2015-01-01から1年間の記事一覧

小雨。昨夜というか日付では今日になるか深夜、NHKEテレで「むちむち」という30分番組再放送を見る。渋谷を歩いている「無知」な女子高生に、ムチうつ取材を命じるという企画。これがおもしろかった。二人ずつ二組。一組は「普天間基地」へ。沖縄で戦争…

昨夜、ぶじ「第三回 中川フォーク・ジャンボリー」を開催。ゲストは松崎ナオさん。最初50分ぐらい、話をいろいろ聞いたのだが、受け答えが相当個性的で、おもしろい人だなあ。歌のイメージとかなり違う、と言うと「もう、100パ、ですよ」と松崎さん。「会う…

「日本の名随筆 肴」所収の小林勇の「枝豆」という文章。昭和21年6月、露伴の家へ向かう途中、道で枝豆の束をぶらさげた婦人と出会う。枝豆は露伴の大好物。しかし、食べ物が容易に手に入らない時代。思わず小林は婦人に、どこで手に入れられたかを聞く。…

夕べ、酔っ払ってユーチューブにて迷走、「和風総本家」やら、何やら観ていたら、こんなのにぶつかった。「相棒」を観ていないぼくは、成宮寛貴という俳優に何の印象もないのだが、へえ、えらい奴じゃないか。 https://youtu.be/74JnoJKWI0w 本日午後、三鷹…

今日は前夜からずっと雨。おかげで少し涼しい。 昨日は思い立って、東武東上線「下赤塚」へ。板橋区立美術館「国際絵本原画展」最終日を見るついでに、もう締め切り間際の「古通」取材のため、「司書房」を訪れる。ご店主におもしろい話がいろいろ聞けた。原…

先週か先々週か、それも再放送かもしれない「こころ旅」で火野正平が、どういうケースでだったかは忘れたが、「男には一つぐらい体のどこかに痛みがあった方がいいんだ」(正確ではない)とロバート・B・パーカーが書いている、と言った。見ていて「ほう!…

田中小実昌を読んでいたら、映画館で映画を無性に見たくなって「ギンレイ」へ。ジュリエット・ピノシェ主演「おやすみなさいを言いたくて」を見る。イーストウッド「アメリカン・スナイパー」と併映。今日が最終日とあって、客席は満席だった。「おやすみな…

暑い夏のせいにしていいか、「サン毎」書評レギュラーページが思いのほか難渋し、朝から始めて、さっきようやく送付。作業中、とつぜん頭が固まったようにまったく動かなくなる。なあんにもしたくない、という壁にぶちあたる。酒の飲み過ぎか。 「イチオシ」…

園子温「ヒミズ」をレンタルでDVDを借りてまで観たのは、フランソワ・ヴィヨンの詩の引用があるから、と知ったから。山崎方代がずっと大事にしていた詩集がフランソワ・ヴィヨン詩集で、影響も受け、住所録替わりに書き込み使っていたという。このヴィヨン…

朝、早起きして「ギンレイ」10時からのイーストウッド監督「アメリカン・スナイパー」を観る。重い映画で、腹にズシンズシンとくる。臆病なぼくには、耐えられないシーンもあり、ストレスを感じたが、終わってみるとやっぱり快感があった。http://wwws.warne…

先日、石原、北條と飲んだ時、北條くんが見せてくれたのが「クレア」9月号。本屋特集。 北條くんの本でも紹介された熊本「橙書店」のトークショーに、シークレットで村上春樹登場。知らされず店に来た人はみんな驚いたろう。その村上春樹が選んだ5冊だった…

「朝日」土曜朝刊、出版広告に光文社新刊広告があり、拙著『読書の腕前』が、わざわざピックアップされ掲載されていた。「6刷」の文字が踊る。思わず切り抜いて、スケジュール帳に貼る。 「別冊太陽」新刊が『夏目漱石の世界』。いまさら何をやることがある…

午後、盛林堂へ補充のため西荻経由竹橋。サンデーで本えらび。一階上で仕事をしている、小学校の同級生Mに挨拶に行く。6月より、また東京勤務とのこと。涼しくなったら飲みに行こうと約束する。 神保町へ向かうため、外へ出たら、大変な暑さ。くらくらする…

今日は一日家にいて、あれこれ。午前中、サンデー10本を送付。集中力つづかず、だんだん所要時間が長くなってきた。「イチオシ」は野上孝子『山崎豊子先生の素顔』。これほど個人に捧げ尽くした人生というのが、あっていいのか。いや他人がとやかく言う必要…

午後、なんとか一本原稿を仕上げて送付。夕方、某所で「サンデー毎日」の取材。女優の大空真弓さんに話を聞く。これがすこぶる有益でおもしろかった。話の細部がいちいち生き生きと明瞭で、貴重な証言となっている。「大空真弓」という名の通りの女優人生だ…

うだる暑さにすすまぬ仕事、気がつけばベッドでふて寝、という状態であったが、光文社よりまたまた「知恵の森文庫『読書の腕前』の重版決まりました!6刷、3,000部の重版で、累計20,000部」との知らせがあった。過去に出した本のなかで、もっとも売れた本に…

さぼっていた玉川上水さんぽを再開。今朝の「朝日」に「今こそ 串田孫一」という記事が出ていた。なんだか、串田孫一づいているな。こないだ盛林堂で、外へ出るのがイヤで(もちろん暑いから)、棚をじっくり見ていたら、山のコーナーに串田孫一が、そうだな…

ああ、そうですか。本日より8月。えらい暑さでした。出遅れて高円寺「好書会」へ。200円均一棚が異常に繁殖。もはや古本デフレがとめどもなくなっている。20冊は買ったか。まだまだ買えそうだったが、きりがないので止めたくらい。杉浦明平『明平、歌と人に…

近刊予定の『気まぐれ古書店さんぽ』(工作舎)の「あとがき」をなんとか書く。書き出すと、あれこれ多くなりそうで、なるべく必要な事実だけにとどめるよう努める。 昨夜は、ひさしぶりに「コクテイル」へ。「ビッグイシュー」で長らく担当してくれた編集者…

かつて黒磯で「白線文庫」を開いていた小島さんが、出産を機に鳥取へ移住。しばらく休んでおられたが、本日7月30日より、松島駅駅前で、ブックカフェ「HAKUSEN」をオープンされたことの通知が来た。おめでとう。鳥取は遠いなあ。関西からだと長距離バスを使…

午前、東京ステーションホテル喫茶室で、「ビッグイシュー」編集部Mさんと打ち合わせというより雑談。連載が終わり、今後、どのようなかたちで関われるか、ぼくなりの知恵を出す。アイスコーヒー一杯が1500円というのに度肝を抜かれる。 そのままJRで横浜…

宮本常一『私の日本地図 武蔵野・青梅』同友社を、ずっと写真を愛でながら見て読んでいるのだが、小金井市貫井南町を歩きたくなった。地図を見ると、宮本が居を構えた府中市新町と市の境界線を挟んで隣り町。林の道、畑の道。 鎌倉街道については、ウィキペ…

先日、京都へ行った折り、大学時代の友人数名と飲んだのだが、そのうちの一人(東京までトラックで運転してくれた男)がネットでギターを買い込み、いま300本あるという。その前はバイクだったのではないか。「弾けるのは1本なのに、どうしてまたそんなに買…

深夜、CS日本映画専門チャンネルで、山田太一「男たちの旅路」第一部2回「路面電車」を見ていて(もう4、5回目か)、今日はじめて、吉岡(鶴田浩二)がいつも都電荒川線で乗り降りする停留所が「巣鴨新田」だとわかる。早稲田行きに乗り、巣鴨新田で降…

昨日も神保町。「和洋会」を覗いて、「すずらん本屋堂」の録りに、この日収録スタジオになった「@ワンダー」2Fの喫茶へ向かう。古書会館を出ようと思ったら、入口エントランスでお客さんがいっぱい滞留している。外を見るとどしゃぶりの雨だ。そして雷。2…

今日はもう23日か。また月がすっ飛んでいく。何かし忘れていることはないか。 朝、早起きして「サンデー」の原稿を書く。「イチオシ」はやっぱり、山田稔『天野さんの傘』編集工房ノアだ。いろいろ書いているうち、林哲夫さんの装幀に言及するスペースがなく…

腕が日焼けしているのは、昨日、炎天下をほっつき歩いたため。所用片付けて、午後外出。光文社で打ち合わせ一件(うまく行けばいいが)。そのまま歩いて江戸川橋の「還国寺」へ。芸術新聞社Fくんと待ち合わせ、美濃部家の墓にお参り。つまり志ん生、馬生、…

ぼんやりしていたら、第3回「中川フォーク・ジャンボリー」が一カ月後に迫っていた。国立「ビブリオ」十松くんの告知をコピペしておく。すでに予約が入ってきているそうです。お聞き逃しなく。 「異界大好評、日本フォークのレジェンド中川五郎さんが大いに…

連日、読む、書くの厳しい難局を何とか乗り切る。ちょっと消耗する。どこかへ行きたくなる。 今日は笹塚ファクトリーで「そこのみて光輝く」の演劇版を招待されて観にいく。100席ほどの小屋だが、それでも満席だった。舞台も狭く、セットは一つ。出演者も少…

コウノがメールで教えてくれた。「西武新宿駅のサブナードにある、福家書店サブナード店に寄った所、「読書の腕前」文庫版が面出しされてました」とのこと。写真を見ると、大きなポップに芥川賞候補の又吉直樹さん推薦の、みたいなことが大書されている。一…