2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

先日、五反田で買った紙もの一束。1963年に女性四人組が、京都、宝塚と旅行した際のホテルの請求書、箸袋、寺の拝観券、京都の観光バスチケットなど。宝塚でカノジョたちが泊まったホテル「若水」は現存。高級ホテルだ。京都では京都国際ホテル。小津「…

11月22日本ブログにて、松本八郎さんの出身大学を多摩美、と書いたようですが、武蔵美です。訂正しておきました。多摩美と武蔵美、よく間違えるんだよなあ。林哲夫さんは武蔵美、ユーミンは多摩美だ。ですよね? 昨日は五反田から高円寺へ、古本行脚。五反田…

昨日は快晴。空がきれいだ。田村隆一のことで確認したくて、サン毎へ行く前、生地の大塚へ。地図片手にうろうろして、天祖神社詣でしたあと、「ブ」詣で。古本バンド練習を大塚のスタジオでやったときも寄ったが、ここは買えるんです。帰り、竹橋までどうし…

昨日は雨で家に閉じ込められた。「ビッグイシュー」は、出たばかりの岩波文庫、ケストナー『人生処方詩集』を。ちくま文庫で長らく品切中だったが、うまいところに岩波は目をつけた。解説は富士川英郎。「サン毎」10本書評は、深夜なんとか着地したとき、日…

昨夜は雨中を有楽町、「オトパラ!」で「読書」(かつて村)という地名の話、『移動図書館ひまわり号』の話をする。最寄り駅まで戻ってバスを乗り逃がし、一年ぶり以上か、路地のジャズバー「韻」で一杯と思って立ち寄ったら閉まっていた。火曜定休か。 今朝…

古ツア・小山くんが、12月西荻での「2人古本市」を告知してくれている。ありがとう。そのまま使わせてもらいます。 「※お知らせ 来る12月21日に、岡崎武志氏とタッグを組み、小規模ながら古本市を開催いたします。普段から古本にたんとお世話になっているの…

古谷三敏『レモン・ハート』27巻を読んで、初めて知った話。昭和42年阪神大賞典、キーストンという名馬が、先頭をキープしながら第四コーナーで転倒、相棒の山本騎手は落馬、脳しんとうを起こす。キーストンは、皮一枚でぶらさがった足をひきずり、山本騎手…

今朝の朝刊「朝日」の日曜読書欄「扉」に、『太陽の塔Walker』(KADOKAWA)という本が紹介され、編集者として玉置泰紀さん、の名が出てくる。おおっ、と思う。昨晩、フェイスブックを通じて、玉置くんから「大阪から東京へ戻ってきました」と連絡をもらった…

思案していたが、けっきょく少し遅れて高円寺へ。西部会館の古書展。おお、買えるぞ。ごちゃごちゃビニール袋二つで3800円。ぼくにとって最高のストレス解消だ。コクテイルのライブでプレゼント用、にも数冊。小学三年生フロク漫画、赤塚不二夫『ママ なにし…

天気予報で、ちゃんと雨になると言わなかったのか、昨日は冷たい雨になって、傘を持たない人がけっこういて濡れるにまかせて歩いていた神保町。ぼくは、家を出て、細かい雨に気づき、折畳みを持参していて助かった。しかし折畳み傘では防ぎきれないほど、雨…

昨日は「サン毎」原稿送付のち、午後、家族で車により三鷹「上々堂」へ補充精算、西荻「盛林堂」に補充と12月「2人古本市」の打ち合わせ(ぼくのイラストを取り込んで、盛林堂さんが素敵なチラシを作ってくれた)、「音羽館」へ溜まった新刊を売りに行くと…

「図書」10月号に書いた「本を読む」という文章で、南木曽の「読書」村について書いたのだが、それを読んだ南木曽中の先生が、総合学習の時間を使って、生徒に作文を書かせてくれた。ちょうど「地域に図書館を作ろう」というテーマで学習してきたのだという…

「古書通信」連載「昨日も今日も古本さんぽ」が、次回で連載50回を迎える。どこへ行こうか。しかし、50回記念でオキナワへ、とはいかない。近場で今日中に取材を済まそう、とあれこれ考えて、井の頭線「東松原」の「瀧堂」へ行って来た。おお、ここは優良店…

無事、「みちくさ市」を終えて帰ってきた。荷物が多いこともあって、ひどく疲労。これだけ消耗が激しいと、以後の出店は難しいかもしれない。何かやり方を考えなくてはならない。手ぶらに近い出店ができるやり方とか。バカバカしいほど移動に負担をかける副…

先日書いた分で、海ねこさん、と書くべきところを旅猫さん、と間違えてしまいました。気づかず親切な方から指摘を受け、直しておきました。海ねこさん、それに旅猫さん、ごめんなさい。 朝、「ぶらり旅」を朝食をとりながら見るともなしに見ていたら、娘が「…

朝、早起きして、「高校教育」連載「心を耕す名言名セリフ」の原稿を書いて送付。漱石の書簡より、今回は引く。これは、半ば楽しみながら書いている。今回分が118回目となる。もうすぐ10周年となる長期の連載だ。本、映画、ドラマなどで、ぼくが「いいなあ」…

なんとか午後早く、「サン毎」10本を送る。「イチオシ」は真山仁『売国』文藝春秋。坪内祐三『続酒中日記』は、内藤誠監督の手で映画化され、来春公開という。劇映画ではなく、ドキュメンタリーみたいになるのか。この本に登場する、重松清、中野翠、南伸坊…

昨日は「ギンレイ」で「グランド・ブダペスト・ホテル」を見る。壮大なホラ話であり、映像美で見せる大人のおとぎ話でもある。レイフ・ファインズ始め、出てくる主要人物が、ほとんど主演級の俳優を使っているのも見もの。脱獄する刺青だらけの禿頭の男がよ…

買ったばかりのニコンのデジカメ、充電するコードが見つからなく、長く放置してあった。ニコンのショップへ出かけなくては、と思いつつ日が立って、今朝、リビングのテーブル(いろんなものがごちゃごちゃ置いてある)を動かしたら、壁との隙間にあった。テ…

昨日は、長く気の張る原稿を終えて、やや茫然。夜中、酔っぱらいながら、ネットで「遥かなる山の呼び声」、「タンポポ」と、もう何度も見ているから途中飛ばしながら、半分くらいを見てしまう。ぼくは伊丹映画のなかで、この「タンポポ」がいちばん好き。む…

午後、なんとか「en-taxi」連載「ここが私の東京 続・上京する文學」第五回「友部正人」を送る。400字で25枚くらいか。足したり消したりであたふたする。これぐらいの枚数あれば、何でも書けないといけないが、書いているうちふくらんで、結局足りないような…

本日、高円寺「好書会」。けっこう買った。いちばんの買い物は、菅原克己詩集『日の底』飯塚書店か。これが200円均一棚にあることを二巡目で気づく。この日は、新書におもしろいもの多し。永井龍男『随筆 人なつこい季節』も、四季新書の永井著作のなかでは…

立冬か、しかし日中はすごしやすい。日が落ちて寒くなった。 「book5」映画特集号、よくできている。一日持ち歩き、たっぷり読む。のむみち、大活躍の巻。こんなに知らない役者の名前がたくさん出てくる映画特集を読むのは初めて。ぼくの好きな脇役は、三井…

昨日、夕方から所用あって西荻。盛林堂、音羽館とまわる。音羽館で『離島の本屋』を買う。「赤レンガ」で広瀬くんと情報交換。そういえば、耕治人の本をさいきん見ないねえ、なんて。『そうかもしれない』でブームになったあとしばらくは、均一でもよく見た…

昨夜有楽町、ニッポン放送「オトパラ!」に出演。清澄白河に増殖中の古本屋について。「しまぶっく」を中心に。ライターのHくんが作ってくれた原稿に、「ドリス」に幻想文学とあり、松本アナから「幻想文学って、なんですか?」と質問され、うろたえる。ど…

昨夜、夕食後かいものがてら、家族で「ブ」へ。CD500円以下は半額セールをやっている。CD棚にしがみつくも、うーむ買えんなあ。ようやくケメ(佐藤公彦)ベスト盤を見つけ、これを250円で。みうらじゅんのジャケット。帰りの車のなかで聞くも、家族に大…

昨日は神保町。午前にJPIC「読書アドバイザー講座」、午後から三省堂8Fでトークと、ダブルヘッダー。前者では恒例の「一人一箱古本市」をやったが、やっぱりよく売れた。その際中、高遠出身の受講者から「地元作家ということで島村利正を読んだが、どこが…

芹澤光治良の本を買った覚えが、ほとんどないのだが、盛林堂へ補充したついでに均一をがさごそやっていたら、昭和27年中央公論社刊の、『ヨーロッパの表情』という渡欧の記録が目について、なかを開けたら、表紙にこれはどういう手法か、表紙版画がはっきり…