2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

昨夜は深酒。いかんなあ。 TBS放送原稿は、堂場瞬一『ヒート』実業之日本社を紹介。「東海道マラソン」で世界最高タイムを出す、という神奈川県の威信をかけてのプロジェクトを巡る男たちの物語。おもしろくて、半日で読んだ。「大阪人」司馬遼太郎特集で…

気持ちの余裕のない日々に、林哲夫さんのパリ、書店・古書店紀行が楽しみで、きれいな写真とともに慰められる。 http://sumus.exblog.jp/ 林さんが壁を写真に撮れば、それが林さんの絵みたいに見えてくる。不思議だ.タッチェン、スールジェルなど見覚えのあ…

昨日は長い一日。くにたちコショコショ市を「やぼろじ」で。ふだん、人通りのない路地が、阿波踊り始め、イベントがあって大にぎわい。露店でのコーヒー、チャイ販売は行列が途切れず。ただ、本は最初全く売れず、開始一時間半は、駄々猫さんが買ってくれた…

明日、国立コショコショ市開催です。いい天気みたい。でも今日の感じだと3時過ぎると、急速に冷えるな。風邪の初期症状を覚える。 http://d.hatena.ne.jp/kunikosyo-market/20111127/1320573660 今日は午後、高円寺即売会、そして早稲田へ。JPICの企画で、…

受贈書あれこれ。 蜂飼耳・菊地恭子絵『クリーニングのももやまです』理論社は、心優しきクリーニング屋のお兄さんも物語。 「とんぼの本」から二冊。井上章一『京都洋館ウォッチング』、朽木ゆり子・前橋重二『フェルメール巡礼』。『京都』は、このところ…

写真を整理。札幌「弘南堂」で買った本。札幌喫茶界昭和史。1200円。マッチラベルの図版多数。 「彷書月刊」を支えて居た編集者、皆川くんが廣済堂へ移って、彼らしい企画を始めた。その名も廣済堂ルリエは、絶版・稀覯書を発掘するシリーズで、文庫判型。第…

あらゆる仕事が12月あたままでに集中し、正直、どうこなしていけばいいか、わからない。あきらかに、年末進行の多忙で断った人のピンチヒッターとしての仕事が数本舞い込み、ぼくは、基本的に「本」の仕事はすべて受けるから、締め切りは一週間後といった切…

堺正章

ラジオ深夜便、Mさんからメール。以下の通り、今夜から四日間、声で出演します。よろしかったら、聞いてやってください。11時半すぎ頃からの予定ですが 23日のみ祝日なので 番組開始が10分早まって 11時10分からの放送なので 岡崎さんのコーナーも少し早く…

「みちくさ」今年はこれで終り

雨上がり、日中はいい天気。夕方から黒い雲が、突如、激しい雨という展開に。その前に「みちくさ市」を無事、終了し、撤退していたので無事だった。気候としては、ちょうどいい感じ。手作り市からのお客さんの流れはあったが、どうも出品するブツが、ぼくは…

20日の「みちくさ市」、雨の予報が、今朝になってどうやら回避できそうな気配になってきました。雨上がりの鬼子母神をサンポするのもいい。 どうぞ、秋の一日、古本さんぽにおでかけください。 http://kmstreet.exblog.jp/ 21日(月)から4日間、NHK第一…

天にましますわれらの父よ

黒岩さんの会へ、ぼくは行けなかった。風太郎さんが、心のこもった報告をしてくれています。 http://ramble-in-books.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-9b68.html 年が変わって田村治芳さんの葬儀と、昨年(および今年の頭)はその記憶だけで埋まってし…

放浪書房くんが、「ますく堂」を実況中継の画像が以下で見られます。 http://twitcasting.tv/horoshobo/movie/2997740 手前、色白の女性が甘夏さん。しかし、放浪くん、声もいいし、喋りも流暢だなあ。これで、食っていけますよ。 今日は、TBS。『年賀状…

呆れるような秋晴れで、空気が冷たい。午前、中央公論新社のTくんと国立で待ち合わせ、『古本道入門』(中公新書ラクレ)の再校を手渡す。これで、刊行まで、ぼくの手を離れることに。急いで書いたから、というのは言い訳にすぎないが、「てにをは」に始ま…

セメント樽の中の手紙

歯医者と定期的な検査と治療。2万円が飛ぶ。不健康は金がかかる。 国立「みちくさ」で、角川文庫、葉山嘉樹『セメント樽の中の手紙』を見つける。へえ、こんなの、出てたんだ。平成20年だから、おそらく小林多喜二『蟹工船』ブームに乗っかっての刊行だろう…

13日、高円寺即売会へ。きわめて既視感の強い棚だ。丈さんの棚から、武井武雄『戦後気侭画帳』筑摩書房を買う。背に難ありだが、600円は安い。手放したが、見ると欲しくなる尾崎一雄随想集『苺酒』新潮社が、値付けを半額に値下げして300円。これから長谷川…

このところ、ブログの更新が少ないナンダロウくんなので、おせっかいだが、ご紹介を。 23日から27日、別府で開かれる「一箱古本市」を含むブックイベントの告知をしている。もちろん一箱キングの南陀楼綾繁さんは別府へ。おお、ガケ書房の山下くんとトー…

『「本屋」は死なない』全面支持

今日、午後、昼寝したら3時間近く眠ってしまった。脳が溶け出しそうだ。 石橋毅史(たけふみ)『「本屋」は死なない』(新潮社)読了。おもしろかった。ジュンクの福嶋さん、イハラ・ハートショップの井原さん、元さわや書店の伊藤さん、定有堂書店の奈良さ…

神戸・海文堂、北村くんから「ほんまに No14」を送ってもらう。これで休刊となる由。残念だが仕方ない。ていねいに読む。佐藤純子さん、内海さん、頓花さん、読みながら元気な顔が浮かぶ。北村くんの「アカヘル読書日記」も、トイレの読書棚など楽しい話が。…

朝、TBS終えて、ほんとうにひさしぶりに「ギンレイ」で1本見る。「ヤコブの手紙」。一時間ちょっとの、いい短編を読んだような後味の作品。終身刑を恩赦で短縮して娑婆に出た、魅力のない太った女性が主人公、というのもすごい。視力を失った老牧師のも…

和田誠・森遊机『光と嘘、真実と影 市川崑監督作品を語る』河出書房新社をおもしろく読む。市川崑作品を、何でもいいから、無性に見たくなる、楽しい本だった。ただ、タイトルが理屈っぽく、何がなんだかわからない。これでは読者の手に届かないだろう。ぼく…

あー、驚いた。今朝、朝日新聞を読んでいたら、いきなり自分の大きな写真がどかっと出てきた。「読書のかたち」という出版広告ページのコーナー。いつものごとく、いつものような話をしています。 WEBRONZAから、という囲みコラムでは湯之上隆が「日本では電…

立川オリオン書房ノルテ店で、ミシマ社五周年のフェアとトークが。 http://www.mishimasha.com/jimichi/blog/index.php?e=201 三島さんと島田さん、若き三十代の出版社代表によるトーク。業界注目の二人であります。 『古本道入門』中公新書ラクレの再校をな…

話題のミシマ社代表三島邦弘が書いた『計画と無計画のあいだ』河出書房新社を読む。一軒家を社屋とし、ぜんぶ畳の部屋で、会議はちゃぶ台というのがおもしろい。「自由」を旨とする社が自由が丘にあり、合宿を三島でやったというのも冗談のようでありながら…

なんと、今年の「みちくさ市」、まだ一ブース埋まっていないようです。いつも数時間で埋まるんだが。不思議な話で、迷っている方はどうぞ。 http://kmstreet.exblog.jp/ 中央公論新社から再校、筑摩書房から初校が同時にどさっと届く。うーむ、こんなことも…

無事、今夜、函館から帰ってきました。函館へ行くのに、新千歳空港から行くようなすっとこどっこいが(函館の人に言わせると、それは、函館から東京へ行くのに、いったん名古屋へ行って、引き返すようなことだそうです)、なんとか無事、函館の「海炭市叙景…

早起き。10時に国立駅前で初校受け渡し。とって返して歯医者。待っているあいだ、2005年のムック本を見てたら、神保町特集で、小宮山書店のガレージセールを紹介。キャプションに「通称〝コミガレ〟」なんて書いてある。いや、通称というほど広がっては…

説教は似合わぬ

「ちい散歩」で、舞岡駅からの散歩。こんなところが、と驚く田畑と、広い公園(舞岡公園)が。横浜市営地下鉄は、いまブルーラインというのか。「舞岡」は戸塚から一つ、東へ。この秋、散策したくなる風景でした。しかし、当然ながら古本屋はない。戸塚まで…