹き、夏が去るとともに、肋骨の痛みも去りつつある。いい兆候。だが、完全に痛みが去ったら、少し淋しいような気がするかもしれない。それぐらい、この一週…

ユーミンベスト10

八月の雨だが、感触としては九月の雨だ。「ユーチューブ」でユーミンを続けて聞く(見る)。いまの気持でベストを選べば、「雨のステイション」「天気雨」「卒業写真」「夕涼み」「最後の春休み」「霧雨で見えない」「海を見ていた午後」「よそゆき顔で」「…

読書発電所と福沢桃介

BS朝日で藤森照信監修による「日本近代建築遺産」という一時間ものを見る。明治、大正の建築、橋や工場も含む、を紹介。ここに「読書発電所」が出てきました。この木曽川水系に、いくつもの発電所があり、それぞれ意匠を凝らしたグッドデザインなのだが、…

雨のコルセット

ご心配をおかけしています。痛みがあって、初めて、体のその部位の存在に気づくってことですね。肋骨は大事だよ。寝る、起きるが一番痛い。寝返りもうてず、ずっと仰向き。よって寝不足だ。 雨で涼しい、というより寒い日。 今日、妻に車で送ってもらって、…

肋骨にひび、らしい

地下鉄の壁に激突した件、やっぱり肋骨にヒビが入ったようだ。 21、22と一泊で妻と二人で長野へ。娘はクラブの合宿。21日朝も痛み、よほど迷ったが、新幹線の切符、ホテル一泊がふいになる。歩く分にはだいじょうぶということででかけた。一日目はまだ…

年だなあ

ひさしぶりに「ギンレイ」一回目から見る。「地上5センチの恋心」と「ジェイン・オースティンの読書会」。どっちも女子映画ということもあって、正午近くの「ジェイン」ではほぼ満席。「地上5センチ」はデパートのコスメ売り場で働く中年女性を主人公にし…

慶応3年生まれは漱石、そして伊東忠太

今日も涼しい。日差しはまだ強いが、自転車に乗ると、肌に触れる風が涼しい。 夏休みの宿題を溜めている娘を、叱ってやってくれと外出する妻に言われ、いちおう、「やっておかないと、あとで苦労するぞ」とは言うが、自分は、休み中、宿題などやったことはな…

けものみち文庫1 『積んでは崩し』

涼しい朝。高原のような朝。昼過ぎからは雨。 「あった、あった。」は俵万智『サラダ記念日』。初版は3000部だったという。これはカバーの万智ちゃんの写真の効果が大きい。撮影は新潮社のカメラマン、田村邦男さん。ぼくも「週刊新潮」グラビアで田村サンに…

秋の気配

数日、キャンプで娘が不在で、妻と二人きりの生活。会話も少なく、なんだかちょっと照れくさい。十数年後、娘が嫁にいったら、こんな日々が続くのか。 2006年つま恋DVDをかけながら、晶文社『雑談王』三校ゲラを読む。追加のイラストを数点描く。いよ…

吉村達也『読書村の殺人』

「潮」書評原稿を送る。晶文社のSさん来宅。三校を受け取る。これで最終チェック。9月には『雑談王』が出る。けっこうなページ数になったため、イラストは小さめ。 午後、サンデー毎日。いつも神保町経由で行くが、とにかく日光がすさまじく肌を焦がす。東…

book japanにようやく多和田葉子を

ネット上の書評サイト「book japann」にようやく、初の書評を書く。多和田葉子『旅をする裸の眼』講談社文庫について。ほんとは7月中に書くはずだったのだが。手をつけると、これがなかなかうまく書けないや。まだきどりがあるのか。紹介の難しい作品ではあ…

黒岩比佐子さんと楊逸さんの意外な関係

やるべき仕事を残して、昨夜は沈没。しゃあないな、まったく。それで今朝、早起きして、まずTBSの放送原稿を。梯久美子『世紀のラブレター』新潮新書を紹介。 これも遅れた「ビッグイシュー」。『立原道造詩集』を。岩波文庫版を選んだのは、立原の親友だ…

京都での長い暑い、熱い日々が終り

今日、昼過ぎ、ようやく京都から帰ってきた。メールをチェック、返事を書き、たまった郵便物を整理する。緊急のこと、一つ片付けたらもう夕方。郵便物を数点投函するため、自転車を走らせたが、夕風が少し涼味を帯び、ここちよい。秋の気配を感じる。 ざっと…

いざ下鴨! よい夏休みを

昨日は立秋、ということだったが、秋の気配はまるでなし。あ、ただ、国立まで散歩していたら、住宅街のなかで赤とんぼが低く飛んでいるところを見たな。 今日から関西へ。その不在を埋めるため、昨日はいちにち仕事。それでも積み残した分を、今朝早起きして…

雑感

「枯葉」の入ったサラ・ヴォーンのCDを聞きながら。声を楽器のようにあやつる。 今日も雷。夕方、家族で郊外型大型ショッピングセンター二ヵ所で買物。京都行きが近づいているので、袋いっぱい衣類買う。アンティーク・ショップで、ブリキで作られたカメラ…

高遠「本の家」へ行ってきた

一日がかりで、青春18を使って、高遠「本の家」へ初めて行ってきました。同じ高遠の、いまは「長藤(おさふじ)文庫」へ行ったのがちょうど一年前か。細胞分裂するように、もっと市街に近い、というより中心にできた「本の家」。ここで、今日から「旅猫」…

11日、夜の部告知

昨晩、善行と話す。「スムースランチ」は14、5名くらいになりそう。これで予約はうちきりました。 11日下鴨古本まつり友の会「夜の部」ですが、こっちは任意参加で、ぼくの弟の店「ディラン・セカンド」にみんなで集まることになっています。夜8時から。…

赤塚不二夫、死す

赤塚不二夫が死んだ。以下、産経新聞より抜粋9年末に食道がんが判明し、12年には急性硬膜下血腫で開頭手術。それでも笑いへの情熱は失われなかった。同年に出版した視覚障害の子供たちのためのギャグ満載点字絵本「よーいどん!」が大ヒット。しかし、1…

中村誠一、奇遇!

早起きして、午前中に「本の時間」大阪弁の小説ガイド8枚を書いて送稿。午後、神保町経由「サン毎」へ。「がらくた」展で、講談社文芸文庫、田久保英夫『深い河/辻火』300円。雑誌のフロク2点。それに吉岡実『オール・クレーの食卓』書肆山田1000…