okatake2013-10-08

年刊?の雑誌「生活考察」の連載「生活講座」、第五回「聴く2」をなんとか書きあげ送付。書いているうち、主題が迷走し、何度か、行ったり来たり、消したり加えたりで約15枚を送付。日ごろ、2枚ぐらいの原稿が多く、10枚を超える原稿がたまにあって、これはまったく調子が違ってくるので、そのつど、自分のなかで調整が必要だ。野球のピッチャーで言えば、完投をめざす先発とリリーフの違いか。
そういえば、長目の原稿「芸術新聞社」の連載、第三回がアップされております。井伏鱒二3。
http://www.gei-shin.co.jp/comunity/23/3.html
野見山暁治『四百字のデッサン』を風呂のなかで再読していて、というのも「ブ」で再刊された河出文庫のピカピカを見つけて買ったら、ライン引きまくりで風呂用に落としたのだが、これがやっぱりよくて、どうしたらこんな文章が書けるのだろう、としばし茫然となったのだ。何度か読み返しているのだが、そのたびに、小川国夫のところへ来て、あちゃあ、と思う。野見山夫人にキッスを強要する、例の場面。田中小実昌の横顔を伝える文献でもある。
本を読み続ける日々。
先日の浅草「堺正章リスペクトライブ」のクロージングがユーチューブに上がっていました。これですよ。このなかにぼくもいた。