2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月も終り

3月も終り。それにしても寒かったねえ。国立、大学通りの桜並木は満開。 毎日「あった、あった。」は、森田健作『若者派宣言』について書く。「ビッグイシュー」は、集英社文庫、谷川俊太郎『二十億光年の孤独』を。 午後、家内が買い物があると、家族で「…

生きていてもいいですかと誰も問えないエレーン

「読書の腕前」講座の話、ですがね。150人もの、あきらかに老年寄りの老若男女、見知らぬ人を前に喋る。ぼくはわりあい、人前で喋るのが慣れていてうまいと思われているようだが、そんなことはない。非常にキンチョウするし、頭が真っ白になったりする。…

九州から帰って来た

2泊3日の九州出張から帰ってきました。今日の「読書の腕前」トークは北尾トロさんがゲスト。商工会議所という硬い場所で、硬い雰囲気のなかで喋り、ひさしぶりにめちゃくちゃキンチョウ、あがってしまった。なんだか、何を喋ってるのかよくわからなくなっ…

桜咲く

桜が、あっというまに開きましたね。国立駅前、一ツ橋の大学通りの桜並木は、今月末から初めぐらいが見頃か。 今日は、6月5日刊のポプラ社文庫『古本道場』のゲラ渡し、打ち合わせを、昼飯食いがてら御茶ノ水で。ポプラ社のYさん、Kさんと山の上ホテルの…

近代ナリコさんの文章に涙する

朝、5時ごろ目覚めてしまう。困ったものだ。そのまま、もやのかかったような頭で一日過ごす。 TBS放送原稿、中野翠『小津ごのみ』を送る。 「山と渓谷」から依頼された、石田千さん『山のぼりおり』書評5枚を書く。5枚といえば、かなりいろんなことが…

娘の卒業式

いやあ、悪い! ミクシィ見てたら、西八王子「桐壷屋」、ぼくの情報を見て行った方々、北口じゃなくて南口なのね。間違ってた。迷ったでしょう。 逆だもの。地図を書く時に、桐壷屋がある方を上にして書いたから、つい「北」と思っちゃった。訂正します。南…

日曜雑感

「外市」決戦で、魚雷くんを破り、罰ゲームで「コクテイル」で一万円近く、魚雷くんをおごらせてへこました武藤さんの個展が大阪であります。 本庄西といったら、ぼくが幼少期を送った天六からわりあい近くだよ。中崎町からも近いから、このへん、いま大阪で…

あれこれ、春だったね

20日夜は西荻で、毎日新聞社・三宅、「大人のウォーカー」編集長・玉置くんと食べ、飲み、歌う。三人とも枚方第二小学校卒で、いずれも東京で知り合い、再会した。二人はこの春から大阪へ戻るので、お別れ会。 21日は、五反田だったが、昨夜遅くまで飲ん…

下北沢に「ほん吉」オープン! 急げ

前から、音羽館・広瀬くんに聞いていた話だが、「よみた屋」で働いていた若い女性が、下北沢でこの3月から古本屋を始めた。以下は、「ヘッドラインニュース」からのコピー。これは楽しみ。さっそく行ってみよう。もう少し早ければ、「ちくま」でも取り上げ…

『女子の古本屋』と「だいこんの会」告知

昨日、北海道新聞、吉田修一『静かな爆弾』書評、「中央公論」の連載(『ドアラのうた』『なめんなよ(なめネコ)』を書いて送付。あと、細々したこと。山崎まさよし「ツバメ」(名曲です)に「今年はゆっくりと春がおとずれる」の一節があるが、本当に春は…

兵庫県公立高校入試問題を解く。

午前中、雑用をしていたら、NEGIさんからファクス、くうざん本さんからファイルで、兵庫県公立高校入試問題が届く。それで、自分の文章から出題されたのを確かめる。なんとも変な感じだなあ。笑っちゃった。いちおう、自分でも解いてみた。いや、もちろん…

今日はまるで日曜日

午後、外出。吉祥寺「ブ」が、雑誌半額、CD300円引きセール。「芸術新潮」ブルーノ・ムナーリ入門、700円が350円。CD、エンリオ・モリコーネのサウンドトラック曲集1000円が700円。 歩いて西荻へ移動。音羽館均一で拾ったのと、吉「ブ」…

告知 西荻昼本市

ここで紹介してくれ、と頼まれていたのを忘れていた。とりあえず告知。明日、16日(日)午前11時から、中央線「西荻」で、恒例「西荻昼本市」があります。南口、柳小路飲食街という路地を借りて、古本マーケットと、飲食の、なんというか、バザールでご…

西八王子の古本屋「桐壷家」とトークイベントの話

今日は寒いや。ブックマークナゴヤから、売れ残りの本と精算書が届く。 三箱送って、一箱売れのこった。よく売れたなあ。一カ月で、百数十冊が売れ、5万数千円の手取り。返ってきた値段票を繰っているとおもしろい。へえ、こんなの、売れたんだとか。「たく…

「王将」でギョーザと決めた朝

朝、早く目覚め、野菜スープを作る。なあに、たまねぎ、ニンジン、キャベツ、ベーコンを刻んで、マギーブイヨンで煮ただけ。 「はなまる」のゲストが一青窈で、彼女、台湾人の父親と日本人の母親を持つのだが、一青(ひとと)は日本名だという。能登半島にそ…

春、国立散歩

『ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム1993-2008』朝日新聞社を、一日持ち歩いて、あちこち開きながら、あちこち読む。「小西康陽が小西康陽になるために読んだ100冊の本」の章で、かまやつひろし『我が良き友よ』のコメントに、「岡崎武志…

ぼくも散歩と雑学はいまでも好き

昨日は日曜日。がんばって仕事をする。その反動か、ディスクユニオンでジャズのCDを3枚も買っちゃった。この写真で、分かるヒトは分かるだろう。 あいかわらず追いまくられる日々だ。といっても、仕事を実際にしている時間は短いんだけど。その前後、やっ…

チューリップな日々

土日に仕事ができないぼくなんだ。だめだなあ。 昨日はギンレイのプログラム最終日。「ある愛の風景」と「エンジェル」。「ある愛の風景」はデンマーク映画。後方支援というかたちで戦地に赴いた夫の機が撃墜、死の知らせが妻と二人の小さな娘のもとに届く。…

NHKでおばさんの群れに遭遇

6日は渋谷NHKで、BS「週刊ブックレビュー」の撮りがある。1時30分控え室に。NHK入り口に、おばさんが大挙して群がり、誰かの入りを待っている。一瞬、ぼくも人気があるなあ、と思ったら(ウソだよ)、見るとハングル文字の紙。どうも韓流スター…

西加奈子『きいろいゾウ』解説

一昨日の原稿依頼に悪づいた箇所を、当該の編集者が読み、お詫びのメールを送って来た。しまったなあ。まさか読むとは。傷つけてしまって申し訳ないとこちらも詫びる。一日、日誌を自粛する。しかし、これでもけっこう、あれこれ気を遣って書いていて、これ…

3月18日、コクテイルにて

吉田拓郎原稿を書いていたら、朝9時に某誌から原稿依頼。中身については文句ないので、引き受けたら、あとでファクスが。電話で言われたより、仕事が多く、しかも締め切りは一週間後。で、安い。そのうえ、お目にかかって、他の企画についてもアドバイスを…

白い秘密兵器、ついにマウンドへ。

あれ、もう3月か。3月は忙しいんだよ。誕生月でもあるんだ。3月28日。 昨日は、高円寺の即売会を経て外市へ。高円寺では、種村季弘を二冊。相羽秋夫が関西芸人の追悼文を集めた『惜別お笑い芸人』(東方出版)は、車内ですぐ読んじゃった。吉田健一『三…