「サンデー」書評「いちおし」ほか、無事送付。阿古真理『昭和の洋食 平成のカフェ飯』(筑摩書房)は、タイトルを見ると、ああ、そういう感じの本ね、と思ってしまうが、なかを読むと、いやいやどっこい。マンガ、映画、小説、料理研究家、主婦雑誌などを資料に、家庭料理の変遷を追う労作である。装丁者の名前がないのはなぜだろう。ぼくの見落としか。
「いちおし」は、やっぱり『レニグラード封鎖』にした。午後、図書館へ本を返却。その足で「ゲオ」へ。「レニングラード 900日の大包囲戦」を借りてくる。女性二人の友情ものがたり、みたいになっている。カニバリズムを匂わせる場面あり。
時事通信から依頼された書評本、小林信也『江戸の都市プランナー』柏書房、届く。「産経」書評、苦労して書いたが、無事パスしたようでひと安心。
遠出できないので、スーパーへ行って、なんやかや、ごちゃごちゃ買ってしまう。一種のストレス解消であるんですね。マスクしたレジの若い女性が、「ドライアイスをお入れしますか」と言ったんだと、あとでわかったが、最初一言も聞き取れず、黙ってしまう。これでは、ぼくの方が変なやつじゃないか。こんなに寒いのに、ドライアイス必要かね。こんなこと、よくあるよ。口から空気がもれるみたいな喋り方をして、そのうえ、マスクをしているから、音がこもってしまうのだ。投げやりでふてくされて言ってもらったほうが、ドスがきいて、むしろよく聞こえるのだ。もちろん、それはそれで腹たつんだが。レジはおばさんがいい。
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カーネーション
「CARNATION EARLY YEARS 1984-1988 BOX」(仮)

2013年4月17日(水)発売
発売元・販売元:P-VINE RECORDS

いよっ、かっこいいねえ。

品番:PCD-18740/3
価格:7,400円(税抜) 7,770円(税込)