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先日の「考える人」メルマガのリンク先が間違っていました。というより、あれでは読めない。失礼しました。こちらからどうぞ。
http://www.shinchosha.co.jp/mailmag/kangaeruhito_htm
朝から書評と格闘。３枚半、といつもと違う分量なので、うまく感じがつかめない。
光文社文庫から『古書ミステリー倶楽部』が出た。乱歩、清張、戸板、梶山、野呂など、古本、および古本屋を題材にしたミステリー集。これまで同様のアンソロジーなどに、なるべく収録されていない作品を掘り出す手間を惜しまぬ編集方針は、さすが編者の新保博久さん。解説も勉強になります。清張「二冊の同じ本」は、書き込みありの古書を目録注文したところから発生した謎解き。知らなんだ、こんな作品。古本好きなら、どうしても欲しくなる一冊であります。これは永久保存、とすぐパラフィンを巻きました。