午前、東京ステーションホテル喫茶室で、「ビッグイシュー」編集部Mさんと打ち合わせというより雑談。連載が終わり、今後、どのようなかたちで関われるか、ぼくなりの知恵を出す。アイスコーヒー一杯が1500円というのに度肝を抜かれる。
そのままJRで横浜。放送ライブラリー(初めて)で、東芝日曜劇場の金字塔、大空真弓山本学主演のドラマ「愛と死を見つめて」前後編を視聴。ついでに「時間ですよ!」第一回、「カックラキン大放送」「キッド」など、堺正章関連を視聴する。ここ、入館料も使用料もタダ、なのだ。基本、一回につき二時間がリミットだが、窓口で再申請(手続きは各ブースで)すれば、延長も可能。検索機能が充実しており、番組名でも、登場するタレント(俳優)名からも見たい放送に近付ける。バカみたいに笑いながらバラエティを見ている閑人もあり、強烈なウンコ臭の人もありで、大変なのだが、ここは穴場なり。見たい番組は山ほどある。また来よう。
帰り、川崎から南武線に乗ったのだが、登戸で降ろされ、電車も遅れ、疲労困憊の道中となる。南武線に乗っていると、なぜか黄昏れたキブンになってくる。かつて、沿線在住の頃はあれほど利用したのに。少し時間がかかって、遠回りでも、東京駅まで出て中央線で帰るのがベスト。
車中ではずっと帚木蓬生『悲素』を読む。