先日、石原、北條と飲んだ時、北條くんが見せてくれたのが「クレア」9月号。本屋特集。
北條くんの本でも紹介された熊本「橙書店」のトークショーに、シークレットで村上春樹登場。知らされず店に来た人はみんな驚いたろう。その村上春樹が選んだ5冊だったか、のなかに木山捷平『新編 日本の旅あちらこちら』講談社文芸文庫が入っていた。意外。ぼくの書いた解説も読んでくれたろうか。
http://crea.bunshun.jp/articles/-/8379
ヨムヨムの日々。夕方、氷を買いにでかけたついでに、栄「ブ」へ。マッコイ・タイナー「TORIDENT」を買う。サポートはロン・カーターエルヴィン・ジョーンズ。変な音で始まるなあ、と思ったらハープシコードを弾いているのだった。
やるべきこと多く、この夏、どこへも行かずじまいで終わるのか。青春18もまだ買っていない。さびしく50代が過ぎていく。京都では今週(11日)より下鴨古本まつりが始まる。熱い人たちが結集。それでなくても熱いのに。
菊正の小壜と毛抜き鮨を持って、八高線「児玉」へ旅したい(吉田健一「或る田舎町の魅力」参照)。
山口瞳『酔いどれ紀行』新潮社の「長崎」編に野呂邦暢登場。長崎案内を、野呂が引き受けたのだ。シャイで屈折した野呂の素顔がよく出ている。重要な野呂文献。なぜ、いままで気づかなかったのか。