2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

岸部シロー「ブ」にやられる

信天翁で、北條くんから聞いたネタ。「ミヤネ屋」の企画で、岸部四郎の蔵書(吉田健一著作集全揃いを含む)が、風水の芸人によりブックオフへ売り飛ばされたという。そのニュースをみつけました。 http://www.j-cast.com/2011/01/28086776.html 風水芸人の古…

西から東へ

深夜までアジア杯、見てたので、珍しく遅起き。 昨日は高円寺「均一祭」からスタート。館内すべて200円ということで三周ぐらい回るが5冊拾ったのみ。特筆すべき買い物はなかった。金沢文圃閣さんが出張してきて、本棚の隅に戦利品が積み上げてある。しゃ…

闇の列車、光の旅

趣味展、がさごそと。桶谷秀昭『二葉亭四迷と明治日本』文藝春秋300円ほか。エッソ石油のエナジー小事典『映画小事典』は、蓮實重彦、山田宏一、山根貞男が編集執筆。トップに三人の座談会あり。いや、これはめったに見ません。200円。 タテキンでは、…

うさぎ うさぎ こんにちは

朝、TBS。レギュラーコメンテーターのYさんがインフレエンザでダウン。気をつけなくちゃねとスタッフと話していると、T先生は「ぼくはだいじょうぶ。世界各地のへき地へ行ってるから」と。「FREE TOKYO」ブルース・インターアクションズを紹介。誕生日…

団地と文学

昨日、国立「ロージナ」で、関さん、多摩ディランさんと「拓郎ナイト」の打ち合わせ。夜、アジア杯、韓国戦。3時間くぎづけ。最後のPK、深夜にもかかわらず、雄たけびをあげる。 午後、昨日、関さんに教わった国立のジャズ喫茶「シングス」を訪ねる。その…

光文社新書メルマガに、「蔵書の苦しみ」4がアップされています。本棚を持ったときから書斎の堕落が始まる、なんて我ながらよく言うよと思いますが、これを引き継いで、次回、本棚を持たなかった男、退屈男くん取材の話を書くつもり。 http://www.kobunsha.…

午前に「あった、あった。」原稿、『オレたちひょうきん族』を。けっこう1000円以上の古書価がついている。たしかに、そんなには見ない本。 「ビッグイシュー」は、さっそく『大阪呑気大事典』宝島社文庫を取り上げて書く。「これだけおもしろい本はめったに…

うそ、ちょっと外出も

終日、家に籠る。うそ、ちょっと外出もした。 このところ、苦労して読み続けていた津島佑子の新作長編『葦舟、飛んだ』(毎日新聞社)をさきほど、ようやく読了。ディック・フランシスを読むようにはいかない。手こずりました。さて、これをどう書評(「週刊…

黒岩さん熱

昨日の「がらくた」では、勝川克志の豆本まんが『遥か米国』パロル舎が420円、寺山修司FL『時には母のない子のように』がなぜか105円と、この二つがお買い得だった。今週発売サンデーに書いた『マイ・バック・ページ』書評の礼状を川本三郎さんから…

キスしてもいいか

昨日書き忘れたのだが、いま東京堂「ふくろう店」の入口入って右奥、児童書コーナーで岩波少年文庫のフェアをやっていて、ここで同文庫を二冊買うと、写真の特製、宮崎駿選『岩波少年文庫の50冊』がもらえる。筑摩のAさんに教えられて、ぼくも買った。寺田…

今夜は失敗

本日、夜7時30分よりユーロスペースで「海炭市叙景」(キネ旬9位)が上映される前に、少し、佐藤泰志について喋ります。なんだか「海炭市叙景」芸人みたいになってきました。光栄ですが。 http://www.eurospace.co.jp/ 今週末22日(土)は、東京堂書店本…

先日の「コショコショ市」にナンダロウくんが現れて、「一箱の神様がやってきた!」と思わず叫んでしまったのだが、古書現世の向井くんとタッグマッチを組んで、また新しいことを始めるようです。一箱古本市の発展版とでもいうべきか。アナログの地力を感じ…

オートバイ少女

平穏な日々。教育誌の連載、もう最終回を書いたつもりが、まだ一回のこっていた。あわてて「となりのトトロ」について書く。ネタ帳があって、即座に対応できるようにしているのだ。これで、また長期の仕事が一つ終わった。 午後、国立散歩。かわりばえのしな…

コショコショ市レポート

つん堂さんが昨日の「コショコショ市」および、国立の古本屋さんを写真入りで念入りにレポートしてくださっている。そうか、谷川(やがわ)さん、怒っていたか。しかし、どうなんだろう、こういう場合、近くの古本屋さんに挨拶を入れるものなのか。 http://d…

コショコショ市ぶじ終了

いよいよ決定! ぼくにとって初の拓郎イベント。きたる2月12日(土)、国立のカフェ「キャットフィッシュ」で、ぼくが拓郎を語り、歌うと拓郎そっくりの「よしだくたろう」さんが、拓郎のナンバーをガンガン歌います。ぼくもちょっとからむ予定。 18時スタ…

あれこれ移動

起きた時、昨日の酒がちょっと残っていた。調子に乗って日本酒を飲み過ぎたせいか。 昨日は愛書会経由のサンデー毎日。愛書会では、69年と70年の「平凡パンチ デラックス」を買う。もう、なるべく雑誌は買わないようにしているのだが、こんなにかっこい…

雲にのりたい

今年初のTBS。ポプラ社『百年文庫』を紹介。女性アナウンサーが担当するコーナーで、若い男性のあいだで、おしゃれな腹巻きが流行っていると言っていた。ぼくも腹巻き、欲しいんだ。 帰り、「ギンレイ」で一本、と思ったが、どうにも眠いので帰還。「ギン…

22日は東京堂

告知を忘れていました。今月22日は東京堂書店で、黒岩比佐子さんを偲ぶ会。ぼくも、ちょっと黒岩さんの思い出を喋る予定。これがぼくの東京堂デビューです。 http://www.tokyodoshoten.co.jp/event9.htmひと仕事終えて、今朝は井上陽水「いつのまにか少女は…

古本屋がいちばん

「ビッグイシュー」書評のため、大竹昭子『図鑑少年』中公文庫を読んでメモを取り、用意していたのに,直前になって本がどこに置いたかわからなくなった。よくあることだ。早起きして、急きょ、同じ中公のブルーノ・タウト『忘れられた日本人』を取り上げる…

国立での一箱古本市「くにたちコショコショ市」が、きたる1月16日に開催されます。近隣の方はご参集ください。 http://d.hatena.ne.jp/kunikosyo-market/お次ぎは2月6日とちょっと先ですが、仙台へ参ります。「海炭市叙景」が仙台で公開されるのにあわ…

われわれはなぜ古本屋にいるのか

蟲文庫の田中さんが、田村治芳さんへの追悼をブログに書いている。そうか、蟲文庫さん、田村さんと会ったことなかったか。 http://mushi-bunko-diary.seesaa.net/article/179615233.html ちょっとぼんやりしていたら、さっそく締め切りが週明け4本、迫って…

茉莉花の夜

昨日はいちにち忙しかった。「赤旗」Hさんと国立でお昼を食べながら歓談。室生犀星イラストを手渡す。 すぐに竹橋へ移動。「サン毎」仕事始め。書評に穴が空き、急きょ、川本三郎さんの『マイ・バック・ページ』を書評することに。古書会館即売会では「キク…

冬の伝通院

昨日は寒風のなか、伝通院へ。田村治芳さんのお通夜に行ってきた。喪服に黒いコートという着慣れない服装で、行く前から緊張する。斎場はすでに満席。飾られた花は開いた本のかたちにデザインされ、その上に、あれは坂本真典さんの手によるものか、電話を耳…

昨日、「赤旗」連載、室生犀星をようやく書き上げ送付。一息つく。 「月刊ホームルーム」という教育誌が休刊統合されることになり、求められて短いコメントを書く。十四、五年前か、ぼくは同雑誌の編集制作を請け負って、ほぼ毎日、編集部へ通っていた。御茶…

忘れていた朝

国立でもついに一箱が! ゆずこしょうさんなどが中心になって、以下の日程で開催。ぼくも出店します。しかし、1月半ば、もっとも寒い時期。防寒を完全にしておでかけください。http://d.hatena.ne.jp/kunikosyo-market/届いた年賀状は180枚に達しました…

「朝日新聞」に訃報が出た。彷書月刊」編集人の田村治芳さん死去 田村治芳さん(たむら・はるよし=古書情報誌「彷書〈ほうしょ〉月刊」編集人)が1日、食道がんで死去、60歳。通夜は6日午後6時、葬儀は7日午前10時30分から東京都文京区小石川3の…

新春、吉村昭『彰義隊』、鮎川哲也『鍵孔のない扉』、内田百けん『第三阿房列車』などを読む。 初仕事は毎日夕刊連載「あった、あった。」。もう4年目に入る。いや5年目か。桜井長一郎『おのおのがた!』を取り上げる。 「みんなの歌 50年」記念番組をチラ…

田村治芳さん逝去

昨夜、北條くんからのメールで知ったが、彷書月刊の田村さんが亡くなった。元日の死だった。昨年末、お見舞いにいった尾崎澄子さんから、「今年(二〇一〇年)が越せるかどうか」と医者が言っていたと聞いた。だから覚悟はあったが、やっぱりショックだ。簡…

今年もあと364日

あ、あ、あけましておめでとう。月並みな挨拶なので、口ごもってしまいました。 昨夜は毛布にくるまって、赤いソフアで一人、ダウンタウンを最後まで見てしまいました。ジミー大西と石破元防衛大臣の対談で悶絶(強面の石破が、ジミーの核爆弾級の無知に、ち…