okatake2013-10-04

佐藤泰志の「そこのみて光り輝く」が映画化、クランクアップされ、来春、公開される。監督とキャストを見るだけで、傑作の予感。佐藤の文学が、これほど、息長く顕彰されるとは、思ってもみなかった。函館の人たちの思いが、それだけ強いということか。あとはサブちゃんに「海炭市叙景」を歌ってもらうのみ。

佐藤泰志原作 呉美保監督作品
出演:綾野剛池脇千鶴菅田将暉
そこのみにて光輝く
http://hikarikagayaku.jp/
2014年4月公開
函館シネマアイリス、テアトル新宿
写真は、昨日紹介した戦利品。「エキスポガイド」は、某古書サイトで2600円ついていた。ほんとだ、よくよく見ると、長新太の絵柄のページがある。そうか、手塚治虫というより虫プロか。勉強になります。ぼくは300円で買った。安いと思ったもんな。

「価格改定 日本万国博覧会 エキスポガイド1970年
販売価格:2,600円(税込)

■発行:財団法人 日本万国博覧会
■サイズなど:181�×100� 表紙を含めて24ページ
■状態:経年なりのヤケ 中綴じのホッチキス錆び 内部は特に問題ありません。

価格を見直しいたしました。約30%OFF \3700
1970年に大阪・吹田市で開催された日本万国博覧会の小さなガイドブック。
本書は、万博というお祭りにふさわしい豪華な作家たちの作品をほぼすべてのページに掲載したうれしい一冊。

掲載作家:
サトウサンペイ(4ページ)
真鍋博(4ページ)
長新太(2ページ)
灘本唯人(2ページ)
加藤芳郎(2ページ)
柳原良平(2ページ)
虫プロ(2ページ)
おおば比呂志(2ページ)
など」
丸谷才一『笹まくら』旧新潮文庫版の解説は篠田一士。カバーは司修。奥付に読了の日が書いてあって、1980年1月6日。やっぱり30年以上ぶりの再読であった。ちなみに講談社文庫版も所持していて、こちらは解説が川村二郎。カバーは駒井哲郎。講談社の文庫解説、川村二郎原稿は400字換算で約35枚。年譜もある。前にも書いたが、旧講談社文庫は、講談社文芸文庫だったのだ。
ナニを考えていたんだろう、高円寺へ向うつもりで、駐輪所に自転車止めて、さあ、と思ったらカバンがない。用意だけして家に置き忘れたようだ。引き返せないから、手ぶらで歩き出すが、ふわふわして落ちつかない。高円寺まで出て、若者向け衣料品店で、大きめのトートバッグを買う。これで安心。高円寺即売会ではちょこちょこと買い物。昭和46年、東京都公害局刊の、たぶん都内中学校で配られた副読本だろう『人間生活をむしばむもの 公害のはなし』を買う。奥付で著者を見ておどろく。吉村昭だ。同姓同名ではなく、ちゃんと作家の吉村昭さんのプロフィール。
このあと五反田、神保町と回るつもりで出て来たが、電池切れで帰宅。