okatake2013-10-19

秋の金曜日、サンデーを前日に終えているので、この日、神田古書会館、五反田・南部と古書店(展)めぐり。けっこう買った。神田からコミガレまでのあいだで、4人知り合いと会う。コミガレの前では、年下の友人でギリシア彫刻のような美青年Oくんとばったり。おやおや。聞くと、この近くで勤め始めたという。「まさか古本屋?」と聞くと、笑って首を振り、図書館関係の仕事だという。それでも本じゃん。彼は大学時代、とくに古本に興味があるという若者でもなかったが、我々の菌が伝染ったのか、こうして昼やすみにコミガレを覗く人になった。よしよし。
いつもと違う神田から五反田というコースで、乗り換え、三田でちょっとまごつく。羽田行きなんて電車しかなく、そうか泉岳寺まで行って乗り換えだと気づく。南部では、下で本をごそごそと買い、上で、おもに「シルバーゼラチン」さんから、ガラスのクスリ瓶や、佐野繁のパピリオ包装紙など、本以外のものを。
車中でスペンサーシリーズ『告別』を読み終え、帰宅して書評用、ジェフリー・ディーヴァーの新刊『シャドウ・ストーカー』をガンガン読む。おそらく本日、読み終えるだろう。スピードがかんじん。
夜、ようやく「古通」原稿仕上げて送付。どうも、毎回、書き方がわからなくなって、書いたり消したりを繰り返して、着地というパターンが多い。今回は、南部古書会館「本の散歩展」について書いた。
今年の年末も、クリスマス前後に、高円寺「古本酒場コクテイル」にて、ぴっぽさん、北條くん、ぼくのトリオで一年の回顧と詩の話、映画の話、そして歌と盛りだくさんのライブをします。詳細は近づいてから。ぴっぽさんも北條くんも、今年は飛躍の年であったようで、じゅうじつした話が聞けそうです。ぼくもいろいろあった。また、スケジュール帳を見ながら、思い出してみます。